【無料】英語音声を文字起こしできる日本語対応アプリ・ツールを比較|精度高める方法も紹介

Web会議ツールが普及したことにより、海外にいる方とでも簡単に会議をすることができるようになりました。例え英語を使った会議でも、会話のメモを取ったり会議後に内容を文字起こしすることがあるかと思いますが、
- 英語の聞き取りをするのが大変
- ネイティブの会話スピードだと聞き取れない場合がある
- 日本語よりも時間がかかってしまう
といった悩みを持つ方は多いかと思います。
そこで本記事では「英語の音声を文字起こしする方法」や「英語の文字起こしに活用できるおすすめのツール」などを紹介していきます。
英語の音声データを文字起こしできるスマート書記はご存知ですか?英語の文字起こしツールの導入を検討しているのであれば、 様々な大手企業や自治体に導入されている「スマート書記」をおすすめします。
- 英語の文字起こしを活用し、作業時間を最大70%削減した実績
- 操作表示は全て日本語なので利用もカンタン
- 大手企業や自治体も導入している安心のセキュリティ
英語の文字起こしを活用して、作業の負担を減らしたい方は、ぜひこの機会にスマート書記の無料トライアルをお試しください。
英語音声の文字起こしが無料でできる2つの方法
まずは、手軽に始めやすい無料ツールとして、読者の皆さんに馴染みの深いGoogle Chromeの機能やMicrosoftのアプリなどをご紹介します。
1.Google Chromeの自動字幕起こし(ライブキャプション)を活用する
普段利用している方も多い、Google Chrome。実は、自動字幕起こし機能(ライブキャプション)があるのをご存知でしょうか?
この自動文字起こし機能は、インターネット上の動画だけでなく、Googleフォトなどにアップロードした動画などに対しても使えます。ですので、ZoomやTeams等の会議の録画ファイルを会議後にアップロードし、字幕をつけることが可能です。また、Chromeブラウザ上でZoomやMeetを起動すれば、オンライン会議でも利用できます。
設定方法
- Google Chromeの右上のメニューから設定を開く
- 設定メニューの「ユーザー補助機能」メニューから「自動字幕起こし」機能をオンにする(デフォルト設定はオフになっています。)

これだけの操作で、Google Chrome上で開いたWeb会議の英語字幕を表示することが可能になります。
実際に、TEDTalksで公式に上がっている動画と文字起こし原稿を使って、内容を見比べながら「自動文字起こし」機能を使ってみました。

コンマ・ピリオドなどまで原文どおりとはいきませんが、高い精度で文字起こしが実行できました。
しかし、残念ながら、この字幕内容をダウンロードしたり、本文を選択してワードなどにコピーすることはできず、発言録や議事録作成の資料として使うのは難しそうです。
ただ、録画ファイルをChrome上で再生して、別途文字起こししたものと見比べるなどのチェックのシーンでは有効活用できそうです。
2.Group Transcribeを活用する
2つ目の方法は、Microsoftの無料iPhoneアプリ「Group Transcribe」。こちらもリアルタイムでの文字起こしが可能です。英語だけでなく、日本語・中国語・フランス語・スペイン語・アラビア語など、80の国と地域で使われている言語に対応しています。
利用方法も簡単で、AppStoreでGroup Transcribeをダウンロードし、名前や言語を選択するだけです。1分程度でセットアップが完了しました。
あとは、画面右下の「開始」ボタンを押し、会話を始めるだけ。
こちらも、先ほどと同じTEDTalksの動画音声を再生しながらテストしてみましたが、精度も高そうです。

また、こちらのアプリは会議参加者に招待コードを送ることで、複数人を同じ会議に招待し、会話内容を文字起こしすることが可能です。加えて、文字起こしをしたファイルを共有してメールに添付したり、ドキュメント等にコピーすることもできるので、発言録や議事録作成に利用することが可能です。
しかし、オンライン会議では利用しづらいことと、1回あたり30分しか利用できない点には注意が必要です。また、残念ながらiPhone専用のため、利用できる人が限られてしまいます。
とはいえ、社用携帯がiPhoneであれば、オフラインでちょっとした打ち合わせをするシーンや、外出先から電話で相談する際の内容をメモに残しておきたいときなどには、とても有効そうです。
外出の多い営業やコンサルなどの職種の方には、きっと使いやすいアプリですね!
精度高く文字起こしするなら文字起こしツールがおすすめ
無料でできる方法にはダウンロードができなかったり、時間制限があったりという課題がありました。また、無料なこともありビジネスで使うには文字起こしの精度に不安があります。
そこで文字起こしに特化した文字起こしツールを検討してみるのもいいでしょう。
文字起こしツールとは、AIを活用して音声を自動で文字情報に変換することができるツールです。現在のようなツールが普及する前は、ICレコーダーなどで、録音した音声を人力で書き起こしていましたが、近年のAIの技術進化に伴って、注目を浴びるようになりました。
文字起こしツールを使うと、音声の録音から文字起こし、その後の議事録作成まで1ツールで完結することができます。また、ツールによっては、日本語だけではなく英語を含む外国語も文字起こしができたり、翻訳までできるものもあります。
文字起こしツールには様々なものが存在しますが、大きく3つのタイプに分類されます。
それぞれのタイプによって特徴や注意ポイントが異なります。下記記事ではそれらのポイントや文字起こしツールの主な機能、選ぶ際のポイントなどを紹介しているので合わせてご覧ください。
参考記事:【2023】無料・有料別文字起こしソフト・ツールおすすめ20選|選び方や機能も解説
「文字起こしツール」がおすすめする3つの理由
ここまで、英語の文字起こしをするためのオススメの方法を紹介しましたが、日々の業務で使いたい場合には文字起こしツールがオススメです。以下で理由を解説します。
理由1:リアルタイムで文字起こしができる
文字起こしツールであれば、会議を録音しながらリアルタイムで文字起こしすることが可能です。業者の場合は、録音した音声データを送り、作業を待たなくてはいけません。業者によってはスピーディーに対応してくれるところもありますが、それでもリアルタイムとは行かないでしょう。
その分、文字起こしの精度に不安を感じるかもしれませんが、AIを搭載している文字起こしツールであればその心配も不要です。誰が発言したのか判別したり、「あー」「ええと」といった言葉を除去する機能を持っているツールを選べば、より便利にツールを活用することができます。
理由2:翻訳機能がついている(ものもある)
英語で文字起こしをするだけでなく、それを日本語に訳して欲しい場合にも文字起こしツールは役立ちます。また録音データさえあれば、設定した言語に何度も翻訳することができるツールもあるため、複数言語に自動文字起こしをすることも可能です。
中にはリアルタイムで自動翻訳された文字起こしを確認することができるツールもあるため、コミュニケーションツールとして活用することもできます。
理由3:議事録作成までできる
最終的に議事録作成まで行う必要があれば、会議後自分で読み返し、手作業で重要なポイントや決定事項をまとめたり、次回の会議までのTODOを整理したりする必要がありますよね。
文字起こしツールを使えば、それらの作業も自動で行ってくれるので、発言録型の議事録も、まとめ型の議事録も簡単に作成することができるようになります。
また、議事録作成の効率化のみならず、作成された議事録を簡単に関係者へ共有できたり、共同編集や管理をすることができるものもあります。
英語の文字起こしツールを選ぶ3つのポイント
ここまで、文字起こしツールがオススメな理由を説明してきました。いざ選ぼうとなると、色々なツールがあり、迷うことかと思います。以下では、英語で文字起こしをしたい方に向けて、ツールの選び方を解説します。
ポイント1:「英語対応」の有無
ツールによっては、日本語の音声しか対応していないものもあります。英語の文字起こしをする上では英語対応は必死機能なので、必ず確認するようにしましょう。
ポイント2:文字起こしの精度
日本語の文字起こしであれば、さっと読むだけで内容に間違いがないか確認できますが、英語の場合その作業も大変です。仮に文字起こしの精度が低く、ミスが多い場合には、内容確認と修正に大きな工数が発生してしまいます。そうならないためにも、文字起こしの精度のより高いツールを選ぶことをオススメします。
ポイント3:操作性
ツールによっては最低限の英語力がないと、使いこなすまでに時間がかかることもあります。というのも、ツール自体が外国のものでサービスサイトや支払い環境、各種機能の説明が英語で記載されているケースがあります。そのため本来英語の文字起こしをしたかったはずなのに、そもそも文字起こしするために、時間がかかってしまい本末転倒になってしまうといったケースがあります。
自分の英語レベルに合わせてツールを選ぶ、不安がある方は日本語対応のツールを選ぶようにしましょう。またシンプルで分かりやすく、誰でも使いやすい仕様か確認しましょう。
英語音声の文字起こしができるおすすめ日本語対応ツール3選
実際に文字起こしツールを検討するにあたり、英語の会議での使いやすさなども考慮して、おすすめツールを選定しました。ぜひ参考にしてみてください。
スマート書記

※引用:スマート書記
スマート書記は累計利用社数2,500社を突破している文字起こしソフト・ツールです。文字起こしを活用して議事録作成の工数削減を目的としています。
プランは基本使用料+文字起こしパックから構成されており、全ての機能が利用可能となっています。
また、Web会議・対面会議に対応できるのはもちろんのこと、Webと対面のハイブリッド型会議にも対応できるのが特徴です。Web会議ツールも選ばないので、ほとんどの会議シーンで文字起こしが利用できます。
スマート書記の特徴
- 英語の文字起こしに対応
- AIによる90%以上の高精度自動文字起こし
- 累計利用社数2,500社以上
スマート書記の費用・料金プラン詳細
- 基本使用料:30,000円 / 月〜 ご利用人数に合わせてお見積り(保存容量含む)
- 文字起こしパック:1ヶ月に文字起こしを利用できる時間をご利用予定に合わせて購入が可能
※無料トライアル:あり(14日間/10時間)
スマート書記利用手順
実際に英語音声の文字起こしをする方法については以下をご参照ください。
英語の音声を文字起こしする方法
英語の音声ファイルや英語の動画ファイルをアップロードする方法
OneMinutes

※引用:OneMinutes
OneMinutesは多言語の自動文字起こしに特化したツールです。10カ国の言語に対応しており、リアルタイムでも文字起こしと翻訳が可能です。そのため海外とのミーティングで活用できる文字起こしソフト・ツールとなっています。
プランはシンプルに2つのPersonalプラン・Enterpriseプランに分かれており、気軽にプランを文字起こしソフト・ツールを体験することができます。
OneMinutesの特徴
- 10ヵ国語の言語に対応したリアルタイム文字起こしと翻訳機能
- 直感的なUI
- リアルタイム共同編集が可能
OneMinutesの費用・料金プラン詳細
- Personalプラン:1,650円 / 月
- Enterpriseプラン:33,000円 / 月〜
※無料トライアル:あり(毎月600分まで利用可能)
COTOHA Meeting Assist

COTOHA Meeting AssistはNTTグループが提供する文字起こしツールです。日本語・英語だけでなく複数の言語に対応しており、自動翻訳をしてくれる機能もあるため、英語の会議で、英語に不慣れな方がいる場合でも利用できます。
プランは基本契約と1ヶ月あたり約50時間分の音声認識、翻訳ができるパックが必須となっており、その他は実際の利用状況に合わせてプランを追加します
COTOHA Meeting Assistの特徴
- 国内の専有型クラウドで管理、万全なセキュリティ対策
- 日本語、英語、中国語など10種類の言語に同時翻訳
- リーズナブルな料金体系
COTOHA Meeting Assistの費用・料金プラン詳細
- 月額料金:50,000円
- その他追加オプションあり
まとめ
本記事では、英語音声を無料で文字起こしする方法をご紹介しました。
無料で文字起こしをする場合は
- Google Chromeの自動字幕起こし(ライブキャプション)
- Microsoftの無料iPhoneアプリ「Group Transcribe」
を活用するのがオススメです。ただしより高い文字起こし精度を求めている方は、文字起こしに特化した文字起こしツールを検討してみるのもいいでしょう。文字起こしツールには
- リアルタイムで文字起こしができること
- 翻訳機能がついているものもあること
- 議事録作成までできること
といった特徴があります。
間違ったツール選択をしないためにも、ツールを選ぶ際には「英語対応しているか」「文字起こしの精度は悪くないか」「操作性が良いか」を特に注意して見ると良いかと思います。
自分にあった文字起こしツールを使って、英語の文字起こし作業を効率化していきましょう。
スマート書記は導入実績3,000社以上を誇るツールです。英語の音声を文字起こし出来るツールがあることはわかったが、結局どう検討すればいいか分からない。このようにお悩みの方はスマート書記で無料トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。 スマート書記が選ばれる理由は以下の3点です。
- 英語の文字起こしを活用し、作業時間を最大70%削減した実績
- 操作表示は全て日本語なので利用もカンタン
- 大手企業や自治体も導入している安心のセキュリティ
英語の文字起こしを活用して、作業の負担を減らしたい方は、ぜひこの機会にスマート書記の無料トライアルをお試しください。