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文字起こし

【最新版】Webexで文字起こしする2つの方法!できない時の対処法まで解説

webexで文字起こしする方法

Webex(Cisco Webex)は、企業向けに提供されているWeb会議ツールです。

しかし、

  • Webexで会議の音声を日本語で文字起こしする手順がわかりにくい
  • 無料で文字起こしできるのか、有料なら何が必要なのか判断できない
  • 字幕や文字起こしが表示されないとき、どこを確認すればよいかわからない

といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Webexで文字起こしする2つの方法を現行の仕様に沿って解説し、日本語対応の注意点、表示されないときの原因別の対処法、議事録作成まで見据えた代替策までをわかりやすくご紹介します。

Webexの文字起こしから議事録づくりまで任せるならOtolio

Otolioは、会議業務を丸ごと自動化するAIエージェントです。Zoom・Microsoft Teams・Google Meet・Webexなど主要なWeb会議ツールに対応し、録音から文字起こし、好きなフォーマットでの議事録作成までをAIが自動で進めます。文字起こしの認識精度は90%以上で、累計8,000社以上の利用実績があります。設定の複雑さや精度に悩む前に、自社の会議でそのまま試してみてください。

目次

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Webexの文字起こしでできること

Webexでは、会議中の発言をクローズドキャプション(字幕)として文字起こしできます。日本語は有料プランであれば、リアルタイム翻訳ライセンスなしで利用できます。無料アカウントで文字起こしできる音声言語は、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語の5言語です。

また、Webex Suite会議プラットフォームでCisco AI Assistantを有効にすると、録画しなくても会議後に要約とトランスクリプトを保存できます。録画を残す場合は、User Hubの録画からトランスクリプトをダウンロードする方法もあります。

1. 文字起こしは「字幕」として画面に表示する

Webexでは、会議中の発言をクローズドキャプション(字幕)としてリアルタイムに表示できます。

会議中に内容を追いたい場合は字幕を使い、会議後に振り返りたい場合はCisco AI Assistantや録画のトランスクリプトを使います。

2. 日本語は有料プランなら追加ライセンスなしで使える

日本語で文字起こしするために、リアルタイム翻訳ライセンスを追加で契約する必要はありません。字幕・文字起こしに使える音声言語は16あり、日本語もその中に入っています。分かれ目になるのは契約プランです。

契約の状態 日本語の字幕・文字起こし 条件
有料プラン 使える 日本語を含む16の音声言語が対象。追加のライセンスは不要
無料アカウント 使えない 文字起こしの対象は英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語の5言語のみ
リアルタイム翻訳ライセンス 日本語だけなら不要 120以上の字幕言語へ翻訳するときに必要

無料アカウントで「日本語が選べない」となるのは、文字起こしの対象になる音声言語が5つに限られ、そこに日本語が含まれていないためです。有料プランでは、リアルタイム翻訳ライセンスを追加しなくても日本語を選べます。表示されない場合は、管理者設定や利用している会議プラットフォームも確認してください。

会議ツールが変わると、日本語を使うための条件も変わります。Google Meetでは契約エディションが分かれ目になるため、Google Meetで文字起こしを使える条件は別に確かめておくと迷いません。

参照:会議やウェビナーでリアルタイム翻訳を表示する

Webexで文字起こしする2つの方法

やり方は2つあります。Webexに備わっている字幕・文字起こし機能を使う方法と、会議の音声を文字起こしソフトに取り込む方法です。手順も、向いている場面も違います。

1. Webex標準の字幕・文字起こし機能を使う

先に押さえておきたいのは、立場と機能によってできることが異なる点です。リアルタイム文字起こしの音声言語は基本的に主催者が選択し、Webexアプリでは共同主催者も条件に応じて選択できます。

参加者は字幕を各自で表示できます。リアルタイム翻訳ライセンスがある場合は、参加者ごとに翻訳先の字幕言語を選択できます。Cisco AI Assistantの会議要約は、既定では主催者・共同主催者が開始・停止します。

現行のWebexアプリでは、メニューを深くたどる必要はありません。会議画面のボタンから操作できます。

会議中に字幕を表示する手順(パソコン)

  1. 画面左下の「字幕を表示」ボタンを選ぶ
  2. 字幕パネルを開き、発言をリアルタイムでテキスト表示する
  3. 必要に応じて字幕の言語を設定する。翻訳先の字幕言語を選ぶ場合は、リアルタイム翻訳ライセンスが必要
webex

会議中に字幕を表示する手順(スマートフォン)

  1. 「その他のオプション」をタップする
  2. 「字幕」を選ぶ
  3. 字幕をオンに切り替える

スマートフォンやタブレットは画面が小さく、長い会議で字幕を追い続けるのには向きません。移動中に要点を拾いたいときなど、補助として使うとよいでしょう。

会議後にトランスクリプトを見返す手順

会議後にトランスクリプトを見返す方法は、Cisco AI Assistantを使う方法と、録画のトランスクリプトを使う方法があります。Webex Suite会議プラットフォームでAI Assistantを有効にし、「要約とトランスクリプトを保存する」が選択されていれば、録画しなくても会議後に確認できます。

AI Assistantの要約・トランスクリプトは、会議後に主催者のWebexアプリアカウントへ保存されます。録画を残した場合は、User Hubの「録画」から録画のトランスクリプトを確認する方法もあります。機能が表示されない場合は、組織の管理者による有効化状況も確認してください。

なお、Webexでは、会議を録画・要約・文字起こしする前に参加者の同意が必要と案内しています。組織で明示的な同意機能を有効にしている場合は、参加者側で同意の操作が必要です。会議の冒頭でも、記録することをあらかじめ伝えておきましょう。

参照:Webexアプリ|会議におけるCisco AIアシスタント

2. 文字起こしソフト・AI議事録ツールに音声を取り込む

2つ目は、Webexの音声を文字起こしソフトやAI議事録ツールに取り込む方法です。文字起こしソフトとは、AIで音声を自動的にテキストへ変換するソフトを指します。議事録づくりのほか、インタビューや面談のメモ作成にも使われます。

使い方は2タイプに分かれます。

  • リアルタイム型:会議の音声をその場でテキスト化し、会議中に内容を確認する。製品によっては、その場で編集できる
  • アップロード型:録音・録画データを会議後に取り込み、処理が完了してからテキストを確認する

会議中の発言をすぐ確認したいならリアルタイム型、録画を確実に残してから文字にしたいならアップロード型が向いています。文字起こしに特化したツールには、話者の識別や編集機能に強みがあるものもあります。

精度の高さは、そのまま修正作業の時間に効いてきます。固有名詞や専門用語が変換されないと、あとから一語ずつ直すことになるからです。

もう一つの利点は、製品によっては複数のWeb会議ツールや対面会議で運用を統一できることです。Webex、Zoom、Microsoft Teamsなど複数の会議ツールを併用している組織では、対応範囲の広い製品を選ぶと手順をそろえやすくなります。ツール別の進め方は、Web会議の文字起こしを自動化する方法にまとめています。

Webexの文字起こしはダウンロードできる?

ダウンロードできます。現在は、会議中に字幕パネルから保存する方法、Cisco AI Assistantで会議後にトランスクリプトを保存する方法、MP4録画のトランスクリプトをUser Hubから保存する方法を分けて考えると整理しやすいです。AI Assistantを利用できる環境では、録画しなくても会議後のトランスクリプトを残せます。

保存の経路 操作するタイミング 必要な条件 保存される形
字幕パネルから保存 会議が終わる前 管理者が会議中のトランスクリプト保存を許可していること。録画は不要 字幕パネルからテキストファイルを保存
Cisco AI Assistantから保存 会議のあと Webex Suite会議プラットフォームでAI Assistantを利用し、「要約とトランスクリプトを保存する」が有効であること Webexアプリから確認・ダウンロード
User Hubから保存 会議のあと ビデオ中心のMP4録画があり、録画トランスクリプトが作成済みであること 録画のページからダウンロード

1. 会議中に字幕パネルから保存する

  1. 主催者・共同主催者はCisco AI Assistantを起動する(参加者は字幕をオンにする)
  2. 会議が終わる前に、字幕パネル上部の「ダウンロード」を選ぶ
  3. 保存場所を選んで保存する

字幕パネルから手動でダウンロードする場合は、会議が終わる前に操作する必要があります。録画しなくてもテキストだけを残せますが、Webexの管理者がトランスクリプトの保存を許可していることが条件です。

参照:Webex アプリ|ミーティングを録画せずにミーティングの音声テキストをダウンロードする

2. 会議後にCisco AI Assistantから保存する

録画を残さずに会議後のトランスクリプトを残したい場合は、Webex Suite会議プラットフォームのCisco AI Assistantを使います。

  1. 会議中にCisco AI Assistantを起動する
  2. AI Assistantの設定で「要約とトランスクリプトを保存する」を選ぶ
  3. 会議後、Webexアプリの「ミーティング」から会議の要約を開く
  4. 「会議コンテンツをダウンロード」からトランスクリプトを選んで保存する

AI Assistantでは、録画しなくても会議後に要約とトランスクリプトを保存できます。利用できない場合は、組織の管理者設定を確認してください。

3. MP4録画のトランスクリプトをUser Hubから保存する

  1. User Hubにサインインする
  2. 「録画」から「ミーティング」を開く
  3. 該当の録画を選ぶ
  4. 「トランスクリプト」パネルの「ダウンロード」を選ぶ

この経路は、ビデオ中心のMP4録画で利用できます。

4. 保存し損ねないための事前確認

取り損ねを防ぐため、会議開始時に使う経路に応じて次の点を確認しましょう。

  • AI Assistantで会議後に残すなら、AI Assistantが起動し「要約とトランスクリプトを保存する」が有効か
  • 録画のトランスクリプトを使うなら、録画がオンか
  • 字幕パネルから保存するなら、字幕がオンか
  • 会議の音声言語が日本語になっているか

MP4録画に対して「すべてのMP4録画の録画トランスクリプトを作成する」を使う場合、自動文字起こしの対象は英語音声のみです。日本語の会議では、この録画トランスクリプトではなく、Cisco AI Assistantのトランスクリプトや会議中の字幕保存を使い分けてください。録画トランスクリプトは、通常は会議時間の2倍以内に生成されます。

ここまで手間をかけて残す意味は、あとから効いてきます。文字起こしが残っていれば、会議に出られなかった人が全体を聞き直さずに、必要な箇所だけをたどれます。まとめた議事録には、書いた人が重要だと判断した範囲しか入りません。元の会話に戻れる状態があるほうが、後になって判断がぶれにくくなります。

置き場所も確かめておきたいところです。保存先は、利用する機能によって異なります。Cisco AI Assistantの要約・トランスクリプトは会議主催者のWebexアプリアカウントに保存され、録画トランスクリプトはUser Hubの録画に紐づきます。

担当者が変わる場合も想定し、組織内でアクセス方法を確認しておきましょう。会議ツールによってテキストの残り方は違うため、Teamsで文字起こしを残す手順とあわせて社内の運用を決めておくと安全です。

参照:ミーティングとウェビナーで録画の音声テキストを作成する

Webexで文字起こしができない・表示されないときの対処法

「字幕が表示されない」「日本語が選べない」「会議後に文字起こしが見当たらない」。つまずく理由は、いくつかに分かれます。当てはまりそうなものから順に確認してみてください。

1. 契約プランと利用できる言語を確認する

日本語の字幕や文字起こしが選べないときは、まず契約プランを確認します。無料アカウントでは文字起こしできる音声言語が5つに限られ、そこに日本語が含まれていません。

有料プランであれば、日本語はリアルタイム翻訳ライセンスを追加しなくても選べます。それでも日本語が選べない場合は、管理者設定や利用している会議プラットフォームを確認しましょう。

2. 主催者側の有効化と音声言語の設定を確認する

字幕や文字起こしの一部は、主催者側で有効にしておく必要があります。会議で使う音声言語は、主催者(Webexアプリでは共同主催者も)が選ぶか、自動検出で決まります。一方、字幕の表示言語を選ぶのは参加者です。この切り分けを知らないと、自分の画面だけで解決しようとして行き詰まります。

参加者の立場で字幕が出ないときは、まず自分の画面で字幕をオンにし、会議の音声言語が正しく設定されているかを確認します。字幕パネル自体が利用できない場合は、管理者設定も確認してください。Cisco AI Assistantの会議要約を使う場合は、既定では主催者・共同主催者が開始します。

3. 録画・字幕・AI Assistantの設定を会議の開始時に確認する

「会議後にトランスクリプトが見当たらない」ときは、使う経路に応じた設定を確認します。AI Assistantで会議後に残すなら「要約とトランスクリプトを保存する」、録画トランスクリプトを使うなら録画と文字起こしの設定、会議中に保存するなら字幕をオンにしておきます。録画はすべての経路で必須ではありません。

AIによる要約や録画内の文字起こしが表示されない場合は、管理者による有効化が要ることもあります。情報システム部門に相談してみてください。

4. 録音環境やアプリの違いを見直す

字幕は表示されるものの、内容が正しく変換されない場合は、音声環境が原因になっていることがあります。文字起こしの精度は、AIの性能だけでなく音声データの品質にも左右されます。

見直す点は3つです。

  • マイクを話し手の近くに置く(距離が開くほど反響音を拾いやすくなる)
  • 空調の吹き出し口や窓のそばなど、雑音が乗りやすい席を外す
  • 発言の重なりを避け、一人ずつ話す進め方を会議の冒頭で決めておく

また、WebexはWeb版でも使えます。ただしWeb版には、リアルタイム翻訳など一部の機能に制限があります。字幕ボタンが見当たらないときは、Webexアプリを最新版に更新する、別の環境で試す、といった切り分けも有効です。

参照:Cisco公式「会議やウェビナーでリアルタイム翻訳を表示する」

録音環境の整え方をもう一段詳しく知りたい方に向けて、音声の品質とAIの両面から精度を整理した記事があります。マイクの置き方から話し方の工夫まで、今日の会議から試せる内容です。

参考記事:文字起こしの精度を上げる4つの方法|マイク距離・向き・環境音・話し方

Webexの文字起こしから議事録を作る

文字起こしが手に入っても、作業はまだ終わりません。テキストと議事録のあいだには、人が判断する工程が残ります。

1. Webexの文字起こしはそのまま議事録にできる?

自動トランスクリプトは、そのまま法的な議事録や記録として使う前提のものではありません。Ciscoも、自動の音声テキストには誤りの可能性があり、法的な議事録や記録としては使用できないと案内しています。AIによる要約や整理を使う場合でも、誤変換や決定事項に問題がないかは人が最終確認しましょう。

会議ツールに付いているAIで要約まで出せれば、確認の手間は減らせます。Microsoft 365を使っている組織なら、Copilotで文字起こしがどこまでできるかもあわせて見ておくと、判断の材料が増えます。

2. 文字起こしから議事録に仕上げる手順

作業の順番を決めておくと、毎回の迷いが減ります。次の4ステップで進めてみてください。

  1. 発言の重複と口ぐせを落とす:「えーと」「あの」や言い直しを削り、読める文にする
  2. 決定事項と保留事項を分ける:決まったことと、次回に持ち越したことを別の見出しに置く
  3. 担当者と期限を拾う:「誰が」「いつまでに」が抜けている項目は、会議中に確認しておく
  4. 固有名詞と数字を音声で確かめる:社名・製品名・金額は誤変換が起きやすいため、元の音声に戻る

固有名詞や数字に誤変換があると、確認に時間がかかります。テキストだけでは判断しにくい場合は、元の音声に戻って確認しましょう。元の音声へすぐ戻れる状態を作っておくと、確認作業を進めやすくなります。

3. 標準機能・文字起こしソフト・AIエージェントの違い

「どこまでを自動にしたいか」で、選ぶ手段は変わります。

比べる点 Webex標準機能(字幕・Cisco AI Assistant) 文字起こしソフト 会議業務を自動化するAIエージェント(Otolio)
日本語の文字起こし 有料プランなら追加ライセンスなしで使える。無料アカウントは対象外 ツールにより対応 対応(認識精度90%以上)
テキストの残し方 会議中は字幕パネルから保存。AI Assistantなら録画なしで会議後にも保存でき、録画時はUser Hubからもダウンロード可能 製品によりリアルタイム表示や録音・録画データの取り込みに対応 会議の予定に合わせて自動で録音し保存
議事録になるまで AI Assistantで要約やアクションアイテムを生成できる。重要な内容は最終確認が必要 製品によりテキスト化から要約・議事録作成まで対応 決めた書式の議事録まで自動で作成
向いている場面 Webex内で字幕・要約・トランスクリプトを利用したいとき 必要な編集機能や対応範囲を基準に選びたいとき 議事録づくりまで任せたいとき

Webexの標準機能は、会議画面でそのまま字幕を表示できるのが利点です。ただし、文字起こし精度は音声環境や発話条件にも左右され、必要に応じて修正が発生します。文字起こしソフトは、製品によって話者識別・編集・要約・共有などの対応範囲が異なります。どこまで自動化したいかを基準に比較しましょう。

選ぶときには、精度のほかにも効いてくる基準があります。Otolioが実施した250件以上の導入企業アンケートでは、セキュリティが選定の決め手として繰り返し挙がりました。なかでも、社内の審査を通せるかを最初の関門に挙げる声が目立ちます。文字起こしの手段を選ぶ際も、セキュリティを比較軸に入れて確認しておくとよいでしょう。

4. 議事録づくりまで含めて自動化するという選択肢

議事録づくりは、本業を圧迫しやすい作業です。同アンケートでは、会議後に音声を聞き直して議事録を作る負担も繰り返し挙がっています。文字起こしだけを速くしても、内容の確認や整理、共有の工程は残ります。

Otolioは、会議業務を丸ごと自動化するAIエージェントです。Webexをはじめ、Zoom・Microsoft Teams・Google Meetなど主要なWeb会議ツールに対応し、対面の打ち合わせでも使えます。録音から文字起こし、好きなフォーマットでの議事録作成までをAIが自動で進めます。

認識精度は90%以上です。特許を取得した独自アルゴリズムにより、使い続けるほど各社の固有名詞や専門用語に合っていきます。あわせて、入力した音声を外部のAI学習には使いません。機密性の高い会議でも、社内で運用しやすい設計です。

この「外部に預けてよいのか」という問いは、実際の検討でも表に出てきます。Otolioの商談でも、自社が録音したデータを外部サービスに預けてよいかを先に確認する担当者がいます。技術面の安全性と取引先への説明のしやすさは、別の論点として確認する必要があります。

機密性の高い会議ほど、この論点は重くなります。株式会社大和バルブでは、役員会の議事録を役員自身が作成していました。情報漏洩の懸念から、議事録の専任担当者を会議に入れられなかったためです。過去には無料のツールで文字起こしを試したものの、文章として認識するのが難しく断念しています。

Otolioの導入後は、役員会の議事録作成時間を約50%削減しました。機密性の高い会議では、データの扱いやアクセス権限まで含め、情報を適切に管理できる仕組みを選ぶ必要があることがわかる事例です。

参考記事:機密性の高い役員会の議事録作成時間を50%削減|株式会社大和バルブ

Webexの標準機能で足りる人もいれば、議事録づくりまで任せたい人もいます。自社がどこまでを自動にしたいのかを基準にすると、選ぶときに迷いません。

まとめ|Webexの文字起こしは残し方まで決めて使おう

Webexでは、会議中の発言を字幕として文字起こしできます。日本語は有料プランであれば、リアルタイム翻訳ライセンスなしで利用できます。無料アカウントでは日本語の文字起こしは対象外です。

テキストを残す方法には、会議中に字幕パネルからダウンロードする方法、Cisco AI Assistantで会議後の要約・トランスクリプトを保存する方法、MP4録画のトランスクリプトをUser Hubからダウンロードする方法があります。AI Assistantは、設定によっては録画なしでも会議後のトランスクリプトを残せます。

字幕や文字起こしが出ないときは、契約プラン、管理者・主催者側の設定、AI Assistantや録画の設定、音声環境を順に確認しましょう。

自動の文字起こしには誤りが含まれる可能性があります。AIで要約・整理まで自動化する場合でも、重要な内容は人が最終確認する前提で使いましょう。どこまでを自分で行い、どこからを自動化するのかを決めたうえで、発言を「出す」だけでなく「どう残すか」まで考えてみてください。

ここまで読んで、「結局、自社の会議ではどの経路が現実的なのだろう」と感じた方もいるかもしれません。設定を一つずつ切り替えて確かめるのは、思っているより時間のかかる作業です。そのあいだにも会議は毎週やってきます。手順を机の上で比べ続けるより、次の1回の会議でそのまま試したほうが、答えは早く出ます。

会議が終わった時点で、議事録が手元にある状態へ

字幕を出す操作も、終了前にダウンロードする操作も要りません。Otolioはカレンダーの予定に合わせて録音を始め、文字起こしから決めた書式の議事録づくりまでを自動で進めます。音声を外部のAI学習に使わないため、機密性の高い会議でも運用しやすい設計です。まずはいつものWebex会議に1回つないで、終わったあとに手元へ残るものを見比べてみてください。

この記事を書いた人
エピックベース株式会社|マーケティング部|青木喬平

2023年にエピックベースに入社し、累計利用社数8,000以上「Otolio」のマーケティングを担当。 本ブログでは、議事録・文字起こし・生成AI・AIエージェントに関するノウハウや、企業が業務効率化の実現・DXの推進に必要な情報を現場のリアルな視点からお届けしています。 ※ 本ブログはOtolio運営元であるエピックベース株式会社の社員が執筆・編集しています。

よくある質問とその回答

Q. Webexの文字起こしは無料でできますか?

無料アカウントで文字起こしできる音声言語は、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語の5つです。日本語は含まれていません。日本語で文字起こしするには、有料プランが必要になります。

Q. Webexで日本語の文字起こしにリアルタイム翻訳ライセンスは必要ですか?

必要ありません。日本語を含む16の音声言語は、追加のライセンスなしで字幕・文字起こしに使えます。リアルタイム翻訳ライセンスが要るのは、120以上の字幕言語へ翻訳する場合です。

Q. Webexの文字起こしをダウンロードする方法はありますか?

あります。会議中なら字幕パネル上部の「ダウンロード」から保存できます。Webex Suite会議プラットフォームでCisco AI Assistantを有効にしている場合は、録画しなくても会議後に要約・トランスクリプトを保存できます。録画を残した場合は、User Hubの「録画」から録画トランスクリプトをダウンロードする方法もあります。

Q. 会議が終わったあとに文字起こしを見返せますか?

見返せます。Cisco AI Assistantで「要約とトランスクリプトを保存する」が有効なら、録画しなくても会議後に主催者のWebexアプリアカウントから確認できます。録画のトランスクリプトを使う場合は、会議中に録画と必要な文字起こし設定を有効にしておきましょう。

Q. 文字起こしから議事録作成まで自動化する方法はありますか?

会議業務を自動化するAIエージェントを使う方法があります。たとえばOtolioは、Webexをはじめとする主要なWeb会議ツールにつなぐと、録音から文字起こし、決めた書式の議事録づくりまでを自動で進めます。認識精度は90%以上で、議事録にかかる時間を大きく減らした利用実績があります。

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