【2024】Googleドキュメントで文字起こしする方法!PC・スマホでのやり方も解説
この記事でわかること
- Googleドキュメントで文字起こしをする方法
- Googleドキュメントで文字起こしをする際に気をつけたいポイント
- より高い精度で文字起こしができるおすすめの文字起こしソフト6選
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日々の会議の議事録やインタビュー・商談のドキュメント作成などでまとめるためにも、文字起こしして文章を確認したいという方も多いかと思います。
ただ、自分で文字起こしをするのには、時間や労力がかかり大変な作業となってしまいます。文字起こしを手作業で行う人のなかには、「どうにかこの時間や労力を削減できないか」と考えている方も多いと思います。
そこで本記事では、普段利用されていることも多い「Googleドキュメント」で文字起こしをする方法についてご紹介します。
- Googleドキュメントではどんな方法で文字起こしができるのか
- スマホ・PCでどうやって具体的に文字起こしをすればいいのか
- もっと精度高く文字起こしする方法はないのか
とお悩みの方はぜひご覧ください。
- 「えー」や「あの」など意味をなさない発言をカットして文字起こししたい
- 誰が発言したか可視化したい
- 文字起こしをまとめる作業も自動化したい
このような文字起こしのお悩みがあれば、ぜひ一度AI議事録サービス「スマート書記」の文字起こしをお試しください。
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Googleドキュメントとは
引用:Googleドキュメント
Googleドキュメントとは、Google社が提供する文章作成ツールです。
Wordのように文書の作成や編集ができ、複数人が共同で編集することも可能です。無料で使うことができますが、使用するためにはGoogleアカウントが必要になります。
すでにGoogleアカウントをお持ちの方は、下記の手順でGoogleドキュメントを開いてみましょう。
Googleドキュメントの使い方
- パソコンで、Google ドキュメントのホーム画面(docs.google.com)を開く
- 左上の [新しいドキュメントを作成] の下にある「空白」アイコンをクリックする
Googleドキュメントで文字起こしをする方法
まずは、文字起こしをする場合の状況を整理してみましょう。文字起こしをする方法は主に
- 音声入力(自身の発言をそのままドキュメントに文字起こしされるもの)
- 音声ファイルのアップロード(ICレコーダーやボイスメモなど録音した音声ファイルをアップロードすることで文字起こしされるもの)
の2つに分けることができます。
Googleドキュメントが対応している文字起こし方法は、音声入力による文字起こしです。この「音声入力による文字起こし」はPC・スマホ両方に対応しています。
一方で、音声のアップロードについては外部ツールを活用する必要があります。ただし、外部ツールを活用した場合でも、Googleドキュメントからスマホで文字起こしすることはできません。スマホで文字起こしをしたい場合は、文字起こしに特化した「文字起こしソフト」を活用する必要があります。
■Googleドキュメントで文字起こしできる方法デバイス別・文字起こし方法のまとめ
方法 | 音声入力(自身の声を録音する) | 音声ファイルのアップロード |
---|---|---|
PC | ◯ | △ 外部ツールと連携することで Googleドキュメントで文字起こしが 可能になる |
スマホ | ◯ | × 文字起こしソフトを活用する必要がある |
ここからは
- Googleドキュメントの音声入力を活用して文字起こしをする方法
- Googleドキュメントで音声をアップロードして文字起こしをする方法
の2つの方法について具体的にどのように文字起こしをするのか、またデバイスごとに整理して解説できればと思います。
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【方法1】Googleドキュメントの音声入力を活用して文字起こしをする
この方法では、Googleドキュメントの「音声入力機能」を活用することで、音声の文字起こしができます。
「音声入力機能」は、パソコンやスマホのマイクで拾った音声を自動で文字起こしする機能です。音声入力機能を起動しながら会議などで利用すると、リアルタイムにマイクから入力された音声が文字起こしされます。
【PC】音声入力の文字起こしをする方法
- Googleドキュメントを開き、上部にある「ツール」をクリック
- 「音声入力」を選択しクリックするとマイクのアイコンしたものが表示される(Windows:Ctrl+Shift+S、Mac:⌘+Shift+S)
- マイクをクリックして文字起こしを開始、もう一度押すと文字起こしが終了
【スマホ】音声入力の文字起こしをする方法
- Googleドキュメントを開き、キーボード右下のマイクアイコンをクリック
音声入力機能を使った文字起こしをする際の注意点
この文字起こし方法はあくまでも、自分の音声をタイピングの代わりに文字起こしする方法になります。
つまり、Web会議に参加している相手側の音声は文字起こしされないため、注意してください。もし相手側の音声も文字起こししたい場合は
- Googleドキュメントの共有機能を使って、ドキュメントのURLを共有する
- 参加者がそれぞれの端末でWeb会議ツールとGoogleドキュメントを開く
- 同時に音声入力機能を使って、文字起こしを開始する
の操作をすることで文字起こしは可能になりますが、Googleドキュメントの音声入力機能は、音声データが残らず、万が一うまく文字起こしできなかった場合に大変なことになりかねません。
上記の方法で不安な場合は、「文字起こしソフト」の活用を検討してみましょう。文字起こしソフトについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
参考記事:【2024】文字起こしソフトおすすめ20選!無料ツールの比較や選び方も解説
【方法2】外部ツールと連携して音声ファイルを文字起こしする
ステレオミキサーや仮想オーディオデバイスを使えば、音声データやYouTubeなどの動画から流れてくる音声も文字起こしすることが可能です。また、Googleドキュメントの音声入力機能でも、相手側の音声を文字起こしすることが可能になります。
ただしこれらは、Googleドキュメント以外のソフトやアプリを活用しながら実施します。
WindowとMacで使用できるアプリが異なっていたり、それぞれのアプリでマイクの設定方法が異なっていたりと、設定が大変な部分がありますので注意してください。また、前述した通り、この方法はPCのみが対応可能です。
ここでは、WindowsとMacそれぞれの代表的なやり方をご紹介します。
【PC】Windowsの「ステレオミキサー」で文字起こしする方法
ステレオミキサーとは、マイク入力の音声とPC端末内で再生した内部音声を、同時に録音することができる機能です。Windows10以降で搭載されています。もし以下の操作で「ステレオミキサー」がなければ、インストール作業から必要になります。
ステレオミキサーで文字起こしするには、設定にひと手間ふた手間かかります。以下に操作手順を説明します。
1. ステレオミキサーを既定のデバイスとして設定する
まずは、録音に使用するデバイスがステレオミキサーになるように設定しましょう。手順は以下の通りです。
- モニター右下の「音量調整」アイコンを右クリックする
- メニュー内の「サウンドの設定」をクリックする
- ウィンドウを下の方にスクロールして、「サウンドの詳細設定」をクリックする
- サウンド設定画面の「録音」タブを選択する
- ステレオミキサーを右クリックして「規定のデバイスとして設定」を選択する
2. システムとGoogle Chromeの入出力デバイスを設定する
ステレオミキサーの設定の最重要ポイントは、入力設定と出力設定どちらも「Realtek(R) Audio」を選択することです。そのため、ステレオミキサーを用いた文字起こしをする際は、使用するPCのイヤホンジャック部分にミニステレオプラグ端子で接続できる、イヤホンもしくはヘッドホンを差し込みましょう。
その後は以下の手順で、システムとGoogleChromeの入出力設定を行ないます。
- Google Chromeを立ち上げておく(Chrome上では設定しません)
- モニター右下の「音量調整」アイコンを右クリックする
- メニュー内の「音量ミキサーを開く」をクリックする
- システムの「出力デバイス」を「ヘッドホン(Realtek(R) Audio」、「入力デバイス」を「ステレオミキサー(Realtek(R) Audio」に設定する
- アプリ「GoogleChrome」の「出力デバイス」を「ヘッドホン(Realtek(R) Audio」、「入力デバイス」を「ステレオミキサー(Realtek(R) Audio」に設定する(GoogleChromeを立ち上げていないとこの項目は表示されません)
3. ステレオミキサーを使用して、音声データから文字起こしをする
ステレオミキサーの設定が完了したら、以下の手順で文字起こしをすることができます。
- Googleドキュメントを開き、上部にある「ツール」をクリック
- 「音声入力」を選択しクリックするとマイクのアイコンしたものが表示される(Windows:Ctrl+Shift+S)
- 音声・動画データを再生
- マイクをクリックして文字起こしを開始、もう一度押すと文字起こしが終了
Googleドキュメントから別のウィンドウに移動してしまうと、「音声入力」が停止されてしまうので、必ず音声・動画データを再生してから、Googleドキュメントのマイクボタンをクリックして文字起こしを開始しましょう。
なお、Macについては標準でサウンドミキサー機能が搭載されていないため、仮想オーディオデバイスをインストールして設定する必要がありますので、以下で詳しく解説します。
【PC】Macのアプリ「BlackHole」で文字起こしをする方法
Macにはいくつかの仮想オーディオデバイスアプリが存在しますが、ここでは無料アプリ「BlackHole」を使用した文字起こし方法についてご紹介します。
引用:BlackHole
そもそもアプリがない方は以下の方法でアプリのインストールから実施してください。
- 「BlackHole」の公式サイトへアクセス
- メールアドレスと名前、名字を入力し、「Send Link to Download」をクリック
- 指定したメールアドレスにメールが届き、メール内のURLをクリック
- 「BlackHole」のダウンロードページにアクセスできるので、「BlackHole2ch」「BlackHole16ch」をダウンロードし保存
- 「BlackHole2ch」「BlackHole16ch」をインストール
BlackHoleのインストールが完了したら、以下の手順で文字起こしをすることができます。
- Macのメニューバーにあるコントロールセンターをクリック
- 表示されたコントロールセンターの「サウンド」をクリック
- サウンドの「出力」にある「BackHole」をクリック
- Googleドキュメントを開き、上部にある「ツール」をクリック
- 「音声入力」を選択しクリックするとマイクのアイコンしたものが表示される(Mac:⌘+Shift+S)
- 音声・動画データを再生
- マイクをクリックして文字起こしを開始、もう一度押すと文字起こしが終了
Googleドキュメントで文字起こしができないときの対処法
Googleドキュメントで文字起こしができないときはいくつかの要因が考えられますが、主にマイクの設定に原因があることが考えられます。以下にマイクの設定の確認方法をご紹介します。
ブラウザのマイクをONにする
Googleドキュメントで文字起こしをするためには、ブラウザのマイク設定をONにする必要があります。マイク設定をONにするための具体的な手順についてはそれぞれのパソコンによって異なりますが、一般的にMacはシステム設定、Windowsは設定から行います。ただし具体的な手順についてはパソコンのマニュアルを参考にしましょう。
ブラウザのマイクをONにしても文字起こしができないときは?
ブラウザのマイクをONにしても、文字起こしができない場合はマイクが故障している、またはGoogleドキュメント以外で利用しているツールのマイク設定が上手くいっていない可能性があります。他ツールのサポートページなどからマイク設定の方法を確認するようにしましょう。
Googleドキュメントで文字起こしする際の5つの注意点
Googleドキュメントは無料で手軽に使えるというメリットがある一方、文章作成に特化しているツールであることから、文字起こしの精度や機能が充実しているわけではありません。
以下で、Googleドキュメントで文字起こしを行う場合の注意点について詳しく解説します。
1. 音声データが残らない
Googleドキュメントの音声入力機能は、入力された音声を録音する機能は有していません。そのため、音声データが残らず、万が一うまく文字起こしできなかった場合に、再度聞き返して文字起こしするということが難しくなります。
重要な会議などで利用する場合には、Web会議のレコーディング機能もしくは、別にボイスレコーダーやスマホのボイスメモを用意するなどして、音声データも残しておくことを強くおすすめします。
2. 発言者の区別ができない
音声を文字に起こすことはできますが、「誰がその発言をしたのか」まで特定することはできません。話者がほぼ一人の場合はそこまで問題ではありませんが、複数人で議論をする場合などは有効活用できない可能性があります。
3. 内容の区切りが判断しずらい
Googleドキュメントの文字起こしでは、句読点(「、」や「。」)が入らないため、内容の区切りが判断しにくくなっています。手作業と同じような文字起こし結果を望んでいる場合には、期待している結果と異なることもあるので、注意が必要です。
4. 途中で勝手に停止してしまう可能性がある
Googleドキュメントの音声入力は、以下のような場合に途中で停止することがあります。
- 発言者が頻繁に入れ替わったとき
- 会議の時間が長すぎるとき
- 長い時間誰も発言せず、沈黙が続いたとき
このため、Googleドキュメントを文字起こし目的で使う場合、発言と発言との間で静寂が発生する可能性のある場面では不向きでしょう。
5. 音声データをアップロードして文字起こしすることはできない
音声入力機能や仮想オーディオデバイスを使用すれば、リアルタイムで入力された音声を文字起こしすることはできますが、スマホやICレコーダーなどで録音した音声をアップロードして文字起こしすることはできません。
音声データをアップロードして文字起こししたい方は、次に紹介する文字起こしソフトの使用をおすすめします。
もっと楽に高い精度で文字起こしをしたいなら「文字起こしソフト」がおすすめ!
上記で説明した注意点からもわかるように、音声入力機能でいう「文字起こし」は、あくまで、文字の入力を「補助」してくれる役割であり、簡単にメモを取りたいときなどには向いていますが、会議やインタビューなどの長時間にわたる音声の文字起こしは、元より想定された使い方ではありません。
この注意点をすべて解決してくれるのが「文字起こしソフト」です。
実際にGoogleドキュメントを文字起こし作業で使ってみたものの、自分が意図した使い方ができなかった、という方はぜひ「文字起こしソフト」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
文字起こしソフトは、文字起こしすることをメインの機能として提供していることもあり、精度や使い勝手がとてもよいものが多くあります。また、文字起こし以外の機能も豊富にそろえているソフトも多数存在します。PCとスマホ別でおすすめの文字起こしソフトをご紹介します。
【PCで使える!】機能が豊富なおすすめの文字起こしソフト3選
ひとくちに文字起こしソフトと言っても種類は様々です。ここでは、機能が豊富なPC版おすすめのソフトを3つピックアップしてご紹介します。ぜひ導入の参考にしてください。
1. スマート書記
引用:スマート書記
スマート書記は累計利用社数5,000社を突破しているAI議事録ツールです。文字起こしを活用して議事録作成の工数削減や共有・管理の工数削減も実現できます。
また会議中の音声の聞き直しができるように、録音中に取ったメモと音声が自動で紐付く機能もあるため、振り返りがしやすいのも特徴の一つです。
スマホアプリもあるため、Googleドキュメントでは対応できなかったスマホでの音声ファイルアップロードも対応可能です。またWeb会議・対面会議に対応できるのはもちろんのこと、Webと対面のハイブリッド型会議にも対応できるため、ほとんどの会議シーンでツールを利用することができます。
スマート書記の特徴
- フィラー除去や用語登録で高精度な文字起こしを実現
- 文字起こし結果を自動要約や要点抽出で、全ての入力作業を自動化
- 会議中のメモと音声が紐付き、音声の聞き直しが簡単に
2. Rimo Voice
引用:Rimo Voice
Rimo Voiceは利用企業100社以上の、日本語に特化した文字起こしエンジンを採用している文字起こしソフトです。
5つのプランに分かれており、自分の利用時間に合わせて適切なプランを選択することが可能です。
ICレコーダーの録音データやWeb会議の録画データを読み込ませて文字起こしできるだけでなく、会議中の音声をリアルタイムで文字起こしすることもできます。
Rimo Voiceの特徴
- 日本語に特化したAIで自動文字起こし
- テキストと音声がシンクするスライダー機能
- AIが10秒で要約も作成
3. YOMEL
引用:YOMEL
YOMELは独自のAIによる音声認識技術を利用しています。また誰でも使えるシンプルなUIが特徴的なツールです。
プランは無料でお試しができるフリートライアルプランと3つのプランに分かれています。プランによっても文字起こしや自動要約ができる時間、機能が異なっているため、自分が利用する場面と照らし合わせてみると良さそうです。
セキュリティ対策も実施しており、IPアドレス制限や個人情報の自動除去機能などが搭載されています。
YOMELの特徴
- 独自のAIによる音声認識技術
- ワンクリックで全音声をテキスト化
- 徹底された万全のセキュリティ対策
【スマホで使える!】手軽に使えるおすすめの文字起こしソフト3選
1. CLOVA Note
引用:CLOVA Note
CLOVA Noteは、AI技術を活用したアプリで、音声の記録と管理に特化したサービスです。現在はオープンベータ期間中で、無料で毎月300分の利用時間が提供されています。
アプリ内で音声を録音、または音声データをアップロードして、文字起こしすることが可能です。また、PCウェブ版もあり、こちらでも音声データをアップロードして文字起こしできます。
CLOVA Noteの特徴
- LINEアカウントでログインして利用可能
- 録音から文字起こしまでAI音声認識アプリがサポート
- メモ機能・ブックマーク機能・検索機能あり
2. AutoMemo App
引用:AutoMemo App
AutoMemo Appは、録音から文字起こしまでをアプリで完結できる、議事録作成に役立つボイスレコーダーアプリです。WEBアプリと自動連携もできるため、スマホで録音・文字起こししたデータを元にPCで要約した文章を作成する、といった使い方もできます。
文字起こしは72言語と多様な言語に対応しています。ただし、翻訳機能がない点は注意が必要です。また、音声データとテキストがシンクロしており、再生したいテキスト部分をタップすることで、該当箇所を再生することができ、一部分だけ聞き直したい際に便利です。
AutoMemo Appの特徴
- ボタン一つで録音開始するだけで、録音から文字起こしまでできる
- 文字起こしは72言語に対応している
- 文字起こしサービスは毎月1時間まで無料
3. Just Press Record
Just Press Recordは、Apple製品ユーザーにおすすめのアプリです。Androidには対応していない反面、macOSとiOSどちらにも対応しており、Mac、iPhone、iPad、Apple Watchなどのあらゆるデバイスで録音して、iCloudで同期できます。
ワンタップで録音開始できるほか、ショートカットやSiriなどの機能からでも簡単に録音開始できます。録音した音声を文字に変換でき、デバイスの言語設定とは関係なく30以上の言語に対応しています。
Just Press Recordの特徴
- Apple製品ユーザーは簡単同期でデータが管理しやすい
- ショートカットやSiriからでも録音開始できる
- 無料ではなく買い切り型の有料アプリ
今回はおすすめを6つピックアップしてご紹介しましたが、他にも文字起こしソフトについて知りたい場合は、こちらの記事では20個ご紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
参考記事:【2024】文字起こしソフトおすすめ20選!無料ツールの比較や選び方も解説
文字起こしソフトの4つの特徴
特徴1:文字起こしの精度が高い
各社が提供する文字起こしソフトは、GoogleやMicrosoftなどの音声認識を活用していることもありますが、文字起こし結果の正誤率を高めるための機能を用意していることがほとんどです。
例えば、固有名詞や専門用語を認識させやすくする「用語登録機能」、「あの」や「ええ」などのそれ単体では意味を持たない単語を除去する「フィラー除去機能」などがあります。
そういった機能を使いこなすことで、Googleドキュメントの文字起こし結果よりも精度の向上が見込めます。
特徴2:Web会議ツールとの連携できる
リモートワークの普及に伴い、Web会議も増えてきたなかで、文字起こしソフトもWeb会議ツールとの連携を行うことで、簡単にWeb会議に参加している人の発言を文字起こしができるようになりました。Web会議の音声を文字起こしできれば、議事録の作成も効率化できます。
ただし、文字起こしソフトによって、対応しているWeb会議ツールが異なったり、連携方法も大きく異なりますので、ご利用想定シーンを明確にして、適切な連携方法を提供しているソフトを選びましょう。
特徴3:話者の判別ができる
Googleドキュメントでは発言した人を特定することができませんでしたが、文字起こしソフトの多くでは、様々な方法で発言者を区別したり、特定したりすることができます。
こちらも文字起こしソフトによって、いろんな方法で話者の判別を行っていますので、ご利用シーンを明確にして最も適切な判別方法を選びましょう。
具体的には、社内の同僚やチーム内の打ち合わせメインであれば、声紋認識を登録することで声質で判別できるものがあります。また、社外の打ち合わせで利用したい場合には、事前に設定なしで発言者ごとに区別できるソフトがおすすめです。
特徴4:セキュリティ性が高い
Googleドキュメントは、共有方法を間違えたり、セキュリティ対策を行っていなかったりすると、大切な情報が外部に漏れてしまう危険性があります。もちろん、安全に使う方法はありますが、常にリスクはついてまわるため、特に機密性の高い情報を扱う場合は注意しましょう。
文字起こしソフトの場合は、情報の暗号化や不正アクセスへの対策、ISO27001(ISMS)認証の取得など、セキュリティ対策をしっかりと行っているものもあります。扱う情報によって、どれくらいのセキュリティ性を担保したいかは異なると思うので、実際に文字起こしをする前に確認するようにしましょう。
【まとめ】Googleドキュメントより精度高く文字起こしするなら文字起こしソフト!
本記事では、「Googleドキュメントを使って文字起こしする方法」を解説しました。そもそも文字起こしをする方法は
- 音声入力(自身の発言をそのままドキュメントに文字起こしされるもの)
- 音声ファイルのアップロード(ICレコーダーやボイスメモなど録音した音声ファイルをアップロードすることで文字起こしされるもの)
の2つに分けることができ、Googleドキュメントでは音声入力による文字起こしが可能でした。また、音声入力による文字起こしはPC・スマホ両方に対応しています。
一方で、音声をアップロードして文字起こしするには、外部ツールを活用する必要があります。ただし、外部ツールを活用した場合でも、Googleドキュメントからスマホで文字起こしすることはできません。スマホで文字起こししたい場合は、文字起こしに特化した「文字起こしソフト」を活用する必要があります。
Googleドキュメントで行う文字起こしでは「機能として物足りない」「精度が期待より高くない」といった場合は「文字起こしソフト」の導入を検討することも一つの手段です。
文字起こしソフトは種類も様々で、それぞれソフトごとに特徴が異なるため、一度無料お試し版などで実際に使用してみて、最終的に自分にあったものを見つけて、文字起こし業務を楽にしていきましょう。
無料で使える文字起こしに少しでも不満を感じるようなら、ぜひ一度AI議事録サービス「スマート書記」の文字起こしをお試しください。
- 「えー」や「あの」など意味をなさない発言をカット
- 専門用語を認識しやすくする用語登録機能で文字起こしの精度を向上
- 発言内容をリアルタイムで文字起こし
- 最大20名までの発話を認識し、誰がどの発言をしたかを可視化
- Zoom、Microsoft teamsなどのWeb会議ツールの直接録音
- 音声と動画ファイルのアップロード
- モバイルアプリによる対面での利用
が可能です。また文字起こししたものを議事録などのドキュメントにまとめ・修正する必要がある場合でも
- 文字起こし結果の要約
- 文字起こし結果の要点を箇条書きで整理
- 文字起こしされた書き言葉を「です・ます」調に修正
を自動化することができるため、その後の作業も大幅に削減します。