Zoomで文字起こしする方法|設定手順・字幕機能の使い方を解説
Zoomは、多くの企業やチームで使われている代表的なWeb会議ツールです。会議の内容を後から確認したり、記録として残したりするために、Zoomで文字起こしをしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
ただ、いざ使おうとすると次のような点でつまずきます。
- Zoomで文字起こしをする方法がわからない
- どの設定を有効にすれば使えるのかを知りたい
- 画面に出た文字を、あとから残せるのかがわからない
そこで本記事では、Zoomで文字起こしをする方法や具体的な設定手順、利用時の注意点をわかりやすく解説します。Zoomの文字起こしをどう使えばよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
Zoomの文字を整えて議事録にする作業が毎週積み上がっているなら、その工程ごと任せられます。Otolioは文字起こし精度90%以上の独自アルゴリズム(特許取得済)でZoomの会話をテキストにし、要点と決定事項、次のアクションまで自動でまとめます。対面会議やTeams、Google Meetにも同じ仕組みで対応できるため、会議ツールが混在していても手順は1つのままです。
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Zoomで文字起こしをする3つの方法
Zoomの文字起こしには、会議中にリアルタイムで表示される「字幕(自動字幕)」と、テキストとして残せる「ミーティングの文字起こし」の2つがあります。2026年5月下旬の更新以降、字幕は保存もダウンロードもできなくなりました。テキストを手元に残すには、ホストか管理者が「ミーティングの文字起こし」を有効にする必要があります。
参照:Frequently asked questions about meeting captions and transcript updates (May 2026)
外部のソフトを含めると、Zoomで文字起こしをする方法は3つに整理できます。
- Zoomの**字幕(自動字幕)**を表示して、会議中に読む
- Zoomのミーティングの文字起こしを使って、テキストを保存する
- Zoomと連携できる文字起こしソフトを使う
どれを選ぶかは、会議のあとにその文字をどう使うかで決まります。Otolioが実施した250件以上の導入企業アンケートでは、議事録の作成に時間を取られて本来の業務に手がつかないという声が最も多く挙がりました。聞き直しを減らしたいのであれば、会議中に読むための字幕だけでは不十分です。
まずはZoomに標準で備わっている2つの機能を比べます。
| 項目 | 字幕(自動字幕) | ミーティングの文字起こし |
|---|---|---|
| 画面での見え方 | 発言が映画やドラマの字幕のように画面下部に出る | 会話がチャットのように画面右側に並ぶ |
| さかのぼれる範囲 | 直前の3分間まで | 会議中は全文を確認できる |
| テキストの保存 | × できない(2026年5月下旬の更新以降) | ○ できる(設定による) |
| 使えるアカウント | 無料プランでも利用できる | Pro・Business・Enterpriseのいずれか |
上記2つの機能のうち、テキストとして残せるのは「ミーティングの文字起こし」です。文字起こしを議事録などに使いたい場合は、字幕を表示するだけでは足りません。会議が終わった時点で画面から消えてしまうため、必ず文字起こし側を有効にしておきましょう。
Zoomで文字を起こすだけでなく、議事録の形まで自動で作りたい場合もあります。Zoomの標準機能とAI Companion、ChatGPT、AI議事録ツールの4つを、費用・手間・精度で比べた記事があります。それぞれがどんな会議に向くかを表で整理しているため、自社の会議数や予算に当てはめて選べます。
参考記事:Zoomで議事録を自動作成する方法|無料・AI Companion・ChatGPT・AI議事録ツールを比較
Zoomの字幕と文字起こしは何が違う?
違いは「その場で読むためのもの」か「あとで使うための記録」かです。
字幕は会議中の理解を助けるための表示です。2026年5月24日から26日にかけて順次適用された更新で、保存もダウンロードもできなくなりました。さかのぼって読めるのは直前の3分間までです。会議が終われば画面から消えます。
一方、ミーティングの文字起こしは記録を残すための機能です。会議中にパネル下部の「文字起こしを保存」をクリックすると、.TXTファイルとして端末に保存できます。また、設定によっては会議後もホストが文字起こしを閲覧・ダウンロードできます。
ただし既定では無効になっており、ホストか管理者が明示的に有効にしないと、会議中のメニューにも出てきません。
なお、以前は「サブタイトル」「フルトランスクリプト」という呼び方で案内されていましたが、現在のZoomの画面には出てきません。社内のマニュアルが古い呼び名のままなら、この機会に一緒に直しておくと、あとで探し回らずに済みます。
Zoomで文字起こしをするための事前準備
会議が始まってからメニューを探しても、設定がOFFのままでは出てきません。先にZoomのWebポータル側を整えます。
Zoomのアプリのバージョンを確認する
ミーティングの文字起こしには、Zoomアプリのグローバル最小バージョン以上が必要です。また、端末上で処理する自動字幕には、デスクトップアプリ6.5.3以降が必要です。
古い解説記事では「5.0.2以降」と書かれていることがあります。この水準はすでにサポートの対象から外れており、判断の目安になりません。アプリを最新の状態に更新してから試すのが確実です。
Webポータルで文字起こしの設定をONにする
設定はZoomのWebポータルで行います。手順は次のとおりです。
- Zoomのウェブポータルにサインインする
- 左側のメニューから「設定」をクリックする
- 「ミーティング」タブの「ミーティング内(詳細)」まで画面をスクロールする
- 「自動字幕」をONに切り替える(会議中に字幕を表示するための設定)
- 「ミーティングの文字起こし」をONに切り替える(テキストを残すための設定)
一度ONにすれば、OFFに戻さないかぎり設定は続きます。この事前準備は最初の1回だけで問題ありません。
「ミーティングの文字起こし」を有効にできるのは、Pro・Business・Enterpriseのいずれかのアカウントです。あわせて、同じ画面で次の3つも決めておきます。
- 自動で文字起こしを作る範囲(すべての会議にするか、要約を作る会議だけにするか)
- 文字起こしを残しておく日数(指定した日数が過ぎると自動で削除される)
- 参加者に文字起こしの閲覧や保存を許可するか
管理者が設定をロックしている場合、個人の設定画面からは変更できません。会社のアカウントを使っているなら、情報システム部門に依頼する形になります。ここで止まる人は少なくないため、会議の前日までに確認しておくと安心です。
参照:Enabling or disabling meeting transcripts
無料|Zoomの字幕機能で文字起こしを表示する方法
事前準備が終わったら、実際のWeb会議で試してみましょう。まずは会議中に画面へ字幕を出す方法です。
手順1. Zoom画面下段の「字幕を表示」をクリックする
- 「字幕を表示」をクリックする
- 表示された白い背景のボックスで、字幕にしたい言語を選ぶ
- 「保存」をクリックする
自動字幕は日本語を含む多数の言語・地域方言に対応しています。ただし既定は英語です。日本語の会議では、言語の選び直しを忘れないようにしましょう。
手順2. Zoom画面上に、字幕が表示されているのを確認する
手順1のとおりに設定すると、画面下部に発言内容が自動でテキストになって表示されます。表示が確認できれば、自動字幕は正常に動いています。これで自動字幕の表示設定は完了です。
ここで表示されている文字は、あくまで会議中に読むためのものです。テキストを手元に置きたい場合は、次に紹介する文字起こし機能を使います。
保存する|Zoomのミーティング文字起こし機能の使い方
ここからは、テキストを残すための「ミーティングの文字起こし」の手順です。先ほどの字幕が画面に出ているだけでは、ファイルになりません。会議のあとに使うなら、必要なのはこちらの操作です。
手順1. Zoom画面下段の「詳細」から「文字起こし」をクリックする
ホストがこの操作をすると、会議の文字起こしが始まります。画面の右側に、会話がチャットのように並んでいきます。
自分がホストではない場合、同じ「詳細」から「文字起こし」を押すと、ホストに開始をリクエストする画面が出ます。参加者が自分だけで始めることはできません。
手順2. パネル下部の「文字起こしを保存」をクリックする
画面右側に並んだ文字起こしの下にある「文字起こしを保存」をクリックすると、テキストファイル(.TXT)として保存されます。保存先は次のフォルダです。
- Windows:C:\Users\[ユーザー名]\Documents\Zoom
- Mac:/Users/[ユーザー名]/Documents/Zoom
この会議中の文字起こしを.TXTファイルとして端末に保存する場合は、「文字起こしを保存」をクリックします。会議を終える前に、忘れず対応するようにしましょう。参加者が保存できるかどうかは、事前準備で決めた権限に従います。
なお、クラウドレコーディングと音声文字起こしを有効にして会議を録画した場合は、録画データとあわせて文字起こしが作成されます。こちらはZoomのWebポータルの「レコーディングと文字起こし」から確認・編集でき、VTT形式で保存されます。
利用にはPro・Business・Education・Enterpriseのいずれかのアカウントと、クラウドレコーディングおよび音声文字起こしの設定が必要です。会議中に保存操作を忘れがちなら、こちらを併用する手もあります。
高精度|Zoomと連携できる文字起こしソフトを使う方法
ここまでは、Zoom内の機能で文字起こしをする方法を紹介してきました。最後に、Zoom外部の文字起こしソフトをZoomと連携させて文字起こしを行う方法を紹介します。
文字起こしソフトとは
文字起こしソフトとは、音声の自動文字起こしや要約などの機能により、議事録作成やインタビューの書き起こしといった業務を効率化するツールです。
文字起こしソフトによっては、自分がZoomのホストではない場合でも文字起こしできます。またTeamsやGoogle MeetなどZoom以外のWeb会議、さらには対面での会議も自動で文字起こしできます。Zoom以外のツールでの操作は、Web会議の文字起こしの自動化でツールごとに整理しています。
どんな文字起こしソフトがあるのか、他にどんな機能があるのかも気になるところです。法人で使える主要なツールを、対応する会議・精度・セキュリティなど5つの軸で比べた記事があります。無料で試せるソフトも多いため、まずは自社の会議で実際に動かしてみることをおすすめします。
参考記事:【2026年最新】法人向け文字起こしソフト比較|PC・会議業務で使える主要ツールを5軸で徹底解説
Web会議ツールの文字起こしで足りなかった例
Zoomのような会議ツールの文字起こしから、専用ツールに切り替える判断は実際に起きています。
文具・オフィス家具のコクヨ株式会社では、約2時間の会議に対して議事録の作成に4時間以上かかっていました。Web会議ツールに文字起こし機能が備わってからも、約3時間はかかっていたといいます。社内の専門用語がうまく変換されず、全国の拠点から参加するため1拠点に1つのマイクで複数名の声を拾う形になり、話者も振り分けられなかったからです。
専用ツールに切り替えたあと、議事録の作成時間は約30分になりました。削減率は90%です。専門用語が正しく変換され、誰の発言かも自動でわかるようになったことで、音声の聞き直しが大きく減りました。
参考記事:専門用語が多い会議の議事録作成時間を90%削減。Web会議ツールとOtolioの文字起こしの違いとは
実践|文字起こしソフトとZoomの文字起こし結果を比較
文字起こしソフトによって精度は異なります。ここでは文字起こしソフトの中でもおすすめの「Otolio」で実際に文字起こししたものと、Zoomの文字起こし結果を比較しました。正確に文字起こしができるように、できるだけ録音環境を整えた上で今回の検証を行っています。あくまでも参考情報としてご確認ください。
前提条件
- 原稿:以下の架空の原稿を読み上げ
- 環境:騒音がほぼない完全個室で録音
- 話者数:1名
- マイク:イヤホンマイクのマイクを使用
- 録音方法:同時に録音を実施(読み上げ方による文字起こし精度の差をなくすため)
読み上げた架空の原稿
それでは営業の定例会議を開始いたします。いつも通り、最初は今月の目標に対する進捗確認です。
今月の営業部全体の売上目標は40億円で、昨日までの受注確定分は20億円で達成率は50%です。また着地見込みは36億円で残り4億円がビハインドしている状況です。
部署別で見ると、第1営業部は目標の15億円に対して、着地見込みは15億円となっており、目標達成が見えています。そのため、今後も顧客と密にコミュニケーションを取り、受注がずれることのないようにしっかりと注意してください。
一方、第2営業部は目標25億に対して21億の着地見込みで4億のビハインドがございます。目標未達となっている要因については、エピック商事との交渉が難航していることが挙げられます。現在、チーム内で進行中の商談や今月中に受注できる可能性のある既存顧客を精査しています。
Zoomの文字起こし結果
ほぼ正確に文字起こしがされており、会議内容を把握するには十分な精度であることが確認できました。
ただし誤字や違和感のある改行は一定発生しています。
- 顧客 → 区画
- 「受注がずれることがないよう」 → 「受注がずれる。ことがないよう」
- 目標未達 → 目標を満たす
- エピック商事 → エピック消止
このように良い録音環境ではっきりと原稿を読み上げた場合は、一部修正が必要な点はあるものの、問題のないレベルで文字起こしされていると言えます。
Otolioの文字起こし結果
こちらもほぼ正確に文字起こしされており、今回の検証条件では、Zoomで確認された誤変換はOtolioでは発生しませんでした。 また、発言が段落で表示されているため、より読みやすい印象を受けます。
※Otolioの文字起こしの精度は100%ではございません。録音環境等によって左右されることをあらかじめご了承ください。
Zoomの文字起こしで気をつけたい4つのポイント
Zoomで文字起こしをする方法をお伝えしましたが、実際に使う前に、以下の点に注意しておきましょう。
1. ホストが文字起こしの設定をONにする必要がある
Zoomを使用するときに、自身がホストではない場合、ホスト側が設定をONにしていなければ、字幕もミーティングの文字起こしも使えません。
Zoomの文字起こしを利用する場合は、事前にホストに一声かけるようにしましょう。定例会議のように毎回同じ人が主催するなら、最初の1回で設定を済ませてもらうのが早道です。
2. 文字起こし精度は録音環境に左右される
Zoomに限らず、文字起こしに特化したソフトでも同様ですが、文字起こしの精度は環境に左右されます。例えばPCのマイクを利用する場合は、内蔵マイクの品質によって文字起こし精度が変わります。
もし自分のPCの内蔵マイクだと、うまく文字起こしが反映されない場合は、イヤホンマイクなど別のマイクに切りかえてみるようにしましょう。
会議室に複数人が集まる場合は、機材の置き方でも結果が変わります。Otolioの導入前に行うハンズオンでは、次の2点をよくご案内しています。
- 屋内向けマイクが声を拾える範囲は1〜2m程度。「手が届くところにマイクがあるか」が目安になる
- PCの内蔵マイクは正面の音を拾う設計のため、背面や横に座った人の声は極端に弱くなる
拡声器を使う大部屋の会議なら、拡声器の近くにマイクを置くと結果が安定します。マイクの距離や向き、環境音、話し方といった要素ごとの直し方は、別の記事で手順として整理しています。
参考記事:文字起こしの精度を上げる4つの方法|マイク距離・向き・環境音・話し方
複数の拠点から参加する会議では、音は拾えていても誰の発言かがわからなくなりがちです。その原因と直し方は、6つのパターンに分けて別の記事にまとめました。
参考記事:議事録で発言者が特定できない6つの原因|3ステップで解決する方法
3. 型番や社内用語は誤変換されやすい
一般的な会話が正しく文字になっても、社内で使う言葉になると結果は変わります。Otolioの商談では、製造業の担当者から「型番は本当に出ない」という声を伺うことがあります。
誤変換が多いほど、文字起こし結果を修正する手間も増える傾向があります。つまり、文字起こしの精度そのものより「直す時間がどれだけ残るか」で判断したほうが実態に合う、ということです。汎用の生成AIと専用ツールで専門用語の扱いがどう違うのかは、別の記事で詳しく比べています。
参考記事:【徹底比較】GeminiとAI議事録ツールどちらを選ぶ?議事録効率化の成功ポイントを解説
4. テキストをどこまで残すかを先に決める
2026年5月の更新で、Zoomの管理画面には文字起こしの保持期間と、参加者に保存を許可するかどうかの設定が並ぶようになりました。ここを決めないまま運用を始めると、あとから困ります。
判断の軸は2つです。1つは、その会議の内容を何日先まで見返す必要があるか。もう1つは、社外の相手が参加する会議で、テキストを誰まで持てる状態にするかです。
とくに社外との打ち合わせでは、参加者全員が保存できる設定のままだと、記録が自社の管理から離れます。会議の性質ごとに残す期間と権限を決めておくと、あとで説明を求められたときに答えられます。
まとめ|自分にあったZoomの文字起こし方法を選択しよう
Zoomの文字起こしは、会議中に読むための「字幕(自動字幕)」と、記録を残すための「ミーティングの文字起こし」に分かれています。
2026年5月下旬の更新以降、字幕は保存もダウンロードもできなくなりました。さかのぼれるのは直前の3分間までです。テキストを議事録などに使うなら、ホストか管理者が「ミーティングの文字起こし」を有効にします。
端末に.TXTファイルとして残す場合は、会議中に「文字起こしを保存」をクリックします。設定によっては、会議後にホストが文字起こしを閲覧・ダウンロードすることもできます。
ただ文字にするだけでなく、要約したりAIで議事録の形まで整えたりしたい場合は、Zoomではなく外部の文字起こしソフトを使う選択肢もあります。本記事では、実際にZoom会議を文字起こしして結果を比べた様子も紹介しました。
Zoomの標準機能で足りるのか、専用のソフトを組み合わせるのか。会議の数と、そのあとに残る修正の時間を並べて、自分にあった方法を選んでみてはいかがでしょうか。
ただし、専門用語の認識や話者識別の精度は、実際の会議で試してみないと判断しにくい部分があります。比べ続けるより、次の会議で一度試したほうが早く判断できます。
Zoomのテキストを整えて議事録にする工程が残っているかぎり、会議のあとの時間はなくなりません。Otolioは会議が終わった時点で、文字起こしと要点、決定事項、次のアクションまでをまとめて用意します。専門用語の多い会議でも、コクヨ様では議事録の作成時間が4時間以上から約30分になりました。累計8,000社以上にご利用いただいた実績があります。自社の会議でそのまま試せます。
よくある質問とその回答
Q. Zoomの文字起こしは無料で使えますか?
字幕(自動字幕)は無料プランでも利用できます。ただし、テキストとして保存できる「ミーティングの文字起こし」を有効にできるのは、Pro・Business・Enterpriseのいずれかのアカウントです。
また、会議中に文字起こしを使うには、ホストがその機能を有効にしていることが条件になります。参加者として会議に入る場合は、ホスト側の設定によって使えないこともあります。
無料の範囲でできるのは「会議中に字幕を読むこと」までと考えておくと、社内で申請が必要かどうかを早めに判断できます。
Q. Zoomの文字起こしは日本語に対応していますか?
自動字幕は、日本語を含む多数の言語・地域方言に対応しています。ただし既定の言語は英語です。日本語の会議では、字幕を出すときに言語を選び直しましょう。
また、日本語の文字起こし精度も、録音環境や話し方によって変わります。例えば、以下のような条件で影響を受けます。
- マイクの音質
- 周囲の雑音
- 話すスピード
- 複数人が同時に話している場合
そのため、マイク環境を整えたり、話すスピードを少しゆっくりにしたりすると、文字起こしの精度は向上しやすくなります。
Q. Zoomで文字起こしが表示されないのはなぜですか?
文字起こしが表示されない場合、設定が有効になっていない可能性があります。よくある原因としては、次のようなケースが挙げられます。
- Zoomのアカウント設定で「自動字幕」または「ミーティングの文字起こし」がOFFになっている
- ミーティングのホストが文字起こしを開始していない
- Zoomアプリのバージョンが古く、機能に対応していない
Zoomでは、文字起こしはホストが有効にすることで利用できる仕組みです。そのため、表示されない場合はホストに有効化を依頼する必要があります。あわせて、Webポータルの設定画面で該当の項目がONになっているかも確認しておきましょう。
Q. Zoomの文字起こしは保存できますか?
「ミーティングの文字起こし」を使えば保存できます。会議中に画面右側のパネル下部にある「文字起こしを保存」をクリックすると、テキストファイル(.TXT)としてPCのDocuments内のZoomフォルダに保存されます。
一方で、字幕(自動字幕)は2026年5月下旬の更新以降、保存もダウンロードもできなくなりました。字幕だけを表示していた場合、会議が終わると内容は残りません。
音声文字起こしを有効にした状態でクラウドレコーディングを行うと、録画データとあわせて文字起こしが作成され、ZoomのWebポータルから確認できます。
ローカル録画では自動で作られないため、記録を確実に残したい場合はクラウドレコーディングを使える設定になっているか、事前に確認しておくと安心です。
Q. 専門用語や型番が正しく変換されないときはどうすればいいですか?
まず、誤変換が「音が拾えていないこと」によるものか、「言葉として登録されていないこと」によるものかを切り分けます。話者から離れた席の発言だけが崩れているならマイクの位置の問題で、全員の発言で同じ単語だけが崩れるなら言葉の問題です。
マイクが原因なら、話者との距離を1〜2m以内に近づける、内蔵マイクをやめて外付けのマイクにする、といった対処で改善します。
言葉が原因の場合、Zoomの標準機能だけで解決するのは難しくなります。修正にかかる時間が毎回30分を超えるようなら、社内の言葉に合わせて認識の精度が上がっていく専用ツールを比べてみることをおすすめします。

