Zoomで議事録を自動作成する方法4選|無料・AI Companion・ChatGPT・AI議事録ツール比較
Zoom会議の議事録は、毎週・毎日積み上がる業務として担当者の時間を圧迫しがちです。会議が終わるたびに録音を聞き直し、要点を整え、決定事項やToDoを担当者ごとに振り分ける。30分の会議で1〜2時間、長い会議では半日かかるという声も少なくありません。
しかし、いざ自動化を検討すると、次のような疑問が出てきます。
- 無料の方法と有料の方法、どちらが自社に合うのかわからない
- Zoom AI CompanionやChatGPTでどこまで業務に耐えるのか判断できない
- セキュリティ・属人化など、業務で運用するうえでの不安が消えない
そこでこの記事では、Zoomで議事録を自動作成する4つの方法を、手順・メリット・デメリットとあわせて整理します。業務として議事録を継続的に回す視点から、費用・精度・セキュリティ・運用負荷を比べる基準まで解説します。
議事録作成の時間が、本来注力すべき業務の時間を圧迫していませんか。毎週積み上がる議事録に追われ、本来の業務や会議そのものへの参加が浅くなっているのなら、まずは仕組みで解決できる範囲を確認するところから始められます。
Otolioは文字起こし精度90%以上の独自アルゴリズム(特許取得済)で、Zoomの録音から議事録の要約・決定事項・ToDoまでを自動でまとめます。コクヨ様で議事録作成時間90%削減、東京ドーム様で経営会議の議事録50%削減など、業務として会議を回す現場で成果が出ています。Zoom以外の対面会議やTeams・Google Meetにも同じ仕組みで対応できます。
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Zoomで議事録を自動作成する4つの方法
Zoom会議の議事録を自動化する方法は、Zoomの標準機能と外部AIを組み合わせる方法を含めて4つに整理できます。ここでは全体像と、業務で運用する視点での結論を先に示します。
比較表|4つの方法を業務利用の視点で並べる
費用・手間・精度に加え、業務として継続して回せるか、Zoom以外の会議にも使えるかを軸に比較すると、次のように整理できます。
| 方法 | 費用 | 手間 | 文字起こし精度 | 業務利用適性 | 対応会議 |
|---|---|---|---|---|---|
| Zoomトランスクリプト機能 | 無料 | 多い(手作業で整形) | 低め | 簡易メモ向け | Zoomのみ |
| Zoom AI Companion | 有料プラン | 中程度 | 中程度 | 社内要点共有向け | Zoomのみ |
| Zoom×ChatGPT | 有料(ChatGPT課金) | 多い | プロンプト依存 | 単発・少量向け | Zoomのみ |
| AI議事録ツール | 有料 | 少ない | 高い | 業務で回せる | Zoom/対面/他Web会議 |
先に結論|業務で運用するならどの方法が向くのか
業務として議事録を継続的に回す前提では、それぞれの方法が向く場面はかなり明確に分かれます。会議が月に数回で、内容を後から確認できれば十分という使い方なら、Zoomのトランスクリプト機能で足ります。
社内向けの要点メモを素早く共有したい場合は、Zoom AI Companionのミーティング要約機能が選択肢になります。ChatGPTは、自社フォーマットへの整形が必要な単発・少量の議事録に向いています。
一方、毎週・毎日のように議事録が積み上がる業務利用や、決定事項・ToDo・担当者・期限をきちんと残したい組織、Zoom以外の対面会議・Teams・Google Meetにも対応したい場合は、AI議事録ツールが選択肢になります。
そもそも業務で使える議事録に必要な要素は何か
議事録を「業務として」運用するなら、後から見返したときに次の項目が揃っている必要があります。
- 決定事項
- ToDo(誰が、何を、いつまでに)
- 質疑応答の論点
- 検討事項(持ち越し)
- 関係者・参加者
Zoomの自動文字起こしだけでは、こうした項目は自動で整理されません。ここを誰が・どうやって埋めるかが、4つの方法を選ぶ実質的な分岐点になります。
参考記事:議事録が意味ない4つの原因|質を上げるコツと作らない選択肢
【無料】Zoomのトランスクリプト機能で議事録を作成する方法
最初に紹介するのは、Zoomの標準機能だけで完結する方法です。追加費用なしで会議内容を文字起こしできるため、まず試したい方に向いています。
具体的な手順
- ホストはZoomのウェブポータルで「設定」→「記録」を開き、「クラウド記録」と「音声文字起こし」を有効にする
- 会議中に「レコーディング」→「クラウドに記録」を選択する
- 会議終了後、メール通知から記録一覧にアクセスし、文字起こしファイル(VTT形式またはテキスト)をダウンロードする
- ダウンロードしたテキストを以下の項目で編集する
- 不要な発言・雑談・フィラーを削除する
- 誤変換を修正する
- 決定事項を抜き出す
- ToDoを整理する
- 読みやすい文体に統一する
会議中にリアルタイムで字幕として表示したい場合は、「字幕を表示」から「全文の文字起こしを表示」を選ぶと、参加者にも文字起こしが見えるようになります。

メリット|追加コストなしで文字起こしまでは進める
最大のメリットは、Zoomの対象プラン内で追加費用をかけずに会議内容を文字起こしできる点です。会議内容を後から確認しやすくなり、聞き返しの時間を減らせます。
デメリット|整形・要約は手作業のまま残る
文字起こしはあくまで「発言の記録」であって、議事録ではありません。次の作業はすべて手作業として残ります。
- 要点の箇条書き
- 決定事項とToDoの分類
- 質疑応答の整理
- 社外共有用の編集
- 専門用語・固有名詞の修正
「文字起こしは取れるが、整える時間は変わらない」という結果になりがちです。
Zoomのトランスクリプト機能が向いているケース
- 無料で試したい
- 会議内容の確認が主目的
- 厳密な議事録形式は不要
- 会議頻度が少ない
- 社内向けの簡易メモで十分
逆に、業務として毎週・毎日議事録を作る現場では、整形作業の時間がそのまま残るため、効率化の手応えは限定的です。
【有料】Zoom AI Companionで議事録を作成する方法
次に紹介するのは、Zoomが提供するAI機能「AI Companion」を使う方法です。会議の要約と次のアクションを自動で抽出してくれるため、要点共有を素早く済ませたい方に向いています。
具体的な手順
- アカウント管理者がZoomのウェブポータルで「AI Companion」の設定を確認し、有効化する
- 対象プランのアカウントを持つホストが、会議中に「AI Companion」→「ミーティングの要約」を開始する
- ホストの共有設定に応じて、会議終了後に要約がメールやZoom Team Chatで共有される
- 内容を確認し、編集・共有する
AI Companionの要約が開始されると、参加者には機能が有効であることが通知されます。社外会議では、事前に利用目的と共有範囲を説明しておくと安心です。



メリット|要約とアクションアイテムを自動で抽出できる
会議の概要・要点・アクションアイテムをAIが自動でまとめてくれるため、社内向けの要点共有メモの作成時間を削減できます。Zoomの操作画面の中で完結する点も、新しいツールを覚える負担が少なく済む利点です。
デメリット|業務利用では確認・編集が必須
業務として使える議事録にするには、出力に対する確認・編集が必要です。
- 決定事項・担当者・期限の明確化
- 自社フォーマットとの齟齬
- 固有名詞や数字の誤認識リスク
- 対応プラン・対応言語や字幕言語設定の制約
特に専門用語や社内固有の人名・製品名は、AI Companionが標準で学習している語彙に含まれないため、誤変換が残りやすい傾向があります。
Zoom AI Companionが向いているケース
- 社内会議の要点確認が主目的
- 全文ではなく要約があれば十分
- Zoomの対応プランを利用中
- 議事録形式に柔軟性がある
- 簡単な共有メモで足りる
たとえば、定例の社内ミーティングで「決まったこと」と「次やること」だけ手早く共有したい場合は、AI Companionで十分なケースがあります。一方、契約や経営判断にかかわる議事録には、別の方法を組み合わせる必要があります。
参考記事:Copilotの議事録作成|手順・プロンプト・使えないときの対処法
【応用】Zoom×ChatGPTで議事録を作成する方法
3つ目は、Zoomで取った文字起こしをChatGPTに渡して議事録に整える方法です。出力フォーマットを自由に指示できるため、自社の議事録様式に合わせて整形したい場合に向いています。
具体的な手順
- Zoomで音声文字起こし機能を有効にして会議を録画・記録する
- クラウド記録から文字起こしテキストをダウンロードする
- ChatGPTに貼り付け、出力項目を指定する(概要・要点・決定事項・ToDoなど)
- 出力を確認し、誤りや抜けを修正する
- 必要に応じてプロンプトを調整して再出力する
社内ルールでChatGPTの利用が制限されている場合は、Microsoft CopilotやGoogle Geminiなど、社内承認済みの生成AIで同じ手順を踏むこともできます。

コピペで使えるプロンプト例
自社フォーマットを毎回指示するのは負担が大きいため、定型のプロンプトを用意しておくと再現性が上がります。汎用議事録向けと営業会議向けで、作成ルールをあらかじめ含めておくと出力が安定します。
たとえば「決定事項と未決事項を分けて出力する」「ですます調で整える」「担当者と期限を抜き出す」などの指示をプロンプト側に固定しておけば、毎回ゼロから書く必要はありません。
参考記事:【コピペOK】ChatGPTの議事録作成用プロンプト!テンプレートや出力結果、便利ツールも紹介
メリット|自社フォーマットに柔軟に対応できる
出力形式を自由に指定できるため、複数の会議種別(社内・商談・経営会議)に同じ仕組みで対応しやすくなります。プロンプトを工夫すれば、議事録の粒度や文体を会議ごとに切り替えられます。
デメリット|手作業が多く、業務として継続的に回すのは難しい
業務利用では、次の手作業が毎回発生します。
- 文字起こしの保存
- ChatGPTへの貼り付け
- プロンプト入力・調整
- 出力の確認と修正
- 共有形式への整形
会議数が増えるほど、貼り付け・プロンプト調整・確認作業の負担が大きくなります。担当者によって出力品質がぶれる属人化も起きやすくなります。
セキュリティ|機密情報を入れる前に確認すべきポイント
ChatGPTに会議内容を入力する際は、社内ルールの確認が欠かせません。具体的には次の項目を社内のセキュリティ担当と確認しておく必要があります。
- 入力データが学習に利用されるか
- データの保存先・保存期間
- 顧客名・個人情報・契約金額の取り扱い
- 未公開情報・社外秘情報の入力可否
- 法人契約と個人アカウントの使い分け
参考記事:ChatGPTとAI議事録ツールを徹底比較|カスタムGPTsで本当に議事録作成は効率化できる?
Zoom×ChatGPTが向いているケース
- 自社フォーマットへの柔軟な対応が必要
- プロンプトで都度カスタマイズしたい
- 会議数が少ない(月10本程度まで)
- 機密度の高い情報を扱わない
- 追加ツールを入れずに試したい
業務として毎週・毎日議事録を回す現場では、手作業の多さがそのまま負担として残るため、長く続けるには別の選択肢が必要になります。
【最適】AI議事録ツールで議事録を作成する方法
最後に紹介するのは、議事録作成に特化したAI議事録ツールを使う方法です。文字起こしから要約・決定事項・ToDoの整理までを一貫して自動化したい場合に向いています。
AI議事録ツールとは|Zoom標準機能との5つの違い
AI議事録ツールは、議事録作成の業務全体を自動化するために設計されたツールです。Zoomの標準機能と比べると、次の点で違います。
- 文字起こしの精度が高い:上位AIエンジンの採用と独自処理で誤変換を減らす
- 要約・決定事項・ToDoの整理が自動化される:会議後の整形作業が大幅に減る
- 専門用語・社内固有名詞に対応できる:用語登録・個別学習で誤変換を抑える
- 話者識別・フィラー除去ができる:誰が発言したかの判別と「えー」「あの」の除去
- Zoom以外の会議にも対応できる:対面・Teams・Google Meetなどを同じ仕組みで回せる
参考記事:【2026】AI議事録ツールおすすめ14選|失敗しない選び方と目的別比較
メリット|業務として議事録を回せる
文字起こしから共有までの工程全体を自動化できるため、毎週・毎日積み上がる議事録業務でも手応えのある時短になります。
- 議事録作成時間を最大90%削減できる事例がある
- 文字起こし精度が高く、修正作業が少ない
- 議事録形式を会議種別に応じて切り替えられる
- 録音音声と議事録が紐づき、後から聞き直しやすい
- 担当者ごとの品質差(属人化)を抑えられる
たとえば、コクヨ様の事例では、専門用語の多い会議の議事録作成時間を約90%削減できています。東京ドーム様では最大6時間かかっていた経営会議の議事録作成を50%削減、フィックスポイント様では商談議事録の作成時間を65%削減した実績があります。
デメリット|導入コストと費用対効果の見方
ツール導入の費用が発生するため、次の観点で費用対効果を判断する必要があります。
- 週・月あたりの会議数
- 1回あたりの議事録作成時間
- 担当者の人件費(時間単価×作成時間)
- 聞き直し・修正にかかる時間
- 社内共有・検索にかかる手間
会議数が少なく、議事録の整理にあまり手をかけていない組織では、Zoom標準機能で十分なケースもあります。一方、議事録作成が業務を圧迫している組織では、人件費換算で導入コストを上回るリターンになりやすい傾向があります。
AI議事録ツールを選ぶときの比較ポイント
業務利用で長く使う前提なら、次の観点で比較するのが安全です。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 文字起こし精度 | 業界用語・社内固有名詞への対応、個別学習の有無 |
| 要約機能 | 決定事項・ToDo・担当者・期限の整理 |
| 話者識別 | 発言者の判別精度と修正のしやすさ |
| フィラー除去 | 「えー」「あの」など不要な発言の除去 |
| Zoom連携 | クラウド記録・自動取り込み・字幕連携 |
| 対応会議 | Web会議・対面会議・電話など |
| セキュリティ | データ非学習・国内データ保管・SSO対応 |
| 共有機能 | チーム共有・検索・権限管理 |
| 導入実績 | 大企業・自治体・同業種での利用実績 |
| 無料トライアル | 自社の会議で試せる期間と条件 |
参考記事:【2026】AI議事録ツールおすすめ14選|失敗しない選び方と目的別比較
AI議事録ツール「Otolio」での事例
Otolioを導入した企業の中には、議事録作成時間を業務として大きく削減できた事例があります。
たとえばコクヨ様では、専門用語の多い会議で議事録作成時間が会議時間の3〜4倍かかっていた状況から、約90%削減を実現しました。要約・箇条書き・ですます調といった複数の出力形式をワンクリックで切り替えられるため、会議種別に応じた議事録を担当者ごとに揃える運用がしやすくなった点も大きな変化です。
Otolioは、データをAIに学習させずに各社へ最適化する独自アルゴリズム(特許取得済)を採用しています。文字起こし精度は90%以上、累計8,000社以上の利用実績があり、大手企業から自治体まで幅広い組織で利用されています。
参考記事:専門用語が多い会議の議事録作成時間を90%削減。Web会議ツールとOtolioの文字起こしの違いとは
業務でZoom議事録を回すための選び方5つの基準
ここまで4つの方法を見てきましたが、最終的にどれを選ぶかは「業務としてどう回すか」で決まります。ここでは選定時に押さえたい5つの基準を整理します。
1. 業務として続けられるか
議事録は毎週・毎日続く業務です。1回あたり1時間短くなっても、毎週続けば年間で数十時間〜数百時間の差になります。
逆に、初回は気合いで回せても2回目以降に続かない仕組みは、業務利用では選びにくくなります。プロンプト調整やコピペが毎回必要な方法は、担当者の負担や属人化のリスクが残ります。
2. 議事録形式が業務に合うか
業務利用では、次の項目が議事録に揃っているかが重要です。
| 議事録形式 | 向いている方法 |
|---|---|
| 発言録に近い詳細記録 | Zoomトランスクリプト機能 |
| 要点と次のアクションのみ | Zoom AI Companion |
| 自社フォーマット | ChatGPT × Zoom |
| 決定事項・ToDo・担当者・期限の整理 | AI議事録ツール |
決定事項やToDoが揃わない議事録は、後から見返したときに「結局何が決まったのか」がわからなくなりがちです。
3. セキュリティ要件を満たせるか
業務利用、とくに法人での利用では、次の項目を確認しておく必要があります。
- データの保存先(国内/海外)
- 入力データがAI学習に使われるか
- アクセス権限の管理(部署・役職別)
- 外部AIへの入力ルール
- 退職者・異動者のアクセス管理
- 録音データの保持期間
機密性の高い会議(経営会議・取締役会・人事会議・契約交渉)では、データ学習の有無と保存先が最初の足切り条件になります。
4. コストで選ぶ|無料の隠れコストを計算する
「無料」は表面の料金が0円なだけで、整形作業に費やす人件費が見えにくいだけ、というケースがあります。
たとえば、議事録1本に1時間かかる担当者の時給が3,000円なら、月20本で月60,000円の人件費がかかっています。同じ仕事をAI議事録ツールが10分以内で済ませてくれるなら、月単位の人件費とツール料金を並べて比較するのが現実的です。
5. Zoom以外への拡張性があるか
Zoom会議だけでなく、対面会議・Teams・Google Meet・電話商談など、会議の場は複数あります。Zoom用とTeams用で別の仕組みを使うと、議事録の形式や保管場所が分散して属人化が進みます。
業務として全社で議事録を揃えるなら、Zoom以外の会議にも同じ仕組みで対応できる方法を選ぶと、長期的な運用負荷が下がります。
参考記事:議事録を全社で標準化する5ステップ|テンプレ・運用ルール・AI議事録ツールまで解説
Zoom議事録の精度を上げる4つのポイント
どの方法を選ぶ場合でも、文字起こしの精度は録音環境とAIエンジンの両方で決まります。ここでは精度を上げるための実践的なポイントを4つ紹介します。
1. 音声品質を整える
文字起こしの精度は、AIエンジンの優劣だけでは決まりません。むしろ効いてくるのは音声品質です。
当社の検証では、商用利用可能な上位AIエンジン同士の精度差は±7%程度に収まる一方、録音方法による精度差は±16%にも及びます。具体的には、集音マイクで遠い人の音声を拾うと約77%、Web会議で各自がマイクを使うと約94%という結果が出ています。
そのため、まず手をつけるべきは録音環境です。
- マイクを口元に近づける
- 静かな環境を確保する
- ヘッドセット・外付けマイクを使う
- ハウリングやエコーを避ける
2. 会議の進め方を整える
会議の進行そのものも、文字起こし精度に影響します。
- 発言が重ならないように順番に話す
- 固有名詞・専門用語はハッキリ発音する
- 重要な決定事項は復唱する
- 「えー」「あの」など口癖を意識的に減らす
3. 用語登録・個別最適化を活用する
業界用語・社内固有名詞は、AI議事録ツールに登録することで誤変換を減らせます。Web会議ツール付属の文字起こしには、こうした個別最適化の仕組みがないことが多いため、業務利用では用語登録ができるかが分かれ目になります。
利用が進むほど精度が上がる「個別学習」の有無も、長期利用での精度に大きく影響します。
4. AIで作った議事録は必ず人が確認する
完全な自動化を前提にせず、人による最終確認を運用に組み込みましょう。重点的に確認すべきは次の項目です。
- 決定事項
- 担当者・期限
- 数字(金額・件数・日付)
- 固有名詞(人名・社名・製品名)
- 顧客名
- 契約条件
- 次回アクション
AIで下書きを作成し、人が重要項目を確認する設計のほうが、結果的に早く・確実です。
まとめ|Zoom議事録は「業務で回せる方法」を選ぶ
Zoomで議事録を自動作成する方法は、Zoom標準機能(トランスクリプト・AI Companion)、ChatGPT連携、AI議事録ツールの4つに整理できます。
| 方法 | 向いている使い方 |
|---|---|
| Zoomトランスクリプト機能 | 会議数が少なく、簡易メモで足りる |
| Zoom AI Companion | 社内向けに要点だけ素早く共有したい |
| Zoom × ChatGPT | 単発で自社フォーマットに整えたい |
| AI議事録ツール | 業務として毎週・毎日議事録を回す |
業務として議事録を回す視点では、続けられるか・形式が合うか・セキュリティを満たせるか・隠れた人件費を含むコスト・Zoom以外への拡張性の5点で選ぶのが安全です。
まずは現状の議事録作成にかかる時間とコストを数字で把握し、改善したい目標を定めるところから始めてみてはいかがでしょうか。
4つの方法を読み比べてみると、自社にとってどの選択肢が現実的かは、おおよそ見えてきたのではないでしょうか。比べ続けるよりも、一度自社の会議で試してみるほうが、判断は早く済みます。特に議事録作成の負担が大きい現場ほど、実際の会議で試すことで費用対効果を判断しやすくなります。
Otolioは、Zoomの録音・対面会議・Teams・Google Meetなど、複数の会議形態を同じ仕組みで自動化できるAIエージェントです。データをAIに学習させずに各社へ最適化する特許取得済の独自アルゴリズムで、業界用語・社内固有名詞の誤変換を抑えられます。コクヨ様で議事録作成時間90%削減、東京ドーム様で経営会議の議事録50%削減、フィックスポイント様で商談議事録65%削減など、業務として議事録を回す現場で成果が出ています。
よくある質問とその回答
Q. Zoomで議事録を完全自動化することはできますか?
文字起こしまではZoomの標準機能で自動化できますが、決定事項・ToDo・担当者の整理まで含めた「業務で使える議事録」を完全自動化したい場合は、AI議事録ツールの活用が現実的です。Zoom AI Companionは要点とアクションを自動抽出してくれますが、業務利用では確認・編集が必要です。
Q. 無料でできる方法はありますか?
Zoomの有料プランに含まれる音声文字起こし機能を使えば、追加コストなしで文字起こしまでは進められます。ただし要約・決定事項の整理は手作業として残るため、議事録作成に費やす担当者の人件費を計算したうえで、無料か有料かを判断するのが安全です。
Q. Zoom AI Companionで業務用の議事録は作れますか?
社内向けの要点共有メモとしては十分使えます。ただし、業務として残す議事録には、決定事項・担当者・期限の確認や、自社フォーマットへの編集が必要になります。専門用語や固有名詞の誤変換も残るため、契約や経営判断にかかわる議事録には別の方法を組み合わせることをおすすめします。
Q. Zoom以外の対面会議や他のWeb会議でも同じ仕組みを使えますか?
Zoom標準機能やZoom AI CompanionはZoom内の会議だけが対象です。対面会議・Teams・Google Meet・電話商談などを同じ仕組みで回したい場合は、複数の会議形態に対応できるAI議事録ツールを選ぶ必要があります。
Q. AI議事録ツールを選ぶときに最初に確認すべきことは何ですか?
文字起こし精度・要約機能・話者識別・セキュリティ体制・対応会議の5項目をまず確認するとよいでしょう。とくに業界用語や社内固有名詞への対応(用語登録・個別学習の有無)、データがAI学習に使われない設計か、Zoom以外の会議にも対応できるかは、業務利用で長く使うほど効いてきます。