【最新版】Google Meetで文字起こしする方法!機能の使い方とおすすめソフトの選び方を解説
Google Meetは、Googleアカウントがあればすぐに使えるWeb会議ツールとして、多くの企業や自治体で利用されています。会議のオンライン化が進む一方で、メモや議事録は手作業のまま、という現場も少なくありません。
しかし、
- Google Meetで文字起こしはできるのか、どうやって使うのか
- 標準機能の精度で、実際の議事録作成に足りるのか
- 無料で使える機能で十分か、専用ツールを導入すべきか
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そのためこの記事では、Google Meetの2つの文字起こし方法と手順、日本語対応や対応エディション、使う際の注意点、そして精度の限界を踏まえたおすすめの文字起こしソフトの選び方までをわかりやすく解説します。
Google Meetの標準機能でも文字起こしはできますが、専門用語の誤変換や発言者の確認など、会議後の修正作業が残ることがあります。Otolioは、会議業務を丸ごと自動化するAIエージェントです。90%以上の高精度な文字起こしと自動の話者分離に加え、AIが要点や決定事項までを自動で整理します。
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Google Meetで文字起こしする2つの方法とは?
Google Meetで会議内容を文字で確認・記録する主な機能は3つあります。字幕はその場の画面に表示するだけで、記録には残りません。文字起こしは、発言をGoogleドキュメントとして保存します。自動メモ生成(Gemini)が作るのは、要約・決定事項・アクションアイテムをまとめたメモです。
文字起こしと自動メモ生成はどちらも日本語に対応しています。保存先もどちらも、主催者のGoogleドライブにある「Google Meet」フォルダです。ただし利用には、対象のGoogle Workspaceエディションの契約が要ります。自動メモ生成は、対象のGoogle AIプランでも使えます。
このうち、発言そのものを文字で確認できるのは字幕機能と文字起こし機能です。字幕は会議中に見るための表示で、会議後に発言記録として残したい場合は文字起こし機能を使います。自動メモ生成は、要約を作る別の機能だと考えてください。3つを取り違えたまま操作を探しても、期待した記録は残りません。まずは性質の違いから押さえていきましょう。
字幕機能:リアルタイムで画面に表示する
字幕機能は、会議中の発言をその場で画面下部に文字表示します。耳だけでは聞き取りにくい発言を目で追えるため、聞き逃しの防止や、音声を出しづらい環境での会議に役立ちます。
ただし、字幕として表示された内容はその場限りです。会議が終われば消えます。あとから議事録に使いたい場合は、次に紹介する文字起こし機能を使う必要があります。
文字起こし機能:テキストとして保存する
文字起こし機能は、会議中の発言をテキスト化し、ファイルとして保存する機能です。保存されたデータはGoogleドキュメントとして生成され、会議後に内容を見返したり、議事録のたたき台として編集したりできます。
たとえば、1時間の定例会議で文字起こしを開始しておけば、終了後にはドキュメントに発言内容がまとまっています。あとは要点を整理すれば、記録として共有できる形になります。
自動メモ生成(Gemini)は文字起こしと何が違う?
自動メモ生成が作るのは、発言を並べた記録ではありません。会議の要約と決定事項、アクションアイテムをまとめたメモです。会議画面の右上にアイコンが出るため文字起こしと並んで見えますが、残るものがまったく違います。
| 機能 | 何が残るか | 必要な契約 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 字幕 | 残らない(会議中の画面表示のみ) | 通常の字幕は幅広く使える。翻訳表示は対象エディション限定 | 聞き取りにくい発言を目で追いたいとき |
| 文字起こし | 発言をそのまま並べたGoogleドキュメント | 対象のWorkspaceエディション | 議論の経緯まで残したいとき |
| 自動メモ生成(Gemini) | 要約・決定事項・アクションアイテムのメモ | 対象のエディション、または対象のGoogle AIプラン | 決まったことだけ分かればいいとき |
作られるメモは2つのタブに分かれます。クイックメモは、アクションアイテムなど会議の最も重要なポイントだけを短くまとめたものです。
完全なメモには、要約・決定事項・アクションアイテム・詳細が入ります。対象は15分から8時間までの会議で、15分に満たない会議では要約が不完全になることがあります。
始め方は2通りです。会議中なら、画面右上の自動メモ生成のアイコンから開始できます。事前に決めておきたいときは、カレンダーの予定を編集し、ビデオ通話オプションで「Gemini でメモを生成する」にチェックを入れておきましょう。
どちらを使うかは、その会議で何を残したいかで決まります。同じ会社の中でも、発言レベルまで残したい会議と、決まったことだけ分かればいい会議は同時に存在します。役員会議のように「言った言わない」を防ぐ必要がある会議では、要約メモだけでは足りません。
一方、日常の定例やプロジェクトの進捗確認なら、決定事項とやることが押さえられていれば十分です。議論の経緯まで残したい場合は文字起こしが、決まったことだけ分かればよい場合は自動メモ生成が向いています。この線引きを先に決めておくと、会議のたびに迷わずに済みます。
なお、利用には対象のGoogle Workspaceエディション、または対象のGoogle AIプランの契約が必要です。対象となるプランはGoogleの公式ヘルプで確認できるため、自社の契約が対象に含まれるか最新情報を確認してください。
日本語対応と利用できるエディション
文字起こし機能は、2025年に日本語へ対応しました。対応言語は、日本語のほか英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語の8言語です。自動メモ生成も同じ8言語に対応しています。ただし、1つの会議で複数の言語を同時に扱うことはできません。
一方で、文字起こし機能を使えるGoogle Meetは限られます。対象は次のWorkspaceエディションです。
- Business Standard・Business Plus
- Enterprise Starter・Enterprise Standard・Enterprise Plus
- Teaching and Learning Upgrade・Education Plus
- Workspace Individual
無料のGoogleアカウントや対象外のプランでは、文字起こしのメニュー自体が表示されません。まずは自社の契約エディションが対象に含まれるかを確認しておくと、あとで「使えなかった」と戸惑わずに済みます。
字幕そのものと「字幕の翻訳」は条件が別です。発言を別の言語に訳して表示する機能は、Business StandardやEnterprise Standardなど対象のエディションに限られます。日本語は翻訳元にも翻訳先にも指定できます。
Google Meetの字幕機能を使う手順
字幕は、会議の最中にそのまま切り替えられます。聞き取りづらさを感じたその場で日本語表示に変えられるので、操作を覚えておくと便利です。
パソコンで字幕を日本語表示する4ステップ
以下は、パソコンで字幕を日本語表示に切り替える手順です。
- 会議画面下部の「CC(字幕をオン)」ボタンをクリックする
- 画面下の「その他のオプション(︙)」をクリックする
- 表示されたメニューから「設定」を開く
- サイドバーの「字幕」を選び、「会議の使用言語」を日本語に変更する
一度設定すれば、次回以降も同じ言語で表示されます。英語などほかの言語で表示された場合は、この手順で使用言語を選び直してください。
字幕機能を使うときの注意点
字幕はあくまで「その場で読むための表示」です。テキストとして自動保存されないため、「誰が何を話したか」を後から確認する用途には向きません。記録・議事録として残したいなら、文字起こし機能のほうを使いましょう。
会議を録画するときに「字幕を録画」を選ぶと、そのクリップに字幕を埋め込めます。映像として残しておきたい場合の選択肢です。
なお、字幕の表示はスマホのGoogle Meetアプリでも利用できます。一方、テキストとして保存する文字起こし機能は、次に紹介するとおりパソコンとAndroidに限られます。iPhoneとiPadでは字幕で内容を追い、文字起こしを残したい場合はパソコンまたはAndroidを使いましょう。
Google Meetの文字起こし機能を使う手順
発言そのものをテキストとして記録に残せるのが、文字起こし機能です。開始の操作そのものは数クリックで終わります。保存される場所と、使う前に知っておきたい注意点まで順に見ていきましょう。
文字起こしを開始・停止する手順
以下は、パソコンで文字起こし機能を開始・停止する手順です。Androidでも文字起こし機能を利用できますが、操作画面は異なります。
- Google Meetで会議に参加、または会議を開始する
- 画面右下の会議ツールアイコンをクリックする
- 文字起こしのアイコンを選び、「文字起こしを開始」をクリックする
- 確認のポップアップで「開始」をクリックする
- 会議が終わったら、同じ場所から「文字起こしを停止」を選ぶ
会議中に一時停止はできませんが、必要な場面だけ複数回に分けて実施できます。停止するたびに別のファイルとして保存される点は覚えておきましょう。
毎回の操作を省きたいなら、カレンダーの予定から自動で始める設定があります。予定を作るときにビデオ通話オプションを開くと、録画・文字起こし・自動メモ生成をまとめて自動開始するよう指定できます。
毎回記録を残す定例会議では、開始操作の手間を減らせます。ただし、自動開始を設定していても、主催者または共同主催者が会議に参加するまでは開始されません。
文字起こしデータの保存先と共有範囲
作成された文字起こしは、会議主催者のGoogleドライブにGoogleドキュメントとして保存されます。置き場所は「Google Meet」という名前のフォルダで、その中に会議ごとのサブフォルダが作られます。記録が見つからないときは、まずこのフォルダを確認してください。
会議が終わると、主催者・共同主催者・文字起こしを開始した人あてに、文字起こしファイルへのリンクがメールで届きます。条件によってはカレンダーの予定にも添付されます。
見られる範囲は、会議の規模によって変わります。既定では、主催者の組織内の招待者もファイルを開けます。ただし、主催者の組織に200人を超える招待者がいる場合は、主催者・共同主催者・文字起こしをオンにした人のみが確認できます。
参加者全員で記録を共有したいときは、この違いを踏まえてファイルを共有し直すか、管理設定を確認してもらいましょう。
文字起こし機能を使う際の4つの注意点
あとで困らないために、使う前に押さえておきたい点が4つあります。
1. Googleドライブの保存容量に注意する
文字起こしを記録するには、組織のGoogleドライブと会議主催者のドライブの両方に十分な空き容量が必要です。長時間の会議が続く時期は、事前に空き容量を確認しておくと安心です。容量が不足している場合は、文字起こしを記録できません。
2. 会議中のチャットは文字起こしに含まれない
文字起こしの対象は音声のみで、チャットメッセージは含まれません。会議中にチャットで補足やURLを流す習慣がある職場では、ここがまるごと抜け落ちます。チャット内容も残したい場合は、会議録画など別の記録方法とあわせて検討しましょう。
3. 主催者向けの管理機能を確認する
主催者向けの管理機能がオンの場合、文字起こしを開始できるのは主催者と共同主催者のみです。参加者全員で記録を共有したいときは、開始権限と会議後のファイル共有範囲を事前に確認しておきましょう。
4. 記録することを参加者に伝える
文字起こしを始めると画面に表示は出ますが、気づかないまま話し続ける参加者もいます。会議の冒頭で「今日は文字起こしを取ります」と一言伝えるだけで、後からの行き違いを防げます。社内で記録を習慣にしたいなら、この一言を会議の始め方に組み込んでおくのが確実です。
文字起こしが表示されないときの確認ポイント
「文字起こし」のメニューが出てこない、または開始できない場合は、次の4点を順に確認すると原因を切り分けやすくなります。
- Workspaceのエディション:文字起こし機能は、前述の対応エディションでのみ使えます。無料のGoogleアカウントや対象外のプランでは、メニュー自体が表示されません。
- 管理者・主催者による有効化:組織の管理コンソールで文字起こしが無効化されていたり、主催者向けの管理機能によって開始できる人が制限されていたりすることがあります。主催者向けの管理機能がオンの場合は、主催者と共同主催者のみが文字起こしを開始できます。
- 会議の使用言語:字幕・文字起こしの言語が実際の会話と合っていないと、うまく認識されないことがあります。「設定」から使用言語を選び直してください。
- 利用環境:文字起こしが使えるのは、パソコン・ノートパソコン・Androidデバイスだけです。iPhoneとiPadでは文字起こしを開始できません。
ここまで確認しても解決しない場合は、Google Meetのヘルプを確認するか、組織の管理者に相談しましょう。
Google Meet標準機能だけでは足りないのはどんなとき?
足りなくなる場面は3つあります。誤変換と話者の取り違えが残る会議、記録を部署や全社で同じ形に揃えたい場面、そして機密性が高く、保存先やAI学習への利用方針まで確認したい会議です。順に見ていきますが、その前に、ツールを増やさずにできることから確かめましょう。
ツールを変えずにできる録り方の工夫
文字起こしの精度は、どう録ったかで大きく変わります。専用ツールを検討する前に、次の4つを試す価値があります。
- 同じ部屋にいても1人1台で参加する:拠点ごとに1つのマイクで集音すると、誰の発言かを分ける手がかりが消えます
- マイクとの距離を詰める:手が届く範囲にマイクがあるかが目安です。パソコンの内蔵マイクは正面の音を拾う設計で、横や背後の声は弱くなります
- 発言を重ならせない:相づちや被せの前に少し間を置くと、音声認識が発言を捉えやすくなります
- 固有名詞を会議の前に共有しておく:議題と一緒に製品名や略称を配っておくと、参加者の発音が揃い、聞き手も直しやすくなります
録音条件を整えないままツールを乗り換えても、期待した精度が出ないことがあります。まずはこの4つを試し、それでも誤変換や話者識別の問題が残るかを確認しましょう。
専門用語・話者識別の精度に限界がある
標準機能の文字起こしは、日常的な会話では一定の精度が期待できます。崩れるのは、業界特有の専門用語や社内の固有名詞が飛び交う会議、そして複数人が同時に話す場面です。誤変換と話者の取り違えが重なると、その修正に時間がかかり、「文字起こしはできたのに工数が減らない」という状態になりがちです。
文房具・オフィス用品を手がけるコクヨ株式会社も、同じところで止まっていました。約2時間の会議に対して、議事録作成に4時間以上かかっていました。Web会議ツールの文字起こしを使うようになっても、社内の専門用語が正しく変換されず、修正に時間がかかっていたといいます。
さらに、全国の各拠点が1つのマイクで複数名の発言を集音していたため、話者がうまく振り分けられませんでした。「誰の発言かを特定する」ことにも手間がかかっていた状態です。
同社が、専門用語が変換され、誰の発言かが自動で分かれる文字起こしへ切り替えたところ、議事録作成は約30分にまで短縮されました。作成時間にして90%の削減です。
実務で効いてくるのは、修正と発言者の特定に消える時間をどれだけ減らせるかです。発言者の特定でつまずいているなら、議事録で発言者を特定できない原因と対策もあわせて確認してみてください。
記録が主催者ごとに散らばる
標準機能には、精度とは別の限界もあります。公式の仕様を2つ並べると見えてきます。文字起こしも自動メモ生成も、会議記録は主催者のGoogleドライブに保存されます。また、利用可否や開始権限は、契約プランや主催者向けの管理設定によって変わります。
この2つは、組織の議事録運用で管理すべきポイントになります。会議を開いた人ごとに記録の置き場所が変わるため、後から「あの会議の記録はどこか」を探す手間が残ります。また、設定によって文字起こしを開始できる人が限られる場合があり、会議ごとに記録方法が揃わないこともあります。
議事録の形そのものも、担当者ごとにばらつきます。書き手が変わるたびに粒度も体裁も変わるため、後から読む人は毎回読み方を切り替えることになるでしょう。記録の置き場所と書く人の基準が揃わないかぎり、誰が書いても同じ水準で残る状態にはなりません。
使えて便利だということと、組織の運用として回るということは別です。標準機能で足りるかどうかを判断するときは、この2つを分けて考えてください。
機密性の高い会議の情報管理と会議データの資産化
もう1つの視点が、情報の扱いです。経営会議や役員会議、商談などの機密性が高い会議では、「その音声やテキストがどこに保存され、どう扱われるのか」が気になります。
Otolioが実施した250件以上の導入企業アンケートでも、機密性の高い会議の文字起こしを外部に委託しているという声が繰り返し語られています。セキュリティと費用の両面が課題でした。役員会や取締役会の記録を外部に出したくない、という不安も同じ根を持ちます。同アンケートで語られる期待は、記録を社内で完結させて主導権を取り戻すことでした。
汎用のAIツールに会議音声をそのまま渡す場合、その内容がAIの学習に使われないかを確認しておくことが大切です。この点で、入力した音声やデータをAIの学習に使わない設計のツールであれば、機密性の高い会議でも社内で扱いやすくなります。
さらに一歩進めて考えたいのが、会議データの活かし方です。文字起こしはあくまで通過点です。会議で交わされた議論や意思決定が、後から検索して振り返れる形で残ってこそ価値が生まれます。会議を重ねるほど社内の判断の経緯が溜まっていく状態は、記録の手間が減ることとはまた別の価値です。
Google Meetの会議を議事録まで自動で仕上げたい場合は、Google Meetで議事録を自動作成する方法も確認してみてください。
文字起こしソフトを選ぶときの4つのポイント
標準機能では物足りないと感じたら、専用の文字起こしソフトの導入を検討することになります。失敗しないための選び方を、4つのポイントで整理します。自社の使い方に照らしながら確認してみてください。
1. 使っているWeb会議ツールで使えるか
まず確認したいのが、普段使っているWeb会議ツールと無理なく併用できるかどうかです。複雑な設定や事前準備が必要だと、会議のたびに手間が増え、現場で使われなくなってしまいます。
理想は、設定を意識せずボタン一つで録音・文字起こしを始められることです。ZoomやMicrosoft Teamsなど、Google Meet以外のツールでも同じ運用で使えるかどうかも見ておくと、複数のツールが混ざる組織でもやり方が揃います。
2. 文字起こしの精度が高いか
精度は、カタログ上の数値だけでは判断できません。同じツールでも、マイクとの距離や会議室の環境音、専門用語の多さによって体感は大きく変わります。そのため、実際に自社が会議を行う環境で試し、精度を確かめることが重要です。
Otolioの商談では、製造業の担当者から「型番は本当に出ない」という声を伺います。日常会話なら十分に見える精度でも、製品名や型番が飛び交う会議では話が別になる、ということです。
もう1つ見ておきたいのが、精度を上げる仕組みの方式です。専門用語を人が登録し続ける方式なのか、過去の記録を参照して自動で精度が上がる方式なのかを確認しましょう。登録方式は、用語が入れ替わるたびに登録し直す運用が続きます。その作業を自社で誰が担うのかまで考えてから選びましょう。
3. 要約・議事録機能が自社に合うか
文字起こしができても、そのままでは長いテキストが残るだけです。会議後の負担を本当に減らすには、要点の抽出や議事録の自動作成といった機能が、自社の使い方に合っているかを確認しましょう。
「要約」といっても、その中身はツールによって異なります。決定事項やToDoを自動で整理できるか、必要なフォーマットで出力できるかを確認しましょう。
Google Meetの自動メモ生成を試したうえで物足りなさを感じたなら、その物足りなさが何だったのかを具体的に書き出してから比べると、選ぶ基準がはっきりします。
4. 無料トライアルで試せるか
多くの文字起こしソフトは有料です。そのぶん、契約前に無料トライアルで実際の使い勝手を確かめられるかどうかが、重要な判断材料になります。
このとき、文字起こし精度だけを見て判断しないことがポイントです。録音の準備から会議中の操作、文字起こし、議事録の作成・修正、共有まで、一連の流れを通して試しましょう。そうすると、「自社の会議が本当に楽になるか」が見えてきます。
ZoomやTeamsも混ざる職場なら、Web会議の文字起こしを自動化する方法と選び方もあわせて確認しておくと、ツールごとにやり方を変えずに済みます。
Google Meetの文字起こしにおすすめの文字起こしソフト3選
ここでは、Google Meetと併用しやすい文字起こしソフトを3つ紹介します。それぞれ性質が異なるため、自社の目的に照らして比較してみてください。
1. Otolio

引用:Otolio
Otolioは、文字起こし用途にも活用できる「会議業務を丸ごと自動化するAIエージェント」です。Google Meetを含む主要なWeb会議ツールと併用でき、90%以上の高精度な文字起こしと自動話者分離に対応しています。文字起こし後は、AIが要点・決定事項・ToDoを整理し、議事録作成まで自動化できます。セキュリティ面では、入力した音声やデータをAIの学習に使わない設計です。
特徴
- 主要Web会議ツールに対応した90%以上の高精度文字起こしと自動話者分離
- AIが要点・決定事項・ToDoを自動で整理し、議事録作成まで自動化
- 音声・データをAI学習に使わない設計で、機密会議でも利用しやすい
サービスサイトURL:Otolio公式サイト
2. Notta

引用:Notta
Nottaは、多言語に対応した文字起こしツールです。リアルタイムでの文字起こしに対応しており、Web会議の音声やアップロードした音声ファイルをテキスト化できます。個人利用から始めやすく、まず文字起こしを試したい場面に向いています。
特徴
- 多言語に対応したリアルタイム文字起こし
- 音声ファイルのアップロードによる文字起こしに対応
- 文字起こし結果の編集・共有機能
サービスサイトURL:Notta公式サイト
3. toruno

引用:toruno
torunoは、リコーが提供する文字起こしツールです。会議中の発言に「重要・決定事項・ToDo」のタグを付けられる発言タグ機能や、ユーザー辞書への登録による認識精度の調整に対応しています。会議の音声・文字起こし・画面を合わせて残せる点が特長です。
特徴
- 会議中の発言に「重要・決定事項・ToDo」を付けられる発言タグ機能
- ユーザー辞書登録による認識精度の調整
- 音声・文字起こし・画面をまとめて記録
サービスサイトURL:toruno公式サイト
まとめ|Google Meetの文字起こしは目的に合わせて選ぼう
Google Meetで会議内容を文字で確認・記録する機能は、字幕・文字起こし・自動メモ生成の3つです。どれを使うかは、2つの問いで決まります。
1つ目は、議論の経緯まで必要か、決まったことだけ分かればよいかという点です。経緯まで残したい会議には文字起こしが、決定事項とやることが分かれば足りる会議には自動メモ生成が向きます。
2つ目は、個人で使うのか、組織で運用を揃えるのかという点です。自分の会議だけで使う場合は、標準機能で足りることもあります。一方、部署や全社で同じ形の記録を残す場合は、保存先が主催者ごとに分かれることや、契約プラン・管理設定による利用条件を確認する必要があります。
機能の多さから先に見てしまうと、自社の会議には要らないものにお金を払うことになりかねません。まずはこの2つに答えを出してから、ツールを比べてみましょう。
ここまでで、自社の会議がどちら側に寄っているかは見えてきたと思います。ただ、標準機能で足りるかどうかの最後の答えは、自分の会議の音声で試さないと出ません。専門用語がどこまで変換されるか、話者がどう分かれるかは、会議の中身と録り方によって変わるためです。
議事録づくりで時間を取られているのは、文字起こしそのものではなく、その後の修正と発言者の確認ではないでしょうか。Otolioなら、普段のGoogle Meetの会議でそのまま録音・文字起こしを試せます。専門用語の変換、話者の振り分け、要点の整理まで、実際の議事録づくりの流れで確かめられます。14日間の無料トライアルは、10時間相当の会議・ユーザー数の制限なしでお試しいただけます。
よくある質問とその回答
Q. Google Meetの文字起こしは無料で使えますか?
字幕機能は幅広いプランで利用できますが、テキストとして保存できる文字起こし機能は、Business StandardやEnterprise、Education Plusなど特定のWorkspaceエディションに限られます。無料のGoogleアカウントでは文字起こしのメニュー自体が表示されないため、自社の契約プランを確認しておくと安心です。
Q. 自動メモ生成があれば、文字起こしは使わなくてよいですか?
役割が異なるため、目的に応じて使い分けます。自動メモ生成が作るのは、要約・決定事項・アクションアイテムをまとめたメモです。発言内容や議論の経緯まで残したい会議には文字起こしが適しています。決まったことだけ分かれば足りる会議なら、自動メモ生成だけで対応できる場合もあります。
Q. 文字起こしのデータはどこに保存され、誰が見られますか?
会議主催者のGoogleドライブにある「Google Meet」フォルダに、Googleドキュメントとして保存されます。このフォルダの中に会議ごとのサブフォルダが作られるため、記録を探すときはそこを開いてください。既定では主催者の組織内の招待者も見られますが、主催者の組織に200人を超える招待者がいる場合は、主催者・共同主催者・文字起こしをオンにした人のみが確認できます。
Q. Google Meetの文字起こしの精度が低いと感じます。どうすればいいですか?
まず録り方を見直してください。同じ部屋にいても1人1台で参加する、マイクとの距離を詰める、発言を重ねない、といった方法を試しましょう。それでも専門用語の誤変換や話者の取り違えが残るなら、自動の話者分離や、過去の記録から精度が上がる仕組みを備えた文字起こしソフトを検討する段階です。
Q. 機密性の高い会議でも文字起こしツールを使って大丈夫ですか?
会議の音声やテキストが「どこに保存され、AIの学習に使われないか」を確認することが大切です。入力した音声やデータをAIの学習に使わない設計のツールであれば、経営会議や商談など機密性の高い会議でも社内で扱いやすくなります。導入前に、データの保存場所と学習利用の有無を確認しておきましょう。