文字起こし

iPhoneボイスメモの音声を文字起こしする方法!音声入力の文字起こし方法も紹介

transcription with iphone eye catch

対面でのちょっとしたインタビューや打ち合わせ、議論やディスカッションなどを録音したいときにこれまではICレコーダーやボイスレコーダーを使っていた方も、iPhoneに搭載されている「ボイスメモ」を使う方が増えていると思います。

iPhoneの「ボイスメモ」は、iPhoneに標準で搭載されている録音アプリです。iPhoneを持っている方であれば、App Storeからダウンロードすることなく、アプリを起動するだけですぐに利用することができます。

そんなiPhoneで録音したボイスメモの音声を気軽に文字起こしする方法はないのか?とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

またボイスメモ以外でもiPhoneで文字起こしができればそれでいいという方もいると思います。

そこでこの記事では

  • iPhoneで録音したボイスメモの音声を文字起こしをする方法
  • ボイスメモ以外で文字起こしをする方法

についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください

iPhoneやボイスメモから簡単に文字起こし&活用するなら「スマート書記」

ボイスメモの音声をとても簡単な操作で文字起こしできるのが、スマート書記。

またカフェや周囲の雑音がある場所での録音は文字起こし精度が悪くなってしまいますが、そういった場所でも高精度な文字起こしを実現することもできるスマート書記を一度試してみませんか?

  • フィラー除去や用語登録で高精度な文字起こしを実現
  • 文字起こし結果を自動要約や要点抽出で、全ての入力作業を自動化
  • カフェや周囲の雑音を除去できる録音機能で文字起こし精度向上をサポート

普段の書き起こし作業時間を最大70%削減した実績も。
無料トライアルを実施中のため、ぜひ一度、スマート書記をお試しください!

iPhoneボイスメモの音声を文字起こしする方法

まずはじめに押さえておかなければいけないポイントは「ボイスメモ」はiPhoneに搭載されている「録音アプリ」だということです。

つまり「ボイスメモ」には、録音した音声を自動で文字起こしする機能はなく、ボイスメモで文字起こしするためには、文字起こしアプリを使う必要があります。

文字起こしアプリとは音声を自動で文字情報に変換することができるアプリのことです。

様々な文字起こしアプリがありますが、今回は無料の文字起こしアプリと組み合わせて、ボイスメモから文字起こしする手順をご紹介します。

1. iPhoneのボイスメモで音声を録音する

まずはボイスメモを起動して音声を録音してみましょう。

  1. 「ボイスメモ」アプリを起動する
  2. 赤マークのボタンを選択して録音を開始する
  3. 録音が終了したら赤マークのボタンを選択する
  4. 録音が自動で保存される
ボイスメモでの録音方法

これでボイスメモの録音は完了です。またボイスメモは

  • 再生速度の変更
  • 「無音」をスキップ
  • 音声ファイルのトリミング

などが簡単にできますので、非常に便利なアプリとなっています。

2. 文字起こしアプリを使って文字起こしする

さきほどご紹介したように、ボイスメモの音声を文字起こしするためには文字起こしアプリを活用する必要があります。

今回は「Speechy Lite」というアプリで文字起こしをしてみましょう。Apple Storeでダウンロードでき、文字起こしできる時間に制限はありますが、その制限に達するまで無料で使用することができます。

では早速、さきほどボイスメモで録音した音声ファイルを「Speechy Lite」で文字起こしをしてみましょう。

  1. 文字起こししたいボイスメモの音声ファイル右上「・・・」マークを選択
  2. 「共有」を選択
  3. アプリ一覧から「Speechy Lite」を選択
  4. 「Speechy Lite」の画面に移り、「音声再生ボタン」を選択
  5. 録音した音声が流れていき、自動で文字起こしがされます。「はい」を選択して保存(「これはテストです」という音声が文字起こしされています)
Speechy Liteで文字起こしをする方法

また今回は「Speechy Lite」での文字起こし方法をご紹介しましたが、他にもいくつかiPhoneのボイスメモを文字起こしできるアプリがあります。

またボイスメモの音声ファイルを活用する必要もなく、そのアプリ自体で録音して文字起こしすることができるアプリもあるので、編集部がおすすめする文字起こしアプリをご紹介します。

【編集部おすすめ】iPhoneで使える文字起こしアプリ3選

1. Speechy Lite

Speechy Lite imageのアプリストアのイメージ

※引用:App Store

Speechy Liteはさきほどご紹介したボイスメモの音声を使って文字起こしすることできるに加え、Speechy Lite単体で録音し、それを文字起こしすることも可能です。

Speechy Liteには無料版と有料版があり、無料版だと文字起こしできる時間が1回あたり1分間となります。短い会話であれば問題ありませんが、ビジネスにおける会議など長時間使用したい場合には注意が必要です。

App Store

2. Texter

※引用:Texter

Texterもボイスメモの音声ファイルを共有して、文字起こしすることが可能なアプリです。また音声による文字起こしだけではなく、画像や動画ファイルからも文字起こしができるアプリとなっています。

またTexter単体で録音することも可能で、録音した言語を翻訳することもでき、非常に便利なアプリとなっています。

ただし無料プランでの音声ファイルは短時間でしか利用できず、こちらもビジネスにおける会議など長時間使用する場合は注意が必要です。

App Store

3. スマート書記

スマート書記のサービスサイトイメージ

※引用:スマート書記

スマート書記は累計利用社数3,000社を突破しているAI議事録自動作成ツールで、PCだけでなく、iPhoneやAndroidのモバイルアプリも利用ができるのが特徴です。

文字起こしはもちろんのこと、AIを使って、文字起こし結果を自動要約したり、要点だけを抽出することもできます。他のツールと異なり、文字起こしした結果を自動で編集することができるので、議事録やインタビュー記事を作る際には、作業負担を大きく軽減することができます。

iPhoneでは2021年9月リリースのiOS15から「マイクモード」に「声を分離」という機能が実装されています。この機能はドライヤーの音すらも遮断することができるとTwitterで話題になりましたが、今までカフェなど雑音が多い場所で、周囲の騒音により、自分の声が相手に聞き取りづらい状態でも、クリアに声を録音できるようになっています。この「マイクモード」の「声を分離」する機能が、2023年8月よりスマート書記の録音機能に搭載されています。機能について詳しく知りたい方は下記のお知らせ情報をご確認ください。

参考情報:録音中のノイズをカット!iOSアプリでマイクモード(声の分離)に対応しました

もしカフェや社内の会議室などで雑音が多い場所での音声を文字起こししたい場合には、雑音が入ると文字起こし精度が下がってしまいますので、ぜひこのスマート書記を使うことをおすすめします。

サービスサイトURL

※モバイルアプリはApp Storeからダウンロードが可能です。ご利用には事前に契約が必要です。

文字起こしアプリを選ぶ際に確認すべき6つのポイント

3つのおすすめ文字起こしアプリを紹介しましたが、上記以外のアプリなども比較してみたいけど、どんなポイントで選べば良いのかわからない。そんなときはぜひ6つのポイントに絞って確認することをおすすめします。

1. ボイスメモの音声をアップロードできるか

ボイスメモで録音したデータは「.m4a」という拡張子で保存されますが、文字起こしアプリの中にはこのファイル形式をアップロードできないものもあります。

その場合、例えばネットワークが不安定な場合にとりあえずボイスメモで録音しておいて後から文字起こしを行う、といったことができません。そういったことにならないためにも、ボイスメモの音声をアップロードできる文字起こしアプリがおすすめです。

2. OSが対応しているか

文字起こしアプリが自分の使用しているデバイスに対応しているか確認しましょう。

iPhoneではOSと端末種類によっても制限を受けることがありますので、iPhone対応と記載があっても、自分が使っているOSや端末が対象となっているかよく確認することが重要です。もし不安な方はなるべくOSは最新のものを使うことをおすすめします。

3. 文字起こし精度が求めているレベルか

文字起こしアプリにおいて「認識精度」は重要です。文字起こしアプリには無料や有料のものがありますが、基本的には無料よりも有料の方が精度が良いことが多いです。

精度と言っても非常に感覚的になってしまいますので、以下のポイントで精度が高まる工夫があるのかなどを確認しましょう。

  • 専門用語などの固有名詞を認識できるか
  • 「えー」や「あの」などのフィラーを除去しているか
  • 句読点や改行がされるか
  • 話者識別がきちんとできるか

4. 有料アプリはトライアルができるか確認

文字起こしの精度は、どれだけ案内や検索で調べても自分が期待しているとおりかを確認することは難しいです。そのため、アプリを試してみるのが一番です。そういったこともあり、文字起こしアプリは無料で試したりトライアルできるものが数多くあります。

特に文字起こし精度については、環境によって精度が左右されることも多いため、自分が実際にソフトを利用すると想定している場所で、試してみるようにしましょう。

5. 文字起こし以外のAI機能が必要か

ボイスメモで録音をするシーンが会議や商談の場合は、最終的なアウトプットとして議事録や記事などをまとめる必要があるかと思います。その場合、仮に文字起こしができたとしても、それを使って追加の作業をしなくてはいけません。

文字起こしアプリの中には、文字起こしだけでなく、文章の要約や要点抽出などAIを使った自動文章作成機能なども最近では機能として登場しています。こういった高機能を使って、とにかく作業にかかる負担を減らしたい場合には、そういった機能があるかを確認しましょう。

6. 文字起こし結果のデータが無断利用されないか

スマートフォンのアプリは、個人利用をメインに想定されているものが多いです。そのため文字起こしのために使われた音声データはどのように管理されているのかなど、不明なことも。文字起こしの技術は日々進化していますが、アプリのユーザーが録音したデータや文字起こし内容などが、その技術向上のために利用されているケースが多いです。

ビジネスで利用する場合は、重要でセンシティブな情報を扱う機会も多いため、そういったデータの管理や扱い方について明確になっており、データ漏えい等の事故があったときに、しっかりとした対応をしてくれる開発元のサービスを選定しましょう。

iPhoneの音声入力を使って文字起こしをする方法

これまでiPhoneのボイスメモで録音した音声ファイルを文字起こしする方法をご紹介してきましたが、実はボイスメモ以外で文字起こしすることも可能です。

その方法とは、音声を入力して文字起こしする方法です。さきほどまでは音声ファイルをアップロードして文字起こしするやり方でしたが、ここでは音声入力を使った文字起こし方法をご紹介します。

この方法は主にタイピングではなく、音声を使って文章やメモを入力したいときに活用できます。音声を使うことで入力作業をなくすことが可能です。

  1. iPhoneキーボードで右下の「マイクのマーク」をクリックし、音声入力モードに切り替える
  2. iPhoneのマイクに話しかける
iPhoneの画面

画像ではiPhoneのメモアプリで文字起こしをしていますが、iPhoneのキーボードがあればどのアプリでも利用が可能なので、例えばGmailなどでも利用することができます。

【まとめ】iPhoneのボイスメモで文字起こしするなら、文字起こしアプリを活用しよう

本記事では、皆さんが日常的に使うiPhoneのボイスメモで、手軽に文字起こしできる方法についてご紹介しました。

「ボイスメモ」はあくまでも録音アプリであり、文字起こしをするためには別途文字起こしアプリが必要です。

文字起こしアプリにはさまざまな種類がありますが、文字起こしの精度が異なります。実際にいくつか試してみて、自分に合った文字起こしアプリを選ぶことが重要です。

「ボイスメモ」や文字起こしアプリを上手に活用して、文字起こしの工数を削減していきましょう。

iPhoneやボイスメモから簡単に文字起こし&活用するなら「スマート書記」

ボイスメモの音声をとても簡単な操作で文字起こしできるのが、スマート書記。

またカフェや周囲の雑音がある場所での録音は文字起こし精度が悪くなってしまいますが、そういった場所でも高精度な文字起こしを実現することもできるスマート書記を一度試してみませんか?

  • フィラー除去や用語登録で高精度な文字起こしを実現
  • 文字起こし結果を自動要約や要点抽出で、全ての入力作業を自動化
  • カフェや周囲の雑音を除去できる録音機能で文字起こし精度向上をサポート

普段の書き起こし作業時間を最大70%削減した実績も。
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この記事を書いた人
スマート書記ブログチーム

端末1台で録音や文字起こしを実現、全てのWeb会議ツールに対応。発言録も、まとめ型の議事録もスマート書記でカンタン作成

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