逐語録とは?議事録との違い・作り方・例文・AIで効率化する方法を解説
逐語録は、会議やインタビューなどの発言をできるだけ忠実に記録した文書です。裁判記録や市場調査、商談記録など、発言内容を正確に残したい場面で活用されています。
逐語録については、
- 逐語録とは具体的にどのような文書なのか
- 議事録や文字起こしと何が違うのか
- どう作ればよく、手間はどれくらいかかるのか
といった疑問を抱えている方も少なくないでしょう。
そのためこの記事では、逐語録の意味や議事録・反訳との違いから、作り方の手順、例文、AIで効率化する方法までをわかりやすく解説します。
逐語録づくりで負担が大きいのは、長い音声を聞き返しながら一字一句を書き起こし、誰の発言かを区別する作業です。Otolioは会議業務を自動化するAIエージェントで、高精度な文字起こしと自動の話者分離に対応しています。録音から記録までの手間を減らし、内容の確認に集中しやすい環境をお試しいただけます。累計8,000社以上にご利用いただいた実績があります。
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逐語録とは?議事録との違い
逐語録とは、会議やインタビューでの発言をできるだけ忠実に文字に起こした記録です。用途や取り決めによっては、「えー」「あのー」といった言い淀みや相槌、沈黙も残します。
要点を整理する議事録とは、記録する情報の粒度が異なります。調査インタビューなど、発言そのものが資料になる場面で使われます。1時間の音声を書き起こすのに4〜6時間かかることもあります。
逐語録の意味
逐語録は、話された言葉を編集せずに残す記録です。用途や取り決めによっては、「えー」「あのー」といった言い淀み(フィラー)や相槌、笑い声、沈黙も文字にします。
通常の議事録のように要点を整理したり、読みやすく言い換えたりはしません。話された言葉を編集せずに残すため、発言の言い回しやニュアンスを後から確認しやすくなります。
たとえば「やります」と「やろうと思います」では、聞いた側の受け取り方がまるで変わります。逐語録では、こうした微妙な言い回しもそのまま残します。
議事録・反訳・文字起こしとの違い
逐語録は、議事録・反訳・文字起こしと混同されがちです。まず、逐語録・議事録・反訳の違いを表にすると、次のように整理できます。
| 項目 | 逐語録 | 議事録 | 反訳 |
|---|---|---|---|
| 発言の記録 | 発言をできるだけ忠実に記録する | 要点を整理して記録する | 依頼内容による |
| 言い淀み | 用途や取り決めによって含める | 基本的に含めない | 依頼内容による |
| 用途 | 証跡・分析 | 情報共有 | 書き起こし全般 |
| 特徴 | 発言への忠実さを重視する | 読みやすさを重視する | 業界によって定義が異なる |
| 主な利用場面 | 裁判・調査・商談 | 社内会議 | 法律・医療・行政 |
議事録は、会議で決まったことや要点を整理してまとめた文書です。読み手が短時間で内容をつかめるよう、発言を要約し、不要な部分は省きます。逐語録は情報量と発言への忠実さを重視し、議事録は読みやすさと共有のしやすさを重視する、という関係です。
反訳は、記録された内容を文字として起こす作業を指す言葉として、法律や行政などの分野で使われます。ただし、意味や仕上げ方は分野や依頼内容によって異なります。逐語録と固定的な上下関係にあると捉えず、どの程度忠実に文字化するのかを確認するとよいでしょう。
文字起こしは、音声を文字にする作業そのものを指します。編集の度合いによって、次の3段階に分かれます。
- 素起こし:音声をそのまま文字にする
- ケバ取り:言い淀みや不要な言葉を削る
- 整文:読みやすい文章に整える
逐語録は、このうち素起こしに最も近い記録です。つまり逐語録とは、文字起こしの中でも発言の忠実さを最優先にした形だと言えます。
逐語録を残すメリット
要約には、書き手の解釈がどうしても入ります。逐語録の価値は、その解釈をいったん止めるところにあります。
- 要約による情報の欠落を抑えやすい:要約せずに発言を残すため、誰が何を話したかを後からたどりやすい
- 言い直しや間が手がかりになる:回答までの沈黙や言い換えが、話し方やためらいを分析する手がかりになることがある
- 後から発言に立ち返れる証跡になる:記録者による要約が入らないため、元の発言を確認する資料として使える
- 議事録を作るときの元データになる:発言内容を確認しながら要点を整理でき、議事録作成の元データとして活用できる
このうち証跡としての役割は、会議や商談の後になって効いてきます。「そうは言っていない」という食い違いが起きたとき、逐語録があれば実際の発言に戻って確かめられるためです。認識のずれがなぜ起きるのかは、「言った言わない」問題の原因と対応方法でも整理しています。
この会議に逐語録は必要?
逐語録は「丁寧な議事録」ではありません。別の種類の記録です。ここを取り違えたまま作業に入ると、要点の議事録で足りる会議に何倍もの時間を注ぐことになります。
逐語録が選ばれるのは、証言などを逐語的に残す必要がある法的な場面、インタビューや市場調査の分析資料、商談や交渉の記録、カウンセリングや相談業務の記録などです。共通しているのは、「何を話したか」だけでなく「どう話したか」までが意味を持つ点です。
会議の種類別に見る4つの判断
自分が担当する会議では、どの記録が必要なのでしょうか。会議の種類から見ていくと、判断しやすくなります。
| 会議の種類 | どちらが要るか | そう決まる理由 |
|---|---|---|
| 議会・委員会(自治体) | 会議体の規定に応じる | 地方議会では地方自治法第123条により会議録の作成が求められる。委員会を含め、どこまで発言を残すかは法令・会議規則・運用によって異なる |
| 取締役会・労使協議 | 制度・目的に応じる | 取締役会は会社法第369条第3項により議事録の作成が求められ、会社法施行規則第101条第3項では「議事の経過の要領及びその結果」などが記載事項とされている。逐語録までは求められていない。労使協議は法定の労使委員会など形態によって要件が異なるため、根拠法令や社内規程を確認する |
| 調査インタビュー | 逐語録 | 言い直しや間、語尾の揺れが分析の材料になる。要約すると読み解く手がかりが失われることがある |
| 定例会議・社内の打ち合わせ | 要点の議事録で足りる | 読み手が短時間で決まったことをつかめればよい。逐語録では情報量が増え、要点をつかみにくくなることがある |
ひとつの会社の中でも、答えは一律になりません。全発言を残したい部門と、決定事項だけで足りる部門が同時に存在するというのは、商談の場でよく聞く話です。社内で一律の書き方を決めるより、会議ごとに粒度を決めるほうが現実に合います。
取締役会や労使協議のように利害が向き合う会議では、必要な記録の粒度を法令・社内規程や会議の目的に応じて決める必要があります。記録をどちらか一方が作ること自体が不信の種になるため、中立な第三者に委託してきたという組織もあります。法令上、逐語録まで求められていない場合でも、手続きの経過や発言の趣旨を詳細に残す運用を選ぶことはあります。
まず、法令・会議規則・社内規程などで必要な記録内容を確認します。そのうえで、「どう言ったか」が後から意味を持つ会議は逐語録、「何が決まったか」を共有できればよい会議は議事録、という基準で考えると判断しやすくなります。
逐語録が求められた現場
石川県七尾市役所では、議会やそれに付随する委員会のほとんどで議事録を作成していました。内容によっては、法令等で議事録を残すことが定められている会議もあります。同市がOtolioを活用している委員会では、運用上「あー」「えー」といった言い淀みまで正確に残す必要があり、作成に多くの時間がかかっていました。
同市のデジタル戦略室は、業務効率化の検討を進める中でAIによる議事録作成支援を知り、Otolioの導入を決めています。文字起こしが自動で進み、言い淀みを残すか削るかも選べるようになりました。
変化は、負担の軽さに表れています。発言そのままの記録を作る作業がぐっと楽になり、イチから作成する場合と比べて細かな修正だけで済むようになりました。使われ方も委員会にとどまりません。健康診断などの家庭訪問で録音した音声を文字起こしし、報告書づくりに使うという、当初は想定していなかった活用も生まれています。
参考記事:重要な会議だけでなく、新たな利用シーンが生まれて業務効率化を促進
逐語録の作り方4ステップ
逐語録は、録音から書き起こし、表記の統一、照合までの順で作ります。ここからは、それぞれの工程で何をするのかを見ていきます。
1. 音声を録音する
逐語録の作りやすさや文字起こしの精度は、録音品質に大きく左右されます。聞き取りにくい音声では、書き起こしや確認に時間がかかります。
発言者の声がはっきり拾える位置にマイクを置き、雑音の少ない環境を整えます。会議室のエアコンや廊下の音は、後から聞き返すと想像以上に邪魔になります。開始前に数秒だけ録音して再生し、音が入っているかを確かめておくと安心です。
2. 発言を一字一句書き起こす
録音を再生しながら、発言をそのまま文字にしていきます。要約も言い換えもしません。話し言葉として不自然に見えても、そのまま残すのが逐語録です。
聞き取れない箇所は、無理に推測して埋めないでください。推測で埋めると、後から見た人が実際に聞き取れた内容と推測を区別できなくなります。「(聞き取り不可)」と注記しておけば、必要になったときに音声へ戻れます。
3. 表記ルールに沿って統一する
書き起こした後は、事前に決めておいた表記ルールに沿って、言葉以外の表記を記録全体で統一します。沈黙や笑い、聞き取れなかった箇所の書き方は、人によって癖が出るためです。途中で誰かに引き継いだり、複数人で分担したりした場合は、ここで表記のばらつきを整えます。
| 場面 | 書き方の例 | 決めておく理由 |
|---|---|---|
| 話者 | 発言の頭に「佐藤:」と置く | 誰の発言かを取り違えると記録全体の信頼が落ちる |
| 沈黙・間 | (沈黙)または「……」 | 考え込んだ時間そのものが読み解く材料になる |
| 笑い・相槌 | (笑)・(相槌) | 場の空気や相手の反応が残る |
| 聞き取れない箇所 | (聞き取り不可) | 実際に聞き取れた内容と推測を区別できなくなる |
| 発言の重なり | [〇〇と同時に] | 誰の発言を先に書くかが人によって変わるのを防ぐ |
| 言い間違い | そのまま残し、必要なら【 】で補う | 直すと、話し手が何を言おうとしたかの手がかりが消える |
| 時刻の目印 | 区切りのよい箇所に[00:12:30] | 後から音声に戻って確かめられる |
7つの中でいちばん崩れやすいのは、話者の書き方です。参加人数が多い会議や、声の似た話者が続く場面では、誰の発言かを取り違えたまま進んでしまいます。録音の冒頭で全員に一言ずつ発言してもらい、声を覚えてから書き起こすと迷いが減ります。それでも判別がつかないときは、議事録で発言者が特定できない原因と解決する方法も参考にしてください。
4. 聞き直して照合する
書き終えたら、もう一度音声と突き合わせます。ここを省くと、誤変換や抜けがそのまま資料になります。
照合のときは、再生速度を場面で変えると効率が上がります。聞き取りやすい箇所は速めに流し、早口の応酬や専門的な議論はゆっくり再生します。巻き戻しの回数が減り、結果として確認にかかる時間も短くなります。表記ルールどおりに書けているかも、このタイミングで確認しておきましょう。
逐語録の例文と議事録との書き分け
文章で説明されても、実際の見た目が分からないと書き始められません。ここでは同じ会議を題材に、逐語録と議事録がどう違うのかを並べます。
逐語録の例文
以下は、「スマート都市プロジェクトのマーケティング戦略」について議論した会議の逐語録です。
佐藤:「えー、皆さん、お疲れ様です。本日は、新しいスマート都市プロジェクトについて議論したいと思います。まず、市場の最新動向について田中さんから情報をいただけますか?」
田中:「そうですね、最近の市場調査によれば、持続可能なライフスタイルや環境配慮への関心が高まっています。私たちのプロジェクトがこれにどのように応えるかが重要ですね。」
鈴木:「では、現在の進捗状況について報告させていただきます。現在、技術部門と協力して、新しいエネルギー効率の高い建築物の開発に注力しています。」
佐藤:「うーん、それってセキュリティ対策に関しても考慮していますか?データの保護は重要だと思うんですけど……」
鈴木:「セキュリティについてはすでに検討済みです。最新の暗号技術を導入し、プライバシーとデータの安全性を確保する予定です。」
田中:「(相槌)マーケティングの観点から言うと、私たちはどのように市場にアピールしていくべきでしょうか?」
佐藤:「それについても今後の議論に含めましょう。鈴木さん、セキュリティ対策についての詳細な報告をお願いします。」
「えー」「うーん」といった言い淀みや「(相槌)」まで、手を入れずに残っています。読みやすさの観点では引っかかる部分もあるはずですが、それがそのまま逐語録の形です。
同じ会議を議事録にすると
同じ発言を議事録にすると、要点だけが残ります。
| 逐語録 | 議事録 |
|---|---|
| 「えー、皆さん、お疲れ様です。」 | 記載しない |
| 「うーん、それってセキュリティ対策に関しても考慮していますか?」 | 「セキュリティ対策について確認。」 |
| 「データの保護は重要だと思うんですけど……」 | 「データ保護の重要性について言及。」 |
| 「(相槌)」 | 記載しない |
議事録は読みやすさを優先して情報を整理し、逐語録は発言をそのまま残します。読みやすさを優先するのか、発言そのものを残すことを優先するのかが、使い分けの大きな基準です。要点を残しつつ会話の温度も伝えたい場合は、会話形式の議事録の書き方のような中間の形もあります。
逐語録にかかる時間と外注の判断
逐語録を引き受ける前に、どれだけ時間を取られるかの見通しを持っておきたいところです。
逐語録の作成にどれくらい時間がかかる?
一般的に、1時間の音声を書き起こすには数時間かかるとされ、内容や音質によっては4〜6時間程度を要することもあります。1時間の会議のために半日近くを使う計算です。
時間がかかるのは、音声を繰り返し聞き直しながら一字一句を書き取り、話者を区別し、表記を整える作業を積み重ねるためです。発言者や専門用語が多く、音質も悪いなど、条件が重なるほど必要な時間は延びていきます。
Otolioが実施した250件以上の導入企業アンケートでも、最も多かったのは「議事録や記録の作成が本業を圧迫している」という声でした。逐語録のように詳細な書き起こしを手作業で続ける場合は、担当者の負担が大きくなりやすいです。
外部に依頼するか、社内で作るか
時間の目安を知ると、次に出てくるのは「自分でやるべきか」という問いです。判断の軸は3つあります。
- 費用:音声の長さと納期で変わる。分量が読めない会議が続くと、その都度の見積もりが積み上がる
- 機密:会議の音声を社外に出せるかが最初の関門になる
- 納期:外に出すと、書き上がるまで待つ時間が加わる
役員会や労使協議のように外へ出しにくい会議は、社内で完結させる形を先に検討することになります。外部の業者に委託していた組織では、委託の費用と情報の預け先が同時に課題になっていた、という声も聞きます。会議の直後に共有したい記録であれば、納品を待つ前提そのものが合いません。
3つのうちどれを最優先するかで、答えは変わります。迷ったら「その音声を社外に出せるか」から決めてください。ここが先に決まると、残りの2つは比較的すんなり片付きます。
作成時間を短くする4つの工夫
社内で作ると決めたなら、工程の組み立て方で時間は変わります。
- 録音環境を整える:聞き取りやすい音声は、書き起こしの巻き戻し回数を大きく減らす
- 表記ルールを先に決める:書きながら迷う時間と、後からの統一作業を減らせる
- 専門用語を事前に一覧にしておく:読み方と表記を固めておけば、誤変換の修正が減る
- 書き起こしと確認を分ける:一度に完璧を目指さず、まず最後まで書いてから照合する
とくに効くのは、最後の「書き起こしと確認を分ける」方法です。聞きながら直す進め方は集中力を消耗させ、同じ箇所を何度も往復することになります。会議のテーマや出席者の役職、よく使われる略語を事前に把握しておくことも、聞き取りに迷う時間を減らしてくれます。
AIで逐語録を効率化する方法
単発であれば手作業でも対応できますが、会議のたびに同じ作業が発生すると負担が積み重なります。AI議事録ツールは、会議の音声を自動で文字にし、要約や話者の区別まで支援するサービスの総称です。種類や選び方もさまざまなため、AI議事録ツールの比較と選び方もあわせてご覧ください。
AIでどこまで自動化できる?
AIが進められるのは、手を動かす部分です。自動化できる作業は、大きく4つに分かれます。
- 音声の文字起こし
- 誰の発言かの区別
- 要約の作成
- キーワードの抽出
一方で、人が担う作業も残ります。内容の最終確認と誤変換の修正です。AIは文字起こしや要約などの下地を作れますが、逐語録として仕上げる前の最終確認は人が行います。最初にこの線引きを決めておくと、任せる範囲がはっきりします。
会議業務を自動化するAIエージェントのOtolioは、90%以上の高精度な文字起こしに対応し、誰の発言かも自動で見分けます。さらに、特許を取得した独自のアルゴリズムにより、お客様の音声データをAIの学習に使わずに精度を高める仕組みを備えています。機密性の高い議論を扱う会議でも、社内で運用しやすい設計です。
AIに任せるときの注意点
自動化の範囲が広がるほど、確認の重みは増します。押さえておきたい点は3つです。
まず、文字起こしの結果には誤変換が含まれることがあります。逐語録は正確さが要になるため、言い淀みや沈黙が決めたとおりに残っているかまで見直してください。
次に、書き出したファイルに何が含まれるかを確かめておきます。ツールによって出力の中身は異なるため、逐語録として使いたい全文がそのまま取り出せるとは限りません。
最後に、データの取り扱いです。会議では機密情報を扱うことも多くあります。音声やテキストがどこに保存され、AIの学習に使われるかどうかは、選定前に確認しておきたい点です。任せる範囲と確認する範囲をはっきりさせておけば、効率化は安心して進められます。
まとめ|逐語録は「要るかどうか」から決める
逐語録づくりでは、書き方だけでなく、作業に入る前の判断や準備も重要です。決める順は3つです。
まず、その会議で必要な記録の粒度を、法令・規程と利用目的から確認します。発言そのものを後から確認する必要がある場合は逐語録、決定事項や要点を共有できればよい場合は議事録が向いています。
次に、逐語録を作る場合は表記ルールを固めます。話者の書き方、沈黙や笑いの表し方、聞き取れなかった箇所の注記まで決めておけば、途中で人が変わっても記録はぶれにくくなります。最後に、時間の見通しを立ててから外部に依頼するか、社内で作成するかを決めます。
この順で進めれば、作業に入ってから迷う場面を減らせます。手元の会議がどれに当たるかを確かめるところから始めてみてはいかがでしょうか。
会議の音声をどこまで自動で処理できるかは、資料を読んで想像するより、自分の会議の音声で試したほうが早く分かります。いつも書き起こしているのと同じ会議、同じ録音環境で試せば、どこが楽になり、どこに確認の手間が残るかがそのまま見えます。
逐語録づくりで時間を奪うのは、長い音声を聞き返しながら文字に起こす作業と、話者の区別です。Otolioは高精度な文字起こしと話者の振り分けを自動で進め、これらの手間を減らします。14日間の無料トライアルでは、普段の会議の音声をそのまま使い、自社の業務でどこまで負担を減らせるかを確かめられます。手元に残るのは、確認から始められる記録です。
よくある質問とその回答
Q. 逐語録と議事録の違いは何ですか?
逐語録は発言をそのまま記録し、議事録は内容を要約して整理します。逐語録は情報量と発言への忠実さを重視し、議事録は読みやすさと共有のしやすさを重視します。目的に応じて使い分けてください。
Q. どんな会議で逐語録が必要になりますか?
逐語録が必要かどうかは、まず法令・会議規則・社内規程で求められる記録内容を確認します。そのうえで、発言の言い回しや間まで後から確認する必要がある会議では逐語録が向いています。取締役会のように法令上逐語録までは求められていない会議や、決定事項の共有が目的の定例会議では、要点を整理した議事録で足りる場合があります。
Q. 言い淀みや沈黙はどう書けばよいですか?
沈黙は「(沈黙)」や「……」、笑いは「(笑)」、相槌は「(相槌)」のように、書き始める前に表記を決めておきます。聞き取れない箇所は推測で埋めず「(聞き取り不可)」と注記してください。複数人で分担するときほど、この取り決めが効いてきます。
Q. 逐語録の作成にはどれくらい時間がかかりますか?
1時間の音声を書き起こすには数時間かかるとされ、内容や音質によっては4〜6時間程度を要することもあります。発言者が多い、専門用語が多い、音質が悪いといった条件が重なると、さらに時間がかかります。
Q. 逐語録の作成は外部に依頼したほうがよいですか?
費用・機密・納期の3つで判断します。役員会や労使協議のように音声を社外へ出しにくい会議や、会議の直後に共有したい記録は、社内で完結させる形が向いています。分量の読めない会議が続く場合は、その都度の見積もりが積み上がる点も見ておきましょう。
