【2026年版】AI議事録ツールおすすめ14選|無料あり・選び方・生成AIとの違いも解説
この記事でわかること
- AI議事録ツールでできることと、生成AIとの違い
- 目的別におすすめのAI議事録ツール14選と比較ポイント
- 法人導入で確認すべき料金・対応言語・無料トライアル・セキュリティ
会議後の議事録作成や録音の聞き返しに時間がかかっている場合は、AI議事録ツールの活用が有効です。AI議事録ツールを使えば、会議音声の録音、文字起こし、要約、決定事項やToDoの整理、共有までを効率化できます。
ただし、ツールによって文字起こし精度、要約機能、料金、対応言語、セキュリティ、無料トライアルの有無は異なります。特に法人利用では、AI学習への利用有無やアクセス権限管理まで確認して選ぶことが重要です。
本記事では、AI議事録ツール14選を目的別に紹介し、機能、料金、対応言語、無料トライアル、セキュリティなどの項目で比較します。自社に合うツールを検討したい方は、ぜひ参考にしてください。
また、議事録だけでなく会議にまつわる業務全般を効率化したい方は、AIエージェント「Otolio」をお試しください。Otolioは特許取得済の独自アルゴリズムを活用し、機密情報を学習させることなく、使えば使うほどAIの精度を上げることができます。
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AI議事録ツールとは
AI議事録ツールとは、会議や打ち合わせの音声をAIが読み取り、文字起こし・要約・要点整理・決定事項やToDoの抽出などを自動化するツールです。
従来の議事録作成では、会議中にメモを取り、会議後に録音を聞き返し、発言内容を整理して議事録にまとめる必要がありました。AI議事録ツールを使うと、この一連の作業のうち、録音、文字起こし、要約、共有、検索といった作業を効率化できます。
AI議事録ツールでできること
AI議事録ツールでできることは、主に以下の通りです。
- 会議音声の録音
- リアルタイム文字起こし
- 音声・動画ファイルのアップロード文字起こし
- 話者識別・話者分離
- 要約・要点整理
- 決定事項やToDoの抽出
- フィラー除去や清書
- 議事録の共有・検索
- アクセス権限管理
- 外部ツールとの連携
AI議事録ツールが向いている企業
AI議事録ツールは、次のような企業に向いています。
- 会議後の議事録作成に時間がかかっている企業
- 営業や商談の記録を残したい企業
- 経営会議や定例会議の内容を正確に共有したい企業
- 会議内容の「言った・言わない」を減らしたい企業
- 議事録を社内の情報資産として管理したい企業
- 生成AIを使いたいが、会議音声の取り扱いやセキュリティが不安な企業
【目的別】おすすめAI議事録ツール14選を比較
AI議事録ツールは、利用目的によって選ぶべきサービスが変わります。全社導入向け、営業・商談向け、無料で試しやすいもの、多言語対応に強いものなど、ツールごとに強みは異なります。
本記事では、利用シーンに応じて以下の3カテゴリに分けて紹介します。
ビジネスシーン全般におすすめのAI議事録ツール8選
法人向け・全社導入を想定する場合は、文字起こし精度だけでなく、運用管理、セキュリティ、共有機能、サポート体制まで確認する必要があります。部署横断で利用する場合、誰でも使いやすい操作性や、会議ごとの権限管理も重要です。
1. Otolio

引用:Otolio
Otolioは議事録作成だけでなくあらゆる会議業務を自動化するAIエージェントサービスです。機密情報をAIに学習させることなく各社に最適化する特許取得済の独自アルゴリズムを採用しているため、セキュリティ面で安心して利用でき、かつ使えば使うほどAI精度が向上していきます。議事録作成に加えてメール文章の自動生成やCRM項目の更新など、会議に関わる様々な業務を自動化します。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | ライセンス料 月額10,000円〜+AIパック 詳細は利用人数や文字起こし時間に応じて見積もり |
| 無料体験 | 14日間。トライアルでは機能制限なく利用可能 |
| 対応言語 | 日本語、英語、韓国語、中国語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、ドイツ語 |
| セキュリティ | 国内データセンター利用 AI学習利用なしの仕組みを訴求 |
| 強み | タイムスタンプ、議事録エディタ、AIアシストに強み |
| おすすめ | 重要会議や商談の議事録品質を高めたい法人 会議前・中・後すべての業務を効率化したい企業 |
Otolioの具体的な活用事例は「AI議事録ツールを活用した事例3選」でご紹介していますので、ぜひ検討材料にしてみてください。
2. toruno

引用:toruno
torunoは、リコーが提供する文字起こし・議事録作成ツールです。対面会議・Web会議に加えて、音声・動画ファイルの文字起こしにも対応しており、録音や画面キャプチャを含めて会議内容を記録できる点が特徴です。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | ひと月あたりの文字起こし・録音時間によって変動あり 法人向けは月30時間9,000円(税抜)から。超過分は従量課金あり |
| 無料体験 | 個人向けは累計3時間分の記録・文字起こしが無料 法人向けは3週間・上限30時間の無料お試しあり |
| 対応言語 | 日本語、英語、中国語をはじめ複数対応あり。 |
| セキュリティ | 音声データおよび文字起こし結果は音声認識AIの学習目的で利用されない AI要約で利用する生成AIも学習データとして利用されない旨の記載あり |
| 強み | 録音・文字起こしに加えて、画面キャプチャも記録できる |
| おすすめ | Web会議の音声だけでなく、画面情報も含めて会議内容を振り返りたい企業 |
3. AI議事録取れる君

引用:AI議事録取れる君
AI議事録取れる君は、会議内容をリアルタイムで文字起こしし、会議終了後にAIが議事録を自動生成するAI議事録ツールです。Zoom、Teams、Google Meet連携、共同編集、翻訳、話者識別など、会議記録から共有までを支援する機能が用意されています。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | お試しプランは月額1,380円(税抜)から EnterpriseP-10は月額5,800円(税抜)、EnterpriseP-100は月額47,000円(税抜) 超過分は従量課金あり |
| 無料体験 | 直接申し込みは7日間、無料トライアル・デモ・導入相談経由は14日間 |
| 対応言語 | 90以上の国と地域の発話を、主要な16言語に翻訳可能 |
| セキュリティ | データのAI学習なし、データ暗号化、通信暗号化、多要素認証、監査ログ、IPアドレス制限、シングルサインオン、ISO27001認証取得 |
| 強み | 低価格帯から利用でき、Zoom・Teams・Meet連携や共同編集、AI自動要約まで利用できる |
| おすすめ | コストを抑えながら、Web会議の文字起こし・要約・共有を効率化したい企業 |
4. ScribeAssist

引用:ScribeAssist
ScribeAssistは、アドバンスト・メディアが提供するAmiVoiceブランドのスタンドアローン型AI議事録ツールです。インターネット接続なしで、音声録音から文字起こし、編集、要約まで対応できる点が特徴です。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 個別見積もり |
| 無料体験 | 14日間の無料トライアルあり。 |
| 対応言語 | 英語辞書の利用は可能。翻訳には未対応。 |
| セキュリティ | インターネット接続なしで利用できるスタンドアロン型。 クラウド要約では、文字起こし結果をクラウド上の生成AIに送信して要約するが、音声データや要約結果はクラウド上に保存されない |
| 強み | オフライン環境で音声録音・文字起こし・編集・要約まで対応できる |
| おすすめ | 研究開発、金融、医療、自治体など、機密性の高い会議が多い組織 |
5. YOMEL

引用:YOMEL
YOMELは、会議開始時にボタンを押すだけで、Web会議や対面会議の録音・文字起こし・AI要約を行える議事録AIです。Bot入室やURL発行が不要で、会議後すぐに議事録作成を進めやすい点が特徴です。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | スタータープラン30時間28,000円から。 |
| 無料体験 | 2週間の無料トライアルあり |
| 対応言語 | 日本語、英語 |
| セキュリティ | セキュリティチェックシートを公開している。個人情報と思われる部分を自動除去する設定もあり |
| 強み | ワンクリックで録音・文字起こし・AI要約を開始でき、Bot入室やURL発行が不要 |
| おすすめ | 会議ごとの設定負担を減らし、対面会議・Web会議の議事録作成を簡単に始めたい企業 |
6. Rimo Voice

引用:Rimo Voice
Rimo Voiceは、会議の文字起こし、議事録要約、自動録画、会議AIアシスタントとの対話、会議インサイト分析などに対応するAI議事録ツールです。個人向けプランと法人向けプランが用意されており、利用規模や用途に応じて導入できます。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 個人向けプラン月額4,960円、チームプラン月額6,600円、法人プラン要見積もり |
| 無料体験 | 7日間の無料トライアルあり |
| 対応言語 | 日本語をはじめ30以上の言語に対応 |
| セキュリティ | ISO27001・ISO27017の認証取得。会議データはAI学習に使用されない |
| 強み | Botによる録画、AI要約、会議AIアシスタント、会議インサイト分析に対応 |
| おすすめ | 録画・文字起こし・要約・会議内容の後追い確認をまとめて行いたい企業 |
7. Notta

引用:Notta
Nottaは、録音・文字起こしに加えて、AI要約、会話検索、連携までを自動化するAI文字起こし・議事録サービスです。音声から会議内容をナレッジ化し、意思決定や情報共有に活用したい企業に向いています。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | プレミアムプラン12か月分一括払いで月額1,185円から |
| 無料体験 | フリープランあり(機能制限あり)プレミアムプランは3日間の無料トライアルあり |
| 対応言語 | 日本語・英語をはじめ58言語に対応 |
| セキュリティ | AI学習なしモードあり(エンタープライズのみ)、すべてのデータは日本国内に保管 |
| 強み | AI要約、会話検索、連携によって、文字起こし後の活用まで支援できる |
| おすすめ | 会議内容を検索・共有し、社内ナレッジとして活用したい企業 |
8. OneMinutes

引用:OneMinutes
OneMinutesは、多言語会議の翻訳・議事録作成に対応するAI議事録管理ツールです。100言語以上に対応し、リアルタイム翻訳やAIを活用した要約議事録の作成ができる点が特徴です。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 要確認 |
| 無料体験 | 要確認 |
| 対応言語 | 100言語以上に対応 |
| セキュリティ | 要確認 |
| 強み | 多言語会議のリアルタイム翻訳と議事録作成に強い |
| おすすめ | 海外拠点との会議や多言語ミーティングが多い企業 |
商談・営業シーンにおすすめのAI議事録ツール4選
商談・営業シーンでAI議事録ツールを使う場合は、単に議事録を作るだけでなく、商談内容の振り返り、SFA/CRM連携、営業育成、対応品質の改善まで見据えて選ぶ必要があります。
1. JamRoll

引用:JamRoll
JamRollは、営業組織向けの商談解析AIツールです。オンライン商談や対面商談の内容を自動で記録・解析し、商談の振り返りや営業育成、案件管理の効率化を支援します。商談内容を可視化し、営業活動の属人化を防ぎたい企業に向いています。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料体験 | 要問い合わせ |
| 対応言語 | 要問い合わせ |
| セキュリティ | 要問い合わせ |
| 強み | 商談の録画・文字起こし・要約に加え、商談分析や営業育成を支援する機能を搭載 Salesforceとの連携にも対応 |
| おすすめ | 商談内容を可視化し、営業育成や案件管理の効率化につなげたい企業 |
2. ACES Meet

引用:ACES Meet
ACES Meetは、オンライン・対面を問わず会議内容を高精度に文字起こし・要約できるAI議事録ツールです。業界用語や固有名詞、話者を学習し、利用するほど社内専用のAI議事録ツールとして活用しやすくなる点を訴求しています。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料体験 | 無料トライアルあり。詳細は要問い合わせ |
| 対応言語 | 要問い合わせ |
| セキュリティ | ISMS(ISO27001)認証取得。OpenAIとデータ利用規約に関する契約書(DPA)を締結 ChatGPTの学習にデータが利用されないことが保障されている |
| 強み | 東大松尾研発のACESが開発。固有名詞・業界用語や話者を学習し、社内向けに精度を高められる |
| おすすめ | 会議や商談の文字起こし精度を高め、社内データとして活用したい企業 |
3. ailead

引用:ailead
aileadは、商談・通話・対面会議・採用面接などの対話データを構造化し、CRM更新、評価レポート、ネクストアクション生成などを自動化するAIプラットフォームです。営業だけでなく、採用や経営会議にも活用できる点が特徴です。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | ベーシック・ミドル・エンタープライズのプランあり。それぞれの料金は要問い合わせ |
| 無料体験 | 30分無料相談・体験あり |
| 対応言語 | 日本語特化 |
| セキュリティ | RBAC(役割ベースアクセス制御)、SAML SSO / SCIM連携、監査ログ(7年保存対応)、ISO 27001認証取得 |
| 強み | Zoom、Teams、Meet、Dialpad、Zoom Phone、Google Calendar、Microsoft 365、Salesforce、Slackなどとの連携に対応 |
| おすすめ | 商談・採用・経営会議などの対話データを業務改善や自動化に活用したい企業 |
4. ZMEETING

引用:ZMEETING
ZMEETINGは、オンライン会議・対面会議・録音データの文字起こしに対応するAI議事録ツールです。音声認識、辞書登録、多言語翻訳、フィラー除去、音声ファイルのテキスト化、議事録清書機能などに対応しています。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 3プランから選択。プラン×ライセンス数で注文。詳細は要問い合わせ |
| 無料体験 | 要問い合わせ |
| 対応言語 | 日本語・英語に加え、中国語(簡体・繁体)、韓国語、ベトナム語、タイ語、ドイツ語から3言語を選択可能(M・Lプランの多言語翻訳オプションの場合) |
| セキュリティ | 待機室機能、認証要求、退出機能、ユーザー登録・削除、外部連携許可、IPアドレス制限、会議記録をクラウド保存しない設定に対応 |
| 強み | 産総研発のAI音声認識技術、90%以上の音声認識精度、用語登録辞書、多言語翻訳に強み |
| おすすめ | 対面・オンラインの両方で文字起こしし、多言語翻訳や辞書登録も活用したい企業 |
無料で使えるAI議事録ツール2選
無料で使えるAI議事録ツールは、まず文字起こし精度や操作感を試したい場合に便利です。ただし、無料プランでは利用時間、要約機能、データ保管期間、AI学習利用、セキュリティ機能に制限がある場合があります。法人利用では、無料で試した後に有料プランの条件も確認しましょう。
1. ユーザーローカル音声議事録システム

ユーザーローカル音声議事録システムは、無料で利用できる音声議事録システムです。公式ページでは詳細情報が限られるため、法人利用時のデータ保存、学習利用、セキュリティ条件は公開前に確認が必要です。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| 無料体験 | 無料で利用可能 |
| 対応言語 | 要問い合わせ |
| セキュリティ | 要問い合わせ |
| 強み | 無料で利用できる音声議事録システム |
| おすすめ | まず無料でAI議事録や文字起こしを試したい方 |
2. LINE WORKS AiNote

LINE WORKS AiNoteは、文字起こし、話者分離、自動話者認識、AI要約、Web会議録音、単語登録、複数言語対応、ノート共有、LINE WORKS連携などに対応するAI議事録・文字起こしツールです。LINE WORKSを利用している企業では特に検討しやすいサービスです。
比較ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 個人向けフリープランあり。月額19,800円〜の法人向け機能プランあり チーム、ビジネス、エンタープライズなど複数プランあり。 |
| 無料体験 | 個人向けフリープランのほか、30日間の無償トライアルあり。 |
| 対応言語 | 日本語、英語、中国語、韓国語 |
| セキュリティ | パスワード・ログインポリシー、2段階認証、管理者権限、ネットワーク管理、SSO、ISO/IEC 27001・27017・27018・27701、SOC2・SOC3取得済み |
| 強み | LINE WORKS連携、法人向け管理機能、日英中韓対応、Web会議録音に対応 |
| おすすめ | LINE WORKSを利用している企業、法人向け管理機能や複数言語対応を重視する企業 |
AI議事録ツールを選ぶときの6つのポイント
AI議事録ツールを選ぶ際は、機能数だけでなく、自社の会議運用に合うかを確認することが重要です。
1. 作成したい議事録形式に対応できるか
議事録には、発言録、要点整理、決定事項、ToDo、質疑応答、商談メモなど複数の形式があります。自社で作成している議事録の形式に対応できないと、導入後も手作業が残ります。
特に確認したいのは、以下の点です。
- 要約形式を選べるか
- 決定事項やToDoを抽出できるか
- 自社の議事録フォーマットに合わせて編集できるか
- 会議ごとに出力形式を変えられるか
2. 文字起こし精度を実際の会議で確認できるか
AI要約や要点抽出の品質は、元になる文字起こしの精度に左右されます。文字起こし精度が低いと、要約や決定事項の抽出も不正確になりやすくなります。
導入前には、実際の会議環境で以下を確認してください。
- 複数人の発話を正しく認識できるか
- 固有名詞、専門用語、社内用語を正しく変換できるか
- 対面会議でも精度が出るか
- 雑音や反響がある会議室でも使えるか
- 録音データや動画ファイルでも文字起こしできるか
3. 誰でも使いやすい設計になっているか
議事録作成は、特定部署だけでなく、営業、企画、管理部門、経営層など幅広い人が関わる業務です。使い方が複雑だと、導入しても現場に定着しません。
確認したいポイントは以下です。
- 会議開始時の操作が簡単か
- 録音、文字起こし、編集、共有まで迷わず使えるか
- 会議後の修正がしやすいか
- スマートフォンやタブレットでも使えるか
- 社内説明会やサポートがあるか
4. 運用管理がしやすいか
全社導入を検討する場合は、アカウント管理や権限管理が重要です。議事録には顧客情報、社内の意思決定、人事情報、経営情報が含まれることがあります。
特に以下を確認してください。
- ユーザーの追加・削除が簡単か
- 会議ごとに閲覧権限を設定できるか
- 部署やチーム単位で管理できるか
- 利用状況を確認できるか
- 退職者や異動者のアクセスを停止できるか
5. サポート体制があるか
AI議事録ツールは、AI機能や会議ツール連携がアップデートされることがあります。導入後に新機能を使いこなせないと、期待した効果が出にくくなります。
確認したいポイントは以下です。
- 導入時のサポートがあるか
- 社内向け説明会を実施してもらえるか
- 利用開始後の問い合わせ窓口があるか
- 機能アップデートの案内があるか
- 活用方法の提案を受けられるか
6. セキュリティ対策は十分か
法人利用では、文字起こし精度と同じくらいセキュリティ確認が重要です。会議音声や議事録には、社外秘情報や顧客情報が含まれる可能性があります。
最低限、以下を確認してください。
- 会議データがAI学習に利用されるか
- 通信や保存データが暗号化されるか
- データ保管場所はどこか
- アクセス権限を管理できるか
- 監査ログを確認できるか
- SSOやIPアドレス制限に対応しているか
- ISO27001などの認証を取得しているか
AI議事録ツールの主な5つの機能
AI議事録ツールには、議事録作成時間を削減したり、共有や管理を楽にしたりする機能が備わっています。ここではAI議事録ツールの代表的な5つの機能について解説します。
1. 文字起こし機能
自動で会議の発言を文字起こししてくれる機能です。文字起こしの方式は、主に次の2タイプに分けられます。
| リアルタイム型 | 音声を取得して、すぐにソフト上でテキストに変換する |
| アップロード型 | 音声データをソフトにアップロードして、テキストに変換する |
多くのAI議事録ツールは両タイプの文字起こしに対応しているため 、過去の音声や動画データも文字起こししたいという場合に活用できます。
またAI議事録ツールはその名の通り、AIを活用して議事録作成時間を削減するためのツールです。AIはこの文字起こし機能で文字起こしされた文章をもとに要約や要点を整理したりするため、文字起こし精度が高ければ高いほど、その後のAIも効果的に活用することが可能になります。
文字起こし精度を高めるためには集音環境を整える必要がありますが、以下の機能もあればさらに文字起こし精度を高めることが可能です。
用語・辞書登録(固有名詞や専門用語、社内用語を変換する)
固有名詞や専門用語、社内用語を正しく変換するための機能です。例えば会議中に「KPI」と発言したとして、「ケーピーアイ」と変換されてしまっては、とても読みづらいものになってしまいます。これはあくまでも一例ですが、ビジネスシーンでは多くの固有名詞や専門用語、社内用語の発言が伴います。これらの機能があるか事前に確認するようにしましょう。
この登録作業も効率化したい場合は、使えば使うほど精度が上がるOtolioをお試しください。Otolioは特許取得済の独自アルゴリズムを活用し、機密情報を学習させることなく、用語登録せずとも精度向上を実現できます。
フィラー除去機能(無駄な音声を削除する)
フィラー除去機能とは、人が会話しているときに発せられる「あー」「ええと」「えー」「あのー」などといった、それ自体では意味をなさない短い言葉(フィラー)を除去する機能です。
「フィラー除去」「ケバ取り」など、それぞれのAI議事録自動作成ツールによって言い方が若干異なるため、注意が必要です。この機能があることで、より分かりやすい・見やすい状態で、文字起こし結果を確認しやすくなります。
2. 話者識別機能
話者識別機能とは、発言者の声色や話し方の癖をAIが自動で認識して、その発言に対して話者を振り分ける機能です。大きく、事前に話者を登録しておくタイプと、会議後にAIが自動で識別してくれるタイプの2種類があります。
AI議事録自動作成ツールによっては識別した話者ごとにフィルターをかけることも可能になるので、ユーザーインタビューなどで「ユーザーの発言だけを確認したい」という状況などでとても役立つ機能です。
3. 要約・要点整理機能
会議の発言内容の概要や要点を整理して自動で会議内容をまとめてくれる機能です。具体的な名称や実際にできることはAI議事録自動作成ツールごとに異なるため、本格導入を検討する場合は、出力形式や編集のしやすさを事前に確認しましょう。
主に
- どんな形式でアウトプットされるのか(文章なのか箇条書きなのか)
- 指定した内容でまとめることができるのか
- どれくらいの文量でアウトプットされるのか
を確認するようにしましょう。
4. タスク・決定事項の抽出機能
会議の発言内容の中でもタスクや決定事項のみを抽出してくれる機能です。この機能があることで会議後すぐに関係者に共有することができるため、認識のずれを防ぎやすくなります。
またこちらもAI議事録自動作成ツールによってどんな形式で抽出してくれるのかが異なるため、事前にどのような形でまとめてくれるのか確認するようにしましょう。
5. 清書機能
文字起こしは発言内容をそのまま文字起こしするため、話し言葉の文章として表示がされます。その話し言葉を書き言葉に修正するための機能です。
AI議事録ツールと生成AIの違い|どちらを使うべき?
AI議事録ツールとChatGPT、Microsoft Copilot、Geminiなどの生成AIは、どちらも議事録作成を効率化できます。ただし、得意な領域は異なります。
結論からいうと、会議の録音、文字起こし、話者識別、共有、権限管理まで行いたい場合はAI議事録ツールが向いています。一方で、すでにテキスト化された議事録を整える、メール文面に変換する、資料化するなどの二次活用は生成AIが向いています。
AI議事録ツールと生成AIの比較
| 比較項目 | AI議事録ツール | 生成AI |
|---|---|---|
| 得意なこと | 会議の録音、文字起こし、要約、共有、管理 | テキストの要約、整形、資料化、文章作成 |
| 録音 | ツール上で対応できるものが多い | 原則として別途録音が必要 |
| 文字起こし | 対応しているものが多い | 音声入力や外部文字起こしが必要な場合がある |
| 話者識別 | 対応しているものが多い | 入力データに話者情報がないと難しい |
| 要約 | 会議内容に合わせて自動要約 | プロンプト次第で柔軟に要約可能 |
| 決定事項・ToDo抽出 | 対応ツールあり | プロンプトで抽出可能 |
| 音声との紐づけ | タイムスタンプなどで対応できるツールあり | 弱い |
| 共有・権限管理 | 法人向け機能として対応しやすい | 利用環境に依存 |
| 証跡としての保存 | 音声、文字起こし、議事録をまとめて保存しやすい | 入力データや出力結果を別途管理する必要がある |
| 向いている用途 | 会議の記録・共有・管理 | 議事録の整形・二次活用 |
AI議事録ツールを使うべきケース
AI議事録ツールは、以下のようなケースに向いています。
- 会議音声を録音して残したい
- 発言者ごとに内容を確認したい
- 会議後すぐに議事録を共有したい
- 音声と文字起こしを紐づけて確認したい
- 社内の権限管理や共有範囲を制御したい
- 経営会議、商談、人事面談など機密性の高い会議で使いたい
生成AIを使うべきケース
生成AIは、以下のようなケースに向いています。
- すでに文字起こし済みのテキストを要約したい
- 議事録をメール文面に変換したい
- 会議内容を報告書や提案資料に展開したい
- アイデア出しや論点整理に活用したい
- 議事録の表現を自然な文章に整えたい
AI議事録ツールと生成AIの違いは以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。
| 参考記事:ChatGPTとAI議事録ツールを徹底比較|カスタムGPTsで本当に議事録作成は効率化できる? 参考記事:【徹底比較】GeminiとAI議事録ツールどちらを選ぶ?議事録効率化の成功ポイントを解説 |
AI議事録ツールを上手に活用・運用するための3つの方法
AI議事録ツールは、導入するだけで必ず議事録作成が完全自動化されるわけではありません。精度を高め、現場に定着させるためには、運用方法も重要です。
1. 集音環境を整える
AI議事録ツールの文字起こし精度は、録音される音声の品質に大きく左右されます。外付けマイクを使う、話者とマイクの距離を近づける、静かな会議室を使う、複数人が同時に話さないようにするなどの対策が有効です。
集音環境を整える方法を詳しく知りたい方は以下の記事も参考にご覧ください。
2. 専門用語や社内用語の登録機能を活用して文字起こし精度を上げる
会議では、社名、製品名、部署名、専門用語、略語などが頻繁に使われます。用語登録機能があるツールでは、これらを事前に登録しておくと文字起こし精度の向上につながります。
ただしこの登録作業はどの用語を登録するのかを判断したり、登録自体に時間がかかることもあります。この登録作業も効率化したい場合は、使えば使うほど精度が上がるOtolioをお試しください。Otolioは特許取得済の独自アルゴリズムを活用し、機密情報を学習させることなく、用語登録せずとも精度向上を実現できます。
3. すべての会議で同じ議事録を作ろうとしない
AI議事録ツールを導入した後は、会議の種類ごとに「どこまで議事録を残すか」を見直すことも重要です。
会議タイプ別の残すべき情報
| 会議タイプ | 残すべき情報 |
|---|---|
| 経営会議 | 論点、決定事項、発言根拠、次回確認事項 |
| 定例会議 | 要点、進捗、課題、ToDo |
| 商談 | 顧客課題、提案内容、懸念点、次回アクション |
| 採用面接 | 評価ポイント、懸念点、候補者の発言 |
| 1on1 | 相談内容、合意事項、次回までの行動 |
AI議事録ツールを活用した事例3選
ここでは、AI議事録ツール「Otolio」の導入で、議事録作成や情報共有がどう変わったのかを3事例で紹介します。詳細は各引用記事をご覧ください。
1. 経営会議の議事録作成時間を約50%削減|株式会社東京ドーム
東京ドームでは、1〜2時間の経営会議に対して、議事録作成に3〜6時間を要していました。文字起こしツールを導入したものの、コピーや貼り付け、音声の聞き直しといった作業が負担となっていました。
Otolioを導入したことで、文字起こしの確認から編集までを1画面で完結できるようになり、作業の行き来が不要になりました。その結果、議事録作成時間は約1.5〜3時間まで短縮され、約50%の時間削減を実現しています。

2. 商談の議事録作成時間をゼロにした事例|株式会社フィックスポイント
フィックスポイントでは、商談後に録画音声を聞き直しながら議事録を作成しており、最大で1.5時間ほどかかっていました。Otolioを導入したことで、文字起こし精度の高さに加え、タイムスタンプ機能を使って重要な発言をすぐに聞き直せるようになりました。
その結果、簡易的な議事録であれば改めてまとめ直す必要がなくなり、商談によっては議事録作成時間をゼロにすることができています。商談後すぐに案件を確認できるようになり、対応できる商談数の増加にもつながっています。
▼Otolioの「タイムスタンプ」とは?
会議中にメモを取ると、そのときの音声が自動で紐づき、会議後にタイムスタンプをクリックするだけでピンポイントでメモを取ったタイミングの音声を聞き直すことができる機能(メモ横に表示されている「時間」をクリックするだけで音声の聞き直しができる)

3. 定例会議の情報を「音声」で共有し正確な情報共有を実現した事例
プロリーチでは、議事録を作成する習慣がなく、会議内容の振り返りやフィードバックが難しいという課題を抱えていました。Otolioを導入したことで、要点抽出機能を使って短時間で議事録を作成できるようになりました。
さらに、タイムスタンプ機能によって会議中の発言を音声でピンポイントに確認できるようになり、テキストだけでなく音声も含めた正確な情報共有が可能になっています。現在は社内ツールにOtolioのURLを共有し、必要な人がすぐに会議内容を確認できる運用を行っています。
▼Otolioの特徴について
文字起こし結果に対して生成AIを活用し議事録などを作成するツールに対し、Otolioはエディタをベースに音声や文字起こし、画像や生成AIを活用することができる。

ここまで、AI議事録ツールを活用して議事録作成時間を大幅に削減した事例を紹介してきました。
一方で、「AI議事録で最大90%削減と言われても、本当にそこまで変わるの?」と感じた方もいるのではないでしょうか。
実は、削減効果の大きさは会議の種類や使い方によって差が出るのが実情です。 AI議事録による削減効果が生まれやすいケースと、そうでないケースについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
まとめ|AI議事録ツールは目的と運用に合わせて選ぶ
AI議事録ツールは、会議音声を文字起こしし、要約や要点整理、決定事項やToDoの抽出、共有、管理までを効率化できるツールです。
ただし、基本機能は似ているため、比較する際は「何ができるか」だけではなく、「どの用途に強いか」「法人利用で安全に使えるか」「料金やトライアル条件が自社に合うか」を確認しましょう。
選定時は、以下のポイントを確認してください。
- 作成したい議事録形式に対応できるか
- 実際の会議で文字起こし精度が出るか
- 誰でも使いやすいか
- 運用管理がしやすいか
- サポート体制があるか
- セキュリティ対策が十分か
- 生成AIとどう使い分けるか
議事録作成の時間を削減したい場合は、実際の会議で無料トライアルを試し、精度、操作性、要約品質、共有のしやすさを確認することが重要です。
ここまでのコツは、自分の手で文章を要約するときに役立ちます。一方で、仕事の会議や打ち合わせのように「話した内容をまとめる」場面なら、コツを思い出しながら書かなくても、AIに任せてしまう手があります。
Otolioは会議の音声を録音するだけで、文字起こしから要点の要約・議事録までを自動作成。要約の書き方に頭を悩ませる時間を、本来の仕事に戻せます。
まずは14日間、無料でお試しください。累計利用社数8,000社以上、大手企業から自治体まで幅広く活用されています。
よくある質問とその回答
Q. おすすめのAI議事録ツールを教えてください。
おすすめのAI議事録ツールは用途によって異なります。まずは「【目的別】おすすめAI議事録ツール14選を比較」をご覧ください。導入を本格的に進めていく場合については、無料トライアルを実施しているツールもあるため、実際の会議で試して精度や使いやすさを確認することが一番確実です。
Q. AI議事録ツールとChatGPTなどの生成AIとは何が違うの?
大きな違いは 録音・文字起こしの有無 と 操作性 です。AI議事録ツールは音声の録音・文字起こし・要約まで一連の流れを自動化できますが、ChatGPTは録音機能がないため、ユーザー自身でテキストや音声を入力する必要があります。また、ChatGPTはプロンプト設計が必要なため、誰でも簡単に議事録作成できるツールとは目的が異なります。
AI議事録ツールとChatGPTの違いについて、より詳しく知りたい方は以下の参考記事もご覧ください。
Q. AI議事録ツールは対面会議でも使えますか?
ほとんどのツールは対面会議でも利用できます。PCやスマホのマイク、または外付けマイクで録音すれば文字起こし可能です。会議室の反響・距離・雑音が精度に影響するため、環境を整えると精度が安定します。集音環境を整える方法を詳しく知りたい方は以下の記事も参考にご覧ください。
Q. セキュリティは安全ですか?どこを確認すればいいですか?
必ず以下をチェックしてください。
- データがAI学習に使われないか
- 通信暗号化の有無(SSL/TLS)
- ISO27001などの認証取得
- アクセス権限管理の柔軟性
機密情報を扱う場合は、学習利用なしのツールを選ぶことが最重要です。