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対面会議とWeb会議のメリット・デメリットを比較|目的別の使い分け判断基準を紹介

対面会議とは

会議を設定するたびに、集まるかオンラインでつなぐかを決める場面が増えました。どちらも当たり前の選択肢です。その分、毎回ゼロから考え込むことになります。

具体的には、次のような点に迷うことがあるのではないでしょうか。

  • 対面会議とWeb会議、それぞれのメリット・デメリットを整理できていない
  • 目の前の会議をどちらで開くべきか、決める基準がない
  • Web会議・オンライン会議・テレビ会議の違いがはっきりしない

そのためこの記事では、対面会議とWeb会議のメリット・デメリットを比較し、会議の目的に応じて形式を選ぶ判断基準を解説します。「この会議は対面とWebのどちらで開くべきか」と迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

対面でもWeb会議でも記録を自動化するならOtolio

定例の進捗報告、キックオフ、初回商談。会議の形式が変わるたびに、記録の取り方まで考え直す必要はありません。Otolioは会議の録音から要点と決まったことの整理までを自動で引き受けます。Web会議ならカレンダーの予定をもとに自動で参加し、対面会議は集音マイクを使って録音します。累計8,000社以上の利用実績があります。

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対面会議とWeb会議はどちらを選ぶべき?

対面会議は表情や声のトーンまで伝わるため、意思疎通と信頼づくりに強みがあります。Web会議は移動なしで集まれて、やり取りを記録に残しやすい形式です。どちらを選ぶかは、会議の目的・参加者・論点の複雑さの3つで判断します。

信頼関係づくりやアイデアの発散、誤解が生じやすい議論なら対面会議が向いています。報告や確認、多拠点からの参加が前提ならWeb会議が向いています。両方の都合が分かれるときは、一部のメンバーが会議室に集まり残りがオンラインで参加するハイブリッド会議が選択肢になります。

違いを7つの観点で並べると、次のとおりです。

見る点 対面会議 Web会議
意思疎通 表情・声のトーン・仕草まで伝わる 画面越しで空気感が伝わりにくい
発言のしやすさ 頷きや相槌が見え、ハードルが下がる 間合いが読めず、タイミングをつかみにくい
関係づくり 会議前後の雑談から信頼が生まれる 用件だけで終わりやすい
集まりやすさ 全員の移動と会議室の確保が要る URLの共有だけでどこからでも参加できる
開催までの早さ 日程と場所の調整に時間がかかる 思い立ったときにすぐ開ける
記録の残しやすさ 記録担当者の手作業に依存しやすい 録画やチャットの保存機能を利用できる
向いている会議 キックオフ、初回商談、アイデア出し、評価面談 定例の進捗報告、多拠点の会議、急ぎの打ち合わせ、説明会

どの行から見るかは、その会議で何を一番大事にするかで変わります。初めて顔を合わせる相手がいるなら上の3行、全員の予定がなかなか合わないなら真ん中の2行を見てください。

記録の残しやすさも、見落としたくない判断材料です。対面とWebでは利用しやすい記録手段が異なるため、会議形式に合った録音・議事録作成の方法を用意しておく必要があります。

Web会議・オンライン会議・テレビ会議は何が違う?

Web会議とオンライン会議は、ほぼ同じものです。どちらも、パソコンやスマートフォンからインターネット経由で参加する会議を指します。社内でどちらの呼び方が定着しているか、その違いにすぎません。

テレビ会議は、一般的に会議室などに専用のカメラ・マイク・モニターを設置し、離れた拠点同士をつなぐ方式です。専用機器を使う点がWeb会議との代表的な違いですが、インターネット回線を利用する方式や、Web会議システムと接続できる製品もあります。専用機器の導入費用がかかる場合がある点にも注意が必要です。

社内で呼び方が混在しているときは、パソコンやスマートフォンから参加する方式なのか、会議室の専用機器を中心に利用する方式なのかを確認すると、違いを整理しやすくなります。この記事では、パソコンやスマートフォンなどからインターネット経由で参加する形式を「Web会議」と呼びます。

対面会議のメリット・デメリット

対面会議の価値は、言葉以外の情報が自然に伝わるところにあります。弱点は、人を一か所に集めるために払うコストです。

対面会議の3つのメリット

同じ空間にいるからこそ生まれる強みを、3つに整理しました。

表情や声のトーンまで伝わる

表情・声のトーン・仕草といった言葉以外の情報が、意識しなくても伝わります。相手が納得しているかどうかを、その場の反応から読み取りやすい点が強みです。反応に合わせて、説明の仕方をその都度変えられます。

込み入った話をするときほど、対面会議の強みが発揮されます。ホワイトボードに図を描いて補足したり、資料の該当箇所を指さして説明したりできるため、誤解を抱えたまま議論が進むリスクを抑えられます。複数人が同時に話し出しても、誰が発言しているかを把握しやすい点も対面ならではです。

発言のハードルが下がる

発言しやすさを支えているのは、反応が目に見えることです。自分が話している間、頷きや相槌が視覚的に返ってきます。その積み重ねが「ここでは発言してよい」という安心感をつくり、口を開くまでの心理的な距離を縮めます。

会議の質は、何人が口を開いたかで決まる部分があります。いつも同じ人しか話さない会議では、残りの参加者が持っている情報は表に出てきません。意見の出やすさを重く見る会議なら、対面を選ぶ価値があります。

信頼関係を築きやすい

相手の雰囲気や人となりは、用件のやり取りだけでは分かりません。対面では会議が始まる前の数分、終わった後の立ち話、休憩中の何気ない会話が自然に生まれます。この非公式なやり取りが、信頼関係を育てます。

初対面の相手との関係づくりでは、こうした対面ならではの交流が役立ちます。短時間でも一度顔を合わせておくことで、その後のオンラインでのやり取りが進めやすくなる場合もあります。

対面会議の3つのデメリット

一方で、対面には避けにくい弱みもあります。これらが気になる会議では、Webやハイブリッドを検討する価値があります。

場所と時間の制約が大きい

対面会議は、全員が同じ場所に集まることが前提です。会議室の空き状況にも左右されます。他拠点のメンバーが加わるなら、移動時間と交通費が上乗せされます。

もう一つの負担は、日程調整そのものです。10人の予定を合わせるだけで数日かかることもあり、遠方からの出張が絡めば準備の手間はさらに膨らみます。

議論が脱線しやすい

気軽なやり取りが生まれやすい分、雑談や余談で本題から逸れます。声の大きい人の意見に場が引っ張られる、口を挟みにくい空気ができあがる、といったことも起こります。

同じ場にいるだけで、議論の質が高まるとは限りません。対面会議でも、時間や論点を管理する進行役を置くことが大切です。

記録が参加者任せになる

対面会議では、記録担当者を決めないまま会議が進むと、決定事項が十分に残らないおそれがあります。Web会議には録画やチャットの保存機能がありますが、対面会議でも録音機器や議事録作成ツールを使えば記録を残せます。大切なのは、会議の形式にかかわらず、記録を残す方法を事前に決めておくことです。

対面中心の職場で記録方法を検討するときは、「自社の会議室で音声を十分に録れるのか」「誰の発言か判別できるのか」が課題になります。Otolioも、商談や導入相談の場でこうした質問を繰り返し受けてきました。Web会議では参加者ごとの音声を取得しやすい一方、対面会議ではマイクの集音範囲や話者の判別精度を事前に確認する必要があります。

対面会議の記録にCopilotを使えないか調べているなら、対面の会議でCopilotが議事録を作れる条件を先に確かめておきましょう。

Web会議のメリット・デメリット

Web会議の強みは、移動せずに参加でき、録画やチャットなどの記録機能も利用しやすいことです。一方で、発言のタイミングがつかみにくいことや、通信環境に左右されることなどが弱みとして挙げられます。

Web会議の3つのメリット

場所にとらわれない柔軟さが、そのまま利点になります。

どこからでも参加できる

Web会議は、インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどの対応端末があれば参加できます。出張中や在宅勤務中でも利用でき、拠点間の会議や定例報告をWebに切り替えることで、移動時間や交通費を削減できます。

効果が大きいのは、頻度の高い会議です。毎週1時間の会議に片道30分かけて通っている人が3人いれば、4週間で合計12時間を移動に費やします。Web会議に切り替えれば、この移動時間を削減できます。悪天候や交通障害による移動の負担を避けやすい点も、定期的な会議ではメリットになります。

思い立ったときに開ける

会議URLを共有するだけで、その場で始められます。会議室の予約も、全員の移動も要りません。

この速さが役立つのは、急なトラブル対応や、今日中に判断が必要な場面です。「15分だけ集まれますか」と必要なメンバーに呼びかければ、短時間の打ち合わせを設定しやすくなります。会議を開くまでの手間が軽いほど、判断が先延ばしになりにくくなります。

やり取りを記録に残しやすい

Web会議では、録画機能やチャットの保存機能を利用して、会議中のやり取りを記録できます。画面共有の内容も、対応する録画機能を使えば残せる場合があります。保存した記録を共有することで、参加できなかった人も後から内容を確認できます。

ただし、記録を残しても、必要な情報をすぐに確認できるとは限りません。1時間の録画を最初から見返すには時間がかかり、長いチャット履歴から必要な発言を探すのにも手間がかかります。決定事項や担当者を後から確認しやすい形に整理することが大切です。

Web会議の3つのデメリット

画面越しのやり取りには、構造的に避けにくい弱みがあります。

発言のタイミングがつかみにくい

画面越しでは相手の間合いを読み取りにくく、発言を始めるタイミングに迷うことがあります。ほかの人の発言を待っているうちに別の人が話し始めたり、マイクのミュートを解除している間に発言の機会を逃したりする場合もあります。こうした小さな障害が、発言のしにくさにつながります。

特に、会議への参加経験が浅い人や、発言に慣れていないメンバーは、話し出すタイミングをつかみにくい場合があります。発言の機会が一部の人に偏ると、ほかの参加者が持つ情報や意見を十分に引き出せないおそれがあります。会議で発言が出てこない原因と対策は別の記事で詳しく整理しています。

通信環境で音声が途切れる

回線が不安定だと、音声が途切れたり遅れたりして会議の流れが止まります。マイクやスピーカーの品質も、聞き取りやすさを左右します。また、周囲の生活音によって発言が聞き取りにくくなる場合もあります。

厄介なのは、聞こえなかったことを言い出しにくい点です。「自分の環境だけかもしれない」と考えて質問を飲み込み、重要な情報を聞き漏らしたまま終わってしまいます。

議論が深まりにくい

会話のキャッチボールには、わずかな遅れが生じます。その分、言葉を重ねるテンポが落ちます。画面越しでは相手の反応も読み取りにくく、話していて手応えがないと感じることもあるでしょう。

アイデア出しのように、その場の勢いが成果を左右する会議では差が出ます。思いつきを口に出しづらく、発想が広がりにくくなります。

対面とWebを使い分ける3つの判断軸

会議形式に迷ったときは、目的・参加者・論点の複雑さの3つを確認します。この順番で整理すると、対面とWebのどちらが適しているかを判断しやすくなります。

  • 会議の目的:信頼構築や発散が目的なら対面、報告や確認が目的ならWeb向き
  • 参加者:初対面など関係づくりが重要なら対面、多拠点・遠方を含むならWeb向き
  • 論点の複雑さ:誤解が生じやすい難しい議題なら対面、共有事項の確認ならWeb向き

3つ見て判断が分かれたときは、ハイブリッド会議が選択肢になります。それぞれの軸を順に見ていきましょう。

1. 会議の目的で選ぶ

最初に確かめるのは「その会議で何を達成したいか」です。目的が変われば、向いている形式も変わります。

信頼関係を築いたり、アイデアを発散させたり、活発に議論したりすることが目的なら、相手の表情や場の雰囲気を把握しやすい対面会議が向いています。進捗の報告や決定事項の確認のように、情報が正確にやり取りできれば足りる目的なら、移動のないWeb会議で十分です。

新規プロジェクトのキックオフは対面、毎週の進捗確認はWebというように、目的に応じて形式を使い分けると判断しやすくなります。

そもそも会議の目的が曖昧なまま集まっているなら、形式を考える前にそこから整えたほうが早いでしょう。会議の目的の決め方を先に押さえておくと、形式選びも進行も楽になります。

2. 参加者で選ぶ

2つ目の軸は「誰が参加するか」です。参加者の関係性と所在地が、形式選びの分かれ目になります。

初対面の取引先との顔合わせや、関係づくりが必要な少人数の会議は、対面の価値が高くなります。一方、参加者が複数拠点に分かれている場合や、遠方・海外の拠点や在宅勤務のメンバーが参加する場合には、Web会議のほうが現実的です。

人数も判断材料になります。参加者が増えるほど、全員の日程を合わせたり、十分な広さの会議室を確保したりする負担が大きくなります。大人数の定例会議では、参加者の所在地や移動の負担を踏まえて、Web会議を検討するとよいでしょう。

3. 論点の複雑さで選ぶ

3つ目は「扱う論点が複雑かどうか」です。話の難しさによって、伝わりやすい形式は変わります。

込み入った仕様の説明や、受け取り方が人によって分かれるデリケートな話題は、対面が向いています。図を描いて補い、相手の表情を見ながら言葉を足せるからです。すでに合意が取れている内容の確認や、資料を画面共有すれば伝わる共有事項なら、Web会議で問題なく進みます。

評価面談や込み入った条件交渉には対面会議、定例の数字報告にはWeb会議が向いています。論点の難易度で切り分けると、判断に迷いが出にくくなります。

対面・Web・ハイブリッドのケース別の選び方

ここまで紹介した3つの判断軸を、具体的な会議に当てはめてみましょう。対面・Web・ハイブリッドのそれぞれに向いている会議を紹介するので、自社の会議に近いケースを確認してみてください。

対面会議が向いている会議

対面が向いているのは、関係性や熱量、議論の深さが成果を左右する会議です。

  • プロジェクトの立ち上げ・キックオフ:メンバー同士の信頼関係づくりが重要
  • 初回の商談・取引先との顔合わせ:相手の人となりを知り、誠意を伝えたい
  • アイデア出し・ブレインストーミング:その場の発想や空気感が成果に直結
  • 評価面談・込み入った1on1:表情やニュアンスを丁寧に汲み取りたい

共通しているのは、言葉そのものだけでなく、表情や反応などの情報が成果を左右する点です。移動のコストをかけてでも同じ場所に集まる意味があるかどうかを、判断材料にしてみてください。

Web会議が向いている会議

Web会議が向いているのは、効率とスピード、参加のしやすさが求められる会議です。

  • 定例の進捗報告・確認会:短時間で済み、頻度も高い
  • 多拠点・遠方メンバーが参加する会議:移動コストをかけずに集まれる
  • 急ぎの打ち合わせ・緊急対応:URLを共有すればすぐ開催できる
  • 資料共有が中心の説明会:画面共有で十分に伝わる

これらは、参加者が同じ場所に集まることよりも、情報共有の効率や開催のしやすさが重視される会議です。Web会議を活用することで、移動の負担を抑えながら必要な打ち合わせを継続できます。

ハイブリッド会議が向いている会議

3つの軸で判断が分かれるときの選択肢が、ハイブリッド会議です。一部のメンバーが会議室に集まり、残りがオンラインで参加する形式を指します。

例えば、本社のメンバーは会議室に集まり、地方拠点や在宅勤務のメンバーはオンラインで参加します。この方法なら、対面での議論のしやすさとWeb会議の参加しやすさを両立できます。

課題もあります。会議室側とオンライン側では、音声の聞こえ方や発言の機会に差が出やすくなります。対策として、発言を順番制にすることと、会議室内の雑談やジェスチャーを進行役が言葉にして伝えることが有効です。環境の整え方や進め方はハイブリッド会議を成功させるコツにまとめています。

形式を問わず会議の成果を高める3つのポイント

形式を選び分けても、会議そのものが機能しなければ成果は変わりません。押さえるのは3つです。対面・Web・ハイブリッドのどれを選んだ場合でも共通して効きます。

目的とゴールを事前に共有する

成果を左右するのは「何を決める会議か」が明確かどうかです。目的とゴールを事前に参加者へ共有しておくと、議論の脱線を防ぎ、限られた時間で結論にたどり着けます。

アジェンダに「この会議のゴール:来月の施策を1つ決める」と書いておくだけでも、参加者の意識は揃います。書くのは一行で十分です。対面で起こりがちな脱線も、Webで起こりがちな間延びも、目的の共有で抑えられます。

進行役を置く

進行役(ファシリテーター)とは、議論の流れを整理し、参加者の発言を引き出しながら時間内にゴールへ導く役割のことです。基本的な役割は共通していますが、会議の形式によって特に意識すべき点が変わります。

対面会議では、議論が脱線しないように進行を管理することが大切です。Web会議では、発言が一部の参加者に偏らないように配慮します。ハイブリッド会議では、会議室側とオンライン側の両方に目を配り、参加者が公平に発言できるように進行することが求められます。

形式ごとに進行役が特に意識すべき点を把握しておくと、担当者は準備を進めやすくなります。会議の冒頭で進行方法を共有しておくことも有効です。「今日はこの進め方でいきます」と伝えることで、参加者も会議の進め方を理解しやすくなります。

記録を仕組みで残す

会議の記録は、人任せではなく仕組みで残します。決定事項・担当・期限が残らないと、次回の会議で同じ議論をやり直すことになるからです。

Otolioが実施した250件以上の導入企業アンケートで最も多く語られたのは、議事録づくりの負担でした。作成に時間を取られて本来の業務に手がつかない、会議の数に記録が追いつかない、という悩みです。

対面からWebに切り替えても、議事録の作成を人の手で行うのであれば、その作業負担は残ります。会議形式だけでなく、記録の作成方法も見直すことが大切です。

形式を選び分けるなら、記録の入口も1つに絞れません。会議室で集音マイクを使う日もあれば、Web会議にそのままつなぐ日も、録音済みの音声を後から取り込みたい日もあるでしょう。どの入口から入っても同じ形で記録が残ることが、使い分けを続けられる条件になります。

この条件を満たす選択肢の一つがOtolioです。会議業務を丸ごと自動化するAIエージェントで、録音から要点・決定事項・次のアクションの整理までを引き受けます。記録係を一人に固定しなくても、決まったことが同じ形で残ります。

国内外に拠点を持つ化学品の商社では、拠点をまたぐ報告会が月に10回を超えることもありました。発言録に近い忠実な議事録を作っていたため、その作成に会議時間の1.5倍以上を費やしていたといいます。

記録を作る工程そのものをAIに任せる形に変えたところ、議事録作成の工数は半分ほどに縮みました。事業企画を担う部署が決め手に挙げたのは、会議室の参加者とオンラインの参加者が混ざる会議でした。集音マイクを使う場面でも、記録は同じように残りました。

参考記事:Otolioは「救世主」。議事録作成工数の半減により、業務効率向上を加速!

会議の記録を自動化する手段はいくつもあります。自社に合うものを選びたい方は、議事録ツールの選び方と比較で選び方の軸を確認しておきましょう。

まとめ|会議の目的から形式を選ぼう

対面会議は、表情や声のトーンまで伝わることが強みです。Web会議は、移動せずに参加でき、録画やチャットなどの記録機能を利用しやすい形式です。対面会議とWeb会議に優劣はありません。会議の目的・参加者・論点の複雑さの3つで振り分けるのが使い分けの基本です。

使う順番にも意味があります。まず目的を確かめ、次に参加者の顔ぶれと所在地を確認し、最後に論点の難しさを踏まえて調整します。目的があいまいなまま参加者の都合だけで決めると、集まったのに何も決まらない会議になりがちです。判断が分かれたときは、ハイブリッドという第三の選択肢もあります。

どの形式を選んでも残るのが、決定事項をどう記録・管理するかという問題です。会議形式に応じて録音方法を変えることは問題ありませんが、記録の保存先や管理方法がばらばらだと、何がどこで決まったのかを後から確認しにくくなります。次の会議の形式を決めるときは、記録の保存・管理方法もあわせて考えてみてはいかがでしょうか。

対面でもWebでも、記録は同じ仕組みで管理する

会議ごとに対面とWebを選び分けるほど、記録の形はばらつきます。Otolioなら、Web会議はカレンダーの予定から自動で参加し、対面会議は集音マイクで録音します。どちらから入っても、文字起こしから要点と決まったことの整理までは同じ形で進みます。要点に付いた時刻をクリックすれば、その場面の音声をすぐ聞き直せます。次の会議でそのまま試して、記録に使っていた時間が本当に減るのかを確かめてみてください。

この記事を書いた人
エピックベース株式会社|マーケティング部|青木喬平

2023年にエピックベースに入社し、累計利用社数8,000以上「Otolio」のマーケティングを担当。 本ブログでは、議事録・文字起こし・生成AI・AIエージェントに関するノウハウや、企業が業務効率化の実現・DXの推進に必要な情報を現場のリアルな視点からお届けしています。 ※ 本ブログはOtolio運営元であるエピックベース株式会社の社員が執筆・編集しています。

よくある質問とその回答

Q. 対面会議とWeb会議は、結局どちらを選ぶのが正解ですか?

正解は会議ごとに変わります。目的・参加者・論点の複雑さの3つを順に確かめて決めてください。信頼関係づくりやアイデアの発散、誤解が生じやすい議論なら対面が向いています。進捗の報告や事実の確認が中心で、参加者が複数拠点に分かれているならWeb会議です。

Q. ハイブリッド会議はどんなときに選べばよいですか?

ハイブリッド会議が向くのは、参加者の都合が対面とWebで割れたときです。本社のメンバーは会議室に集まれても、地方拠点や在宅勤務のメンバーは移動しにくい場合があります。こうした会議なら、対面の議論のしやすさとWebの参加しやすさを同時に取れます。ただし会議室側とオンライン側では発言の機会に差が出やすく、発言を順番制にするなどの進行の工夫とセットで選ぶ必要があります。

Q. 対面会議の記録は、スマートフォンの録音だけで残せますか?

少人数で距離が近い会議なら、スマートフォンの録音でも実用になります。難しくなるのは、人数が増えて話し手との距離が開いたときです。声の小さい人の発言が拾えず、誰が話しているかも判別しづらくなります。大きめの会議室や参加人数の多い会議では、集音マイクの利用を検討するとよいでしょう。ただし、机の中央に1台置くだけでは、参加者全員の声を十分に拾えない場合もあります。会議室の広さや座席配置、マイクの集音範囲を確認し、本番と同じ条件で試してから決めることをおすすめします。

Q. 対面会議でも議事録をきちんと残すにはどうすればよいですか?

「誰かが記録しているだろう」という状態を避けることが大切です。誰が書くか、いつまでに共有するか、どこに置くかの3つを会議の前に決めておきましょう。そのうえで、録音から文字起こしまでを自動化しておくと、記録係が議論から外れずに済みます。

Q. 形式を変えると会議の進め方も変える必要がありますか?

土台になる進め方は、形式が変わっても同じです。目的とゴールを事前に共有し、進行役を置いて、記録を仕組みで残すことが基本となります。この3つを押さえておくことで、対面・Web・ハイブリッドのどの形式でも、会議を円滑に進めやすくなります。ただし、進行役が特に注意すべき点は形式によって異なります。対面では議論の脱線、Webでは発言の偏り、ハイブリッドでは会議室側とオンライン側の参加機会の差に配慮します。

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