ディスカッション議事録の書き方|テンプレ・例・コツをわかりやすく解説
この記事でわかること
- ディスカッションの議事録の基本構成要素
- ディスカッションの議事録を作成するときのコツと注意点
- ディスカッションの議事録を作成するときに役立つAI議事録ツール
ビジネスの現場では、チームのミーティングやプロジェクトのブレインストーミングなど、日々さまざまなディスカッションが行われています。ここで欠かせないのが「議事録」です。ディスカッションの内容を記録し、会議後に振り返ったり、プロジェクトなどの関係者と情報共有する際に欠かせません。
ディスカッションは意見が飛び交うほど深まりますが、「発言者が次々と変わって記録が大変」「自由に飛び交う意見や移り変わっていく話題をまとめるのが難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ディスカッションにおける議事録の作成について、議事録の基本構成から、作成のコツ、作成時の注意点までを解説します。また、議事録作成を手助けしてくれる便利なAIツールまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
また、ディスカッションの議事録作成時間を削減したい方は、ぜひ使えば使うほど精度が上がるOtolio(旧:スマート書記)をお試しください。Otolioは特許取得済の独自アルゴリズムを活用し、機密情報を学習させることなく、使えば使うほど各社に最適されたAIの活用ができ、議事録作成時間を大幅に削減できます。
Otolio(旧:スマート書記)を14日間無料で試す or 資料を請求する
Otolio(旧:スマート書記)がわかる人気3点セット資料(サービス概要・導入事例・機能詳細)をみる
議事録とは
議事録とは、会議や打ち合わせの内容、決定事項、参加者の発言や意見を記録した文書のことです。単なる「記録」ではなく、議事録には以下のような役割があります。
- 会議内容を正確に共有する(参加者・非参加者の双方に)
- 意思決定の背景やプロセスを可視化する
- 次に取るべきアクションを明確にする
特にビジネスにおいては、会議の内容をその場限りにせず、再利用・共有できる状態にすることが重要です。
そのため議事録は、発言をそのまま並べるのではなく、「何が議論され、何が決まり、次に何をすべきか」が一目で分かる形に整理する必要があります。
また、会議が長時間にわたる場合や複数の論点が扱われる場合、議事録がなければ内容を正確に振り返ることは困難です。議事録を作成することで、会議の成果を確実に残し、意思決定や業務のスピードを高めることができます。
ディスカッション議事録の特徴
ディスカッション形式の会議では、自由に意見が交わされるため、一般的な会議とは異なる観点で議事録を作成する必要があります。
通常の議事録とディスカッション議事録の違いは以下の通りです。
| 項目 | 一般的な議事録 | ディスカッション議事録 |
|---|---|---|
| 会議形式 | あらかじめ決まった議題に沿って進行 | 自由な意見交換・ブレインストーミングが中心 |
| 構成 | 議題ごとに整理 | 論点・話の流れごとに整理 |
| 焦点 | 決定事項・ネクストアクション | 意見の内容・議論の過程・意思決定プロセス |
| 記録対象 | 発言・決定事項を網羅的に記録 | 要点・論点・結論に至る流れを整理して記録 |
| 論点の扱い | 各議題ごとの結論を明確に記載 | 複数視点・対立意見も含めて記録 |
このように、ディスカッション議事録では「結論」だけでなく、どのような議論を経てその結論に至ったのか(意思決定プロセス)が重要になります。
その理由は、以下のような場面で役立つためです。
- 後から意思決定の背景を確認できる
- 異なる意見や検討過程を再利用できる
- 次回の議論の出発点として活用できる
一方で、ディスカッションは話題が広がりやすく、発言も多岐にわたるため、すべてをそのまま記録すると「読みづらい議事録」になりがちです。そのため重要なのは、論点ごとに整理し、要点を抽出して構造化することです。
ディスカッションの議事録|7つの基本構成要素
それでは、まずはじめにディスカッションの議事録の作成する際の基本構成要素から解説します。
1. 会議の基本情報
議事録は記録として残すという目的で作成しているので、まずはじめに「いつ・どこで・誰が」参加していたかの基本情報として記載しましょう。記載する基本情報は以下の通りです。
- 会議名
- 開催日時:年月日・曜日・時間帯まで記載
- 開催場所:オンライン開催の場合はその旨も記載
- 参加者(欠席者):部署や役職もセットで
- 記録者
2. 議題・ディスカッションテーマ
議事録を読んだ際に「何について話し合った」議事録なのかが明確にわかるように、議題やディスカッションのテーマ、または目的を記載しましょう。記載するのは会議名ではなく「議論の主題」を書きます。また、必要に応じて、どうしてそのディスカッションをすることになったのか、話し合う理由や背景も併せて記録を残しましょう。
3. 議論の概要
ディスカッションの議事録は、議論の内容が広がりがちなので、冒頭で議論全体の流れを記載しておくと全体像が把握しやすくなります。簡潔に概要を記載したあとに、詳しく議論内容や発言内容をまとめておくと、よりわかりやすい議事録になります。
4. ディスカッション内容・主な発言内容
ここでは議論されたトピックや論点ごとに見出しをわけて、ディスカッション内容を記載するのがおすすめです。ひとつの論点ごとに以下の項目を記載しておくとよいでしょう。
- 議論されたトピック・論点
- 発言者
- 発言内容
- 発言の意図や背景なども記載できると◎
- 意見の整理
- 賛成意見や反対意見の要点とその理由
- 論点のまとめ
ディスカッションの議事録は、一般的な議事録とは異なり、議論の結論だけを記載するのではなく、賛成意見や反対意見、またはディスカッションを行う中でどういう変遷を経て結論に至ったかの過程や背景など、意思決定のプロセスを記載するのがポイントです。
5. 結論・決定事項
ディスカッションの結果、決まったことや、合意された内容を明確に記載しましょう。決定に至った経緯なども簡潔に記述すると良いでしょう。また、そのときの議論では結論がでなかった未決定事項や、議論の中で出てきた懸念事項、今後に向けた検討課題などがある際は、その旨もここに記載します。
6. ネクストアクション
ディスカッション後は、その内容をもとに「誰が」「いつまでに」「なにを」やるのかを明確に記載しましょう。全員で共有すべきネクストアクションや特に強調したり、担当者と期日は箇条書きで記載するなど、見やすいように工夫すると良いでしょう。
7. 備考
備考欄には上記以外で必要に応じて共有する情報を記載します。例としては、次のような情報を記載します。
- 次回会議予定
- 補足事項
- 添付資料
そのほか、今後の取り組みやディスカッションの参考になるような情報であったり、議論から派生した話題や課題などを記録しておくと、この先の継続的な議論に役立つことがあります。
ディスカッション議事録のテンプレート
以下は、先に説明した7つの構成要素に沿ったディスカッション議事録の基本テンプレートです。コピペしてすぐに使える形になっています。
【会議名】
【日時】
【開催場所】
【参加者(欠席者)】
【記録者】■議題・目的(背景)
・
■議論の概要
・
■ディスカッション内容
・論点①:
– 発言者:
– 発言内容:
– 意図・背景:
– 賛成意見:
– 反対意見:
– 論点まとめ:・論点②:
– 発言者:
– 発言内容:
– 意図・背景:
– 賛成意見:
– 反対意見:
– 論点まとめ:■結論・決定事項(未決定事項・課題)
・
■ネクストアクション
・担当:
・期限:
・内容:■備考
・次回会議:
・補足事項:
・添付資料:
ディスカッション議事録の記入例
実際の記入イメージは以下の通りです。
【会議名】新規サービス企画ミーティング
【日時】2026年3月30日 10:00〜11:00
【開催場所】オンライン(Zoom)
【参加者(欠席者)】山田、佐藤、鈴木(欠席:田中)
【記録者】佐藤■議題・目的(背景)
新規サービスの方向性検討(既存事業の成長鈍化を受けて検討開始)
■議論の概要
ターゲット顧客と提供価値について意見交換を実施
■ディスカッション内容
・論点①:ターゲット顧客
– 発言者:山田
– 発言内容:若手社会人向けが有力
– 意図・背景:可処分所得がありニーズが明確
– 賛成意見:市場規模が見込める
– 反対意見:競合が多い
– 論点まとめ:若手社会人を第一候補として検討・論点②:提供価値
– 発言者:佐藤
– 発言内容:時短・効率化ニーズが高い
– 意図・背景:既存顧客の課題と一致
– 賛成意見:ニーズが明確で訴求しやすい
– 反対意見:差別化が必要
– 論点まとめ:時短支援を軸に検討■結論・決定事項(未決定事項・課題)
若手社会人向けの時短支援サービスとして検討を進める
■ネクストアクション
・担当:山田
・期限:4月5日
・内容:競合サービス調査■備考
・次回会議:4月7日予定
・補足事項:市場データを次回共有
テンプレートを使う際のポイント
テンプレートを使うことで効率的に議事録を作成できますが、より実用的にするためには以下を意識しましょう。
- すべてを埋めようとせず「重要な論点」に絞る
- 論点ごとに整理して記録する
- 結論とネクストアクションは必ず明確にする
特にディスカッション議事録では、「何が決まったか」だけでなく「どのように議論されたか」が重要です。
テンプレートをベースにしつつ、議論の流れが自然に伝わるように整理することが、読みやすく実用的な議事録を作るポイントです。
ディスカッションの議事録を作成する際の4つのコツ
1. 議論の「目的」と「テーマ」を意識して作成する
ディスカッションは、自由に意見が飛び交うため、どこまで記録に残せば良いのか迷う方も多いでしょう。迷ったときは議論の「目的」や「テーマ」を意識して、そこから大きく外れた発言内容に関しては、記録の対象外にしましょう。すべての発言を拾うのではなく、議論の目的やテーマに対して重要なポイントを捉えるように意識するのがコツです。
2. 論点ごとにメモを分けて記録する
議事録作成者は、会議中に議論と並行してメモを記録しておくと記憶の曖昧さを防げます。メモは論点ごとに分けて記録しておくと、あとから見返す際に便利です。議論と並行してメモを取ることが難しい場合は、会議を録音・録画したり、AI議事録ツールの活用もおすすめです。
AI議事録ツールについては、「AI議事録ツールで議事録作成を効率的に!」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
3. 対立意見など複数視点も記録する
ディスカッションの議事録は、結論だけを記載するのではなく、意思決定のプロセスを記載することが重要です。そのため、決定事項だけでなく、対立意見や複数視点の意見も記録しましょう。記録の際は公平性に重点を置いて、特定の意見だけを強調せずに偏りない記録を意識しましょう。
4. 結論は強調して書く
ディスカッションの過程も記録するため、議事録の情報量は必然的に多くなります。したがって、議論の結論やネクストアクションは強調して記載することで、読み手にわかりやすく伝わりやすい議事録になります。また、結論だけでなく、ネクストアクションも強調して記載し、曖昧な表現はせずに具体的に記載するようにしましょう。
ディスカッションの議事録を作成する際の3つの注意点
1. 客観的かつ簡潔に記録する
ディスカッションでは様々な意見が飛び交います。複数の視点で飛び交う意見を公平に記載するために、発言内容に忠実に記録を残し、記録者の主観は入れないように注意しましょう。また、誰の発言なのか不明な場合に「~と思われる」のような曖昧な表現は避けましょう。
発言者の特定が難しい、という場合は、話者識別機能を搭載したAI議事録ツールの活用がおすすめです。AI議事録ツールは会議音声からテキスト情報に文字起こししてくれますが、文字起こしの際に発言者を識別して文字起こししてくれるので、誰が発言したのか簡単に記録に残すことができます。
2. 発言をそのまま記載するのではなく要点で書く
発言は主観を入れず客観的かつ公平に記載しますが、その際にそのまますべて一言一句書き残さずに、要点で書くようにしましょう。発言をすべてそのまま記載すると情報量が多くなり、読み手にとって読みづらく伝わりづらい議事録になってしまいます。重要なポイントは、発言に絞って記録することです。完璧を目指しすぎないように注意しましょう。
3. プライバシー・個人情報・機密情報に配慮する
会議中のメモが追いつかない際は、録音や録画を活用することもあるかと思いますが、その際は必ず会議参加者のプライバシーに配慮して、事前に同意を取ってから録音・録画を始めましょう。また、議論内容に個人情報や機密情報が含まれる際は、作成した議事録の共有範囲や管理に注意しましょう。
AI議事録ツールで議事録作成を効率的に!
ここまでディスカッション議事録のコツや注意点を解説してきましたが、実際には次のような悩みを感じる方も多いのではないでしょうか。
- 議論のスピードが速く、メモが追いつかない
- 後から見返しても論点が整理できていない
- 誰が何を言ったか曖昧になる
ディスカッション形式の会議は情報量が多く、手作業で正確に記録するには限界があります。
こうした課題を解決するのが、AI議事録ツールです。
AI議事録ツールを使えば、会議音声を自動で文字起こしし、発言内容や論点を整理できます。
- 話者ごとの発言を自動で記録
- 要点や決定事項を自動抽出
- 議事録作成の時間を大幅に削減
そのため、「メモに追われて会議に集中できない」といった悩みも解消できます。
AI議事録ツールの機能に関する詳しい説明やおすすめのツールは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
本記事ではおすすめのAI議事録ツール「Otolio」についてご紹介します。
Otolio(旧:スマート書記)とは

引用:Otolio
Otolioは使えば使うほどAIの精度が上がるAI議事録ツールです。複雑な設定や用語登録を行わなくても、今まで通り議事録を作成するだけで、各社に最適化された高精度の文字起こしが可能です。
この高精度の文字起こしにより、自動要約や要点抽出が可能なOtolioの機能「AIアシスト」の精度も向上し、議事録やドキュメント作成にかかる時間を大幅に削減することができます。またこれらはAIに学習させることなくAI精度を向上させる特許取得済の独自アルゴリズムを活用しているためセキュリティ面でも安心してご利用できます。
Otolio(旧:スマート書記)の特徴
- 機密情報を学習させることなく、使えば使うほど各社に最適された高精度の文字起こしを提供
- 様々な議事録・ドキュメントの作成時間を削減できるように複数のAI出力形式に対応
- 累計6,000社以上の利用社数。大手企業から自治体まで様々な組織で利用されている信頼性の高いセキュリティ
特にディスカッション形式の会議では、
- 複数人の発言を自動で識別
- 論点ごとに整理された形で記録
- 要点や決定事項を自動で抽出
といった機能により、議事録作成の負担を大きく軽減できます。
まとめ|AI議事録ツールでディスカッションの議事録は効率的に作れる!
本記事では、ディスカッションの議事録を作成するコツや注意点についてご紹介しました。
ディスカッションは自由に意見が飛び交う分、
- 会議中にメモを取る
- 論点ごとに整理する
- ディスカッションテーマごとに意見を要約して結論を記載する
といった作業が非常に大変で時間がかかってしまいます。また、ディスカッションの議事録は、作成者の要約力や構成力に依存する側面が強く、クオリティの統一が難しいタイプの議事録です。
そんなときに役立つのがAI議事録ツールです。会議音声を録音、文字起こししてくれるため、あとからディスカッション内容を振り返りやすく、また、すべてテキスト情報に起こされるので、「メモを取っていて聞き逃してしまった!」という事態も防げます。
ぜひAI議事録ツールを活用して、質の高い議事録を作成していきましょう。
- 会議後の議事録作成に時間がかかっている
- 議事録を作成するために会議中にメモを取っているため、会議に集中できない
- 議事録作成後の言った言わないの確認に時間がかかっている
このような議事録に関するお悩みがあれば、ぜひ一度、使えば使うほどAIの精度が上がる「Otolio」をお試しください。
Otolioは特許取得済の独自アルゴリズムを活用し、機密情報を学習させることなく、使えば使うほど各社に最適される高精度の文字起こしが可能です。高精度で文字起こしができるため、その後の自動要約や要点抽出などの精度も向上し、議事録作成時間の削減が可能です。
またその他にも、以下のような特徴があります。
- 様々な議事録やドキュメント作成に対応できる
- 要約文章の生成、要点や決定事項やToDo・質疑応答の自動抽出など複数の出力形式を選択できる
- 音声を含めた情報共有で会議の振り返りを効率化できる
- 対面会議、Web会議で利用が可能
- 「えー」や「あの」など意味をなさない発言を最大99%カット
- 発言内容をリアルタイムで文字起こし
- 最大20名までの発話を認識し、誰がどの発言をしたかをAIが自動で可視化
累計利用社数6,000社以上の実績、大手企業から自治体まで様々な組織で利用されており、セキュリティ面でも安心してご利用いただけます。まずは14日間の無料トライアルをお試しください。
よくある質問とその回答
Q. ディスカッション議事録と通常の議事録の違いは何ですか?
ディスカッション議事録は、結論だけでなく「議論の過程」や「複数の意見」を記録する点が大きな違いです。通常の議事録が決定事項中心なのに対し、ディスカッション議事録は意思決定に至るプロセスを重視します。
Q. 議事録はどこまで詳しく書くべきですか?
すべての発言を記録する必要はありません。議論の目的に対して重要な論点や結論、意思決定に影響した発言を中心に、要点を整理して記録することが重要です。
Q. 発言者は必ず記載する必要がありますか?
重要な発言や意思決定に関わる発言については、誰の発言かを記載するのが望ましいです。特にディスカッション形式では、意見の背景を理解するためにも発言者情報は有効です。
Q. 録音せずに議事録を作成することはできますか?
可能ですが、ディスカッション形式の会議では情報量が多く、記録漏れが発生しやすくなります。正確性を高めるためには録音やAI議事録ツールの活用がおすすめです。
Q. AI議事録ツールは安全に使えますか?
ツールによりますが、セキュリティ対策がしっかりしているサービスを選ぶことで安全に利用できます。例えばOtolioは、機密情報を学習させることなく精度を向上させる仕組みを採用しており、セキュリティ面にも配慮されています。
Q. 議事録作成を効率化するコツはありますか?
事前に議題や目的を整理しておくこと、論点ごとにメモを取ること、そしてAI議事録ツールを活用することが効果的です。特にディスカッション形式では、リアルタイムでの記録負担を減らす工夫が重要になります。