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Copilotがスーパーアプリに統合|2026年8月18日に消える2機能と会議の記録

Copilotがスーパーアプリに統合

2026年7月、MicrosoftがCopilotを1つのアプリにまとめると公表しました。同じ月に、個人向けCopilotアプリの2つの機能を8月18日で廃止するという告知も、別のページで出ています。

先に答えをお伝えすると、8月18日に廃止されると告知されたのは個人向けアプリの2機能で、Teams会議の録画などから音声の概要を作る法人向けの機能(音声概要)は含まれていません(2026年7月31日時点)。ただし、統合のあとも画面や使い方が今のままだとまでは公表されていません。

ただ、この告知にはもう1つ見ておきたい事実があります。同じ日に廃止される2つの機能で、作ったものが残るか・外に持ち出せるかが正反対でした。「機能が終わるときに中身が残るか」は、サービス単位ではなく機能単位で決まるということです。アプリの形が変わる前提で会議の記録をどこに置くかまで、公式情報で整理します。

会議の記録は、手元に残る形にできる

AIの機能は増えるだけでなく、なくなることもあります。Otolioは会議業務を丸ごと自動化するAIエージェントです。録音から議事録の作成までを自動で担い、できあがった議事録はWordやPDFで手元にダウンロードできます。まずは自社の会議で確かめてみてください。

8月18日にCopilotから消えるもの、残るもの

先に結論をお伝えします。2026年8月18日からなくなるのは、個人向けのCopilotアプリにある「Podcasts」と「Deep Research」の2つです。Teams会議の録画などから音声の概要を作る法人向けの機能(音声概要)には、廃止の告知が出ていません。

注目したいのは、この2つの扱いが正反対だという点です。Podcastsで作った音声はアクセスできなくなり、外に書き出す手段もありませんでした。一方でDeep Researchのレポートは削除されず、Microsoft Wordで開いて保存できます。

同じアプリの、同じ日の廃止で、中身の運命が分かれています。つまり「機能が終わるときに中身が残るか」は、サービス単位ではなく機能単位で決まります。会議の記録を扱う機能も、1つずつ確かめる必要があります。

Microsoftが公式に述べたこと

Microsoftが公式に述べたのは、Copilotを1つの「スーパーアプリ」にまとめること、そして個人向けアプリの2つの機能を2026年8月18日から廃止することです。ここから先は公開されている資料と告知だけにもとづき、報道で語られている内容とは分けてお伝えします。

「スーパーアプリ」はMicrosoft自身の言葉

Microsoftは2026年7月29日の決算説明会で、Copilotを1つの「スーパーアプリ」にまとめると述べました。コード支援も含み、個人向けと法人向けの両方にまたがる統合です。時期については「この四半期」としています。Microsoftの会計年度では、2026年7月から9月までにあたります。

参照:Earnings Release FY26 Q4(Microsoft)

なお報道では、統合の時期は8月とされています。ただしMicrosoftが公開したものではないため、公式に確認できるのは「この四半期」までです。

8月18日に何がなくなる?

なくなるのは、個人向けCopilotアプリの「Podcasts」と「Deep Research」の2つです。どちらも2026年8月18日からで、Microsoftのサポートページで告知されています。

Podcastsは、ウェブから情報を集めて、関心のあるトピックの音声を作る機能でした。会議の内容を音声にするものではありません。Microsoftは、廃止後は作った音声が利用できなくなると明記しています。あわせて「Copilotの中でしか見られず、外に書き出したり保存したりする選択肢はなかった」とも書かれています。無料の利用者も有償の利用者も、廃止後は使えません。

Deep Researchは扱いが違います。Microsoftは「保存済みの調査の中身は、この変更で削除されない」と明記しています。過去のレポートはチャットの履歴から見られ、Microsoft Wordで開いて保存できます。作る機能の代わりは「Researcher」で、Microsoft 365 Premiumの加入が必要です。

2つを並べると、違いがはっきりします。

機能廃止の告知作ったものの扱い外に持ち出せるか
Podcasts(個人向け)2026年8月18日から廃止これまでに作った音声も、アクセスできなくなるできない(書き出す手段がなかった)
Deep Research(個人向け)2026年8月18日から廃止保存済みのレポートは削除されないできる(Wordで開いて保存)
音声概要(法人向け・OneDrive)廃止の告知なし(2026年7月31日時点)作った音声概要をそのまま再生できるできる(元ファイルが暗号化されていない場合、MP3としてOneDriveに保存)

参照:Podcasts in Microsoft Copilot(Microsoft サポート)

参照:Deep Research in Microsoft Copilot(Microsoft サポート)

Copilotが会議の録画から作る音声概要も廃止されるの?

法人向けMicrosoft 365 Copilotの音声概要(audio overview)には、2026年7月31日の時点で廃止の告知がありません。8月18日で廃止すると告知された対象に、この機能は含まれていません。

OneDriveの音声概要は、Word文書やPDF、Teams会議の録画から、音声の形で概要を作るものです。職場や学校のアカウントでOneDriveを使う人が対象です。会議の音声を文字の議事録に変える機能とは別物で、出てくるのは聞く形の概要です。

作った音声概要は、音声プレーヤーから「OneDriveに保存」もできます。保存されるのはMP3のファイルで、置き場所はOneDriveのRecordingsフォルダーです。ただし元のファイルが暗号化されている場合、この保存の選択肢は出ません。持ち出せるのは作られた音声概要であって、元の会議の録画や文字起こしが一式で出てくるわけではない点は、押さえておきたいところです。

廃止されるPodcastsとは、対象も中身も別の機能です。「Copilotの会議の音声要約がなくなる」と受け取ると、社内への案内を誤ります。なお、Teams会議のあとに出る要点やAIのメモ(インテリジェント会議要約)も、音声概要とは別の機能で、今回の告知には出てきません。会議の要約に誰のライセンスがいくら要るかはTeams会議の要約に必要なライセンスと費用で整理しています。

個人向けと法人向けで扱いが違う点は、Copilotで議事録は十分かでも整理しています。

参照:Generate audio overviews with Copilot in OneDrive(Microsoft サポート)

統合と廃止は、伸びているなかで起きている

同じ決算説明会では、公式の数字も示されています。有償のMicrosoft 365 Copilotの席は3,000万を超え、純増数は前の四半期に比べて2倍以上。情報を扱う従業員の過半数にCopilotを広げている企業の数も、75%近く増えています。

Copilotは伸びています。そのうえで統合と機能の廃止が起きている、というのが今回の姿です。

ただしこの数字は、法人向けMicrosoft 365 Copilot全体のものです。廃止される個人向けの2機能がどれだけ使われていたかも、廃止に踏み切った理由も、Microsoftは公表していません。全体が伸びていることと、個別の機能を畳むことは、公式情報のうえでは別の話として置かれています。

終わる日まで含めて選ぶ|Otolioの見立て

ここからは公式の情報ではなく、Otolioとしての見方をお伝えします。事実として確認できるのは前の章までで、以下は解釈です。

なぜ畳むのか。おそらく理由は2つあります。1つは、同じことができる入口が増えすぎたこと。Copilotがあちこちに置かれた結果、どこで何ができるのかが分かりにくくなっていました。もう1つは、伸びているからこそ続けるものを絞る判断が要ったことです。

そう考えると、今回の整理はこれで終わらないと見ておくのが自然です。入口の形も、使える機能の一覧も、これからも入れ替わり続けます。中身のモデルが入れ替わる動きはMicrosoft Copilot優先モデルがGPT-5.6にで扱いました。

だとすれば、記録を扱う機能の選び方は変わります。会議の記録をどこに置くかは、その機能が終わる日に中身が手元に残るかまで含めて決める話です。

機能の一覧で選ぶと、一覧が変わったときに選び直しになります。後から乗り換えるのは、実際にやってみると重たい作業です。

これはMicrosoftの姿勢を疑う話ではありません。廃止の日付を示し、中身が残るのか・持ち出せるのかまでサポートページに書いてあるのは、利用者が確かめられる状態だといえます。問題は、確かめられる状態があっても私たちが確かめていないことのほうです。

会議の記録では、この確認がとくに効きます。会議の会話には、決まったことだけでなく「なぜそう決めたのか」という過程が残っています。加工された議事録だけが手元にある状態と、元の会話に全員が戻れる状態では、後からの議論の質が変わります。会議に出ていない人が推測で話す場面が減るからです。

経営の目線で見れば、これは時短の話ではありません。会議で生まれた会話が組織の資産として残るかどうかの話です。その資産が特定の機能の寿命に左右されない形かを、見ておきたいところです。

会議の記録で確かめる3つのこと

自社で使っている会議の記録の仕組みについて、次の3つを確かめてみてください。どれも、機能が終わる日を待たずに今日できます。

1. 中身を手元のファイルとして出せるか

そのサービスの外で開ける形で出せるかを確認します。Podcastsのように、アプリの中でしか見られず書き出す手段がない機能は、終わるときに中身も一緒に終わります。逆にDeep Researchは、Wordで開いて保存できるため、機能がなくなっても調べた内容は残ります。

Otolioの場合は、できあがった議事録をWordとPDFの形でダウンロードできます。手元のファイルとして持てるかどうかは、契約や機能の変更に関係なく記録を残せるかの分かれ目になります。

2. 出したものが後から読める形か

出せるかどうかだけでなく、出したものが読める形かも見ておきます。音声のファイルだけが手元にあっても、後から必要な箇所を探すのは骨が折れます。文字になっていて検索できるか、誰の発言かが分かるか、決まったことと宿題が分かれているか。この3点があると、時間が経ってから見ても使えます。

なお、誰の発言かを分けるために社員の声を登録するかどうかは、会社として決める論点です。Teamsの音声プロファイルとは?で扱っています。

3. 記録が個人ではなく組織に残るか

記録が個人のアカウントにたまっている状態では、担当者が変わった時点で実質的に失われます。Otolioが実施した250件以上の導入企業アンケートでも、会議の記録が部署ごとに散らばっていて、全社で同じやり方にそろえたいという声が繰り返し挙がります。散らばる原因は、記録が組織ではなく人に付いていることです。

記録を組織に残すには、データを個人ではなく組織に紐づける設計が前提になります。あわせて、そのデータが機械学習に使われないか、どこに保管されるかも見ておきたい点です。

Otolioは顧客のデータをAIの機械学習に使いません。ISO/IEC 27001(情報セキュリティの国際規格)の認証を取得し、国内のデータセンターでデータを扱っています。記録の残し方は会議をナレッジ資産に変える4つのステップでも整理しています。

なお社内では「CopilotやChatGPTがあれば議事録は作れるのでは」という声も出ます。この問いへの答えはCopilotとGeminiを比較で分解しています。

もう1点、入口が変わる前提での備えもあります。統合が起きると、社内の手順書にある画面の説明は合わなくなります。どの案内が画面の見た目に頼っているかを、今のうちに見ておくとあとが楽です。

まとめ|機能は入れ替わる。記録は残す

2026年7月には、Copilotを1つのアプリにまとめる方針と、個人向けアプリの2機能を廃止する予定が、それぞれ別の公式情報として示されました。両者の関係についてMicrosoftは説明していません。ただ結果として、アプリの形が変わる時期に個別の機能がなくなります。しかも同じ日に廃止される2つの機能で、中身の残り方が正反対でした。

ここから引き出せる判断は、機能の一覧で選ぶのをやめる、ということです。一覧は変わります。変わらないのは「終わったときに中身が手元に残るか」という問いのほうです。会議の記録のように時間が経ってから価値が出るものは、とくにこの問いで選んでおきたいところです。

3つの確認のうち、急ぐのは1つ目だけです。手元のファイルとして出せるかどうかは、機能が終わってから調べても間に合いません。残りの2つは、出せると分かったあとでゆっくり見直せます。

8月18日が来る前に、いま自社の会議の記録がどこにあるのかを一度見てみてはいかがでしょうか。

記録が手元に残る形かを、自社の会議で確かめる

会議の記録は、機能が終わる日にも手元に残る形にしておけます。Otolioは会議の録音から議事録の作成までを自動で担い、できあがった議事録をWordやPDFでダウンロードできます。

要点やToDoに付いた発言の時刻をクリックすれば、その場の音声に戻って確認もできます。

よくある質問とその回答

Q. 2026年8月18日にCopilotのデータは消えてしまうのですか?

アクセスできなくなるのは、個人向けCopilotアプリの「Podcasts」で作った音声です。Microsoftは「廃止後は、これまでに作ったポッドキャストが利用できなくなる」と書いています。同じ日に廃止される「Deep Research」については、「保存済みの調査の中身は削除されない」と明記しています。過去のレポートはMicrosoft Wordで開いて保存できます。Copilot全体のデータが消えるわけではないため、影響の範囲は機能ごとに確認してください。

Q. Teams会議の録画から音声の概要を作る機能は使えなくなりますか?

8月18日に廃止すると告知された対象は、個人向けCopilotアプリのPodcastsとDeep Researchの2つで、法人向けの音声概要は含まれていません。この機能に廃止の告知は、2026年7月31日の時点で出ていません。作った音声概要は、元のファイルが暗号化されていなければMP3としてOneDriveに保存できます。ただし統合のあとも画面や使い方が今のままだとまでは公表されていないため、社内に案内するときは「今回の告知の対象には入っていない」までにとどめると安全です。なお、Teams会議のあとに出る要点やAIのメモ(インテリジェント会議要約)は、音声概要ともPodcastsとも別の機能で、今回の告知には出てきません。

Q. Copilotが1つのアプリになるのはいつですか?

Microsoftは2026年7月29日の決算説明会で「この四半期」と述べています。Microsoftの会計年度では2026年7月から9月までにあたります。報道では8月とされていますが、Microsoftが公開した情報で確認できるのは「この四半期」までです。

Q. Otolioで作った議事録は、契約が終わったあとも手元に残せますか?

議事録はWordとPDFの形でダウンロードできるため、契約が終わったあとも手元のファイルとして残せます。ただしトライアル期間が終わったあとは1ヶ月以内にデータが完全に削除されるため、必要なものは期間内にダウンロードしてください。どのサービスでも、記録を手元に残せる形と時期をあらかじめ確認しておくと安心です。

この記事を書いた人
エピックベース株式会社|マーケティング部|青木喬平

2023年にエピックベースに入社し、累計利用社数8,000以上「Otolio」のマーケティングを担当。 本ブログでは、議事録・文字起こし・生成AI・AIエージェントに関するノウハウや、企業が業務効率化の実現・DXの推進に必要な情報を現場のリアルな視点からお届けしています。 ※ 本ブログはOtolio運営元であるエピックベース株式会社の社員が執筆・編集しています。

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